今回、行きたかったのはチャッツワース・ハウスという貴族の館。そこのホームページから知らずに予約したんですが、ホテルは4つ星で、レストランはミシュランでした。
確かにお部屋は快適で、お湯も豊富(ここ大事)、シャワーだけじゃなく、バスタブもあって、ものの2分でお湯がいっぱいに張れました。流すときも、あっというまに排水されましたから、次に入る人が待たされなくてすみます。
シャワーやバスタブのトラブルは、安いホテルにはつきものですが、ここは完璧でした。
蛇口の瀬戸物のハンドルも、古めかしくて素敵。
チャッツワースハウスで作っているクッキーはチョコチップとヘーゼルナッツの薄焼き。 毎日一箱新しいものが置いてありました。ひとつひとつの品質にこだわって選ばれている。
マグカップもチャッツワース・ハウスの柄がプリントされている。
こだわって選ばれたお茶もホットチョコレートも、美味しかったですよ!
ちょっとした家具も、年代物のアンティークやビンテージ。
廊下にあった、「おじいさんの古時計」。
しかし、古い建物にコンテンポラリーのアートがいっぱいかかっているのは、やはりホテル経営のチャッツワース・ハウスの方でサザビーズのイベントなどやるからでしょうか。
下は2011年に開かれたBeyond the Limitsという彫像展示会。
草間彌生さんや、カイカイキキの村上さんの作品の展示もあったんですね。
ホテル前の草原から、チャッツワース・ハウスまで、歩いていけるフットパスがあるようです。
客室の数はそんなに多くないようですが、ピーク・ディストリクトを歩く客がここを拠点にして、数か所のウオークを楽しむようです。
こじんまりとした居心地の良いエントランスの左隣には、バーとバルコニーのあるカフェが。そして右手には、ミシュランの星つきのレストランが。朝ごはんもレストランでいただきます。
こちらが朝ご飯。
カテラリも銀器でどっしり。
トーストは1枚だけにしました。
ジュースはオレンジのしぼりたて。おいしかったです。
この紙は初めてみました。面白い形。なんでしょう。
熱いお茶が銀器に入っていると、ハンドルが焼けるように熱くなります。
そこに被せて持つ専用のティッシュだそうです。 しかし、けっこう滑るので、なかなか難しいです…。
ちなみに2つあるポットの、細くて背の高い方は、おかわり用のお湯がはいってます。この2番目のポットは、濃いお茶を薄めるためのもの、とどこかで言ってる人がいましたが、マチガイです。茶葉が入っているポットにお湯を足しておいて、お代わりをまた飲めるようにしておくためのお湯が入っているのが、2番目のポットです。
2日目の朝はカベンディッシュブレックファストにしました。伝統的英国風フルモンティです。だけど、ブラック・プディングはいらない、と断りました。この黒いのは、キノコです。
トーストは、ホワイトブレッドもブラウンブレッドも、カリカリ焼けていておいしかったです。バターにマーマレードは定番。もう一つはなんだったんでしょう。夫に聞いたけど、わからない、とのことでした。ルバーブかも。