長くて寒くて暗いイングランドの冬がやっと終わり、春がきた~!と実際に感じるような陽気の日々が続いております。
庭の木々も新芽がふきはじめ、花も次々と咲いてくれます。
先日お伝えしたライラック。 一枝切って、部屋に持ち込みました。
本当に良い香り! 春を伝える明るい香りです!
これは、一番丈夫な野生に近い種のライラック。まえにもっと豪華絢爛な白と紫の混ざりのライラックを植えたのですが、3年ほどで枯れてしまいました。日当たりの悪さか、土が合わなかったか…。
しかし、このライラックは、植えてもいないのに池の周りのわずかな土地に生えて、年々大きくなってきています。 丈夫です。
昔、母が使っていた化粧品の「クリーム・サシェイ」という練り香水にライラックの香りがあって、その箱に描かれた可憐なライラックの花がまさにこの通り。香りもまさにこの香り。
当時10歳ぐらいだった私は、手首にちょっとそのクリームをつけてもらって、何度も良い香りを楽しみました。
母との懐かしい思い出です。
美しい小花がたくさん集まって咲くタイプの花は、大好き。そもそも、紫色の花が大好きです。
本当に可憐。
そして、外のチューリップも長持ちしています。
今、また新しい種の球根から次々とつぼみが立ち上がっています。
これです。 かなり細長くて、先がとんがっています。
どんな花になるかな~。楽しみすぎます!
これも、ピンクのはずです。
そして、海棠はいま満開です! 夫が枝を切ってしまったので、「しだれ」になっていないのが残念ですが…。
こちらは玄関前のリンゴの木です。 やっとつぼみが出て、咲き始めました。
今年は、花の数が少ないかな~。 この夏は、りんごの実がなるところを見られそうです。もっと咲いたら、絵筆を使って、ポリネイトします。
毎朝、手袋をはめてナメクジを採集しているせいか、やっとパンジーとビオラが咲き始めました。いや、これまでも咲いていたんですが、つぼみのうちに食われていて、花になれないものが多かったのです。
今日も、巨大なカタツムリを5匹、ナメクジは大中小合わせて20匹ぐらい集めましたよ…。いくらとっても毎日出ますが、だんだん数は減ってきています。
この右の紫のは、これまでまったく花になれませんでしたが、今は4つぐらい咲いています。
ビオラは人間用にもエディブルフラワーとしてサラダなんかになるから、おいしいんでしょうね。
こちら、ローズマリーはさすがに無事ですが...
ナメクジとの攻防戦は毎朝続きます...
そして、先日タネをまいておいた植物の芽が出始めました! 種はみんなおととしの夏に採集したもの。ちゃんと芽がでるんですね!
紫のポピーと、たしか、Love in the Mist, ちょっと日本名は分かりませんが、水色の綺麗な花です。 名前シールを貼っておかなかったので、違うかも、ですが、種からみると、おそらくそれ。
手前の元気の良いのが、Love in the Mist、だと思います。
そして細くてひょろひょろしているのが、ポピーです。ナメクジに目をつけられたら、一晩で全部食べられちゃいますから、夜は温室に入れています。