ケイト妃のクリスマス・コンサート | ロンドンつれづれ

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先日、雪景色の美しいウェストミンスター寺院で、ケイト皇太子妃によるクリスマスコンサートが開かれた。
 
ウイリアム皇太子、ケイト妃、ジョージ王子とシャーロット王女はファミリーでのカラーコーディネイトでブルーとブルガンディのコートでお出まし。
 

 

ケイト妃はホストとしての役割を果たした。

 
 
 
以下は、ロイヤル・ファミリー チャンネルの動画。

 

 

 
子どもたちなどに挨拶するケイト妃。

 

 

 
1988年から、王室ではスコットランドのサンドリンガム城に集まって家族のクリスマスを楽しんできたが、チャールズ国王になって初めてのクリスマスも、その伝統を引き継ぐということだ。女王はクリスマス前には、彼女の父王、そして祖父である王に従い、1500個のクリスマスプディングを作ってお城のスタッフなどに配っていたが、チャールズ国王もその伝統を引き継ぐと見られている…。
 

 

 
 
 
ところで、英国では、紙幣や貨幣を現国王の顔入りに急ぎ作り変えており、その見本を先日発表した。
 
以下が新しい5ポンド、10ポンド、20ポンドと50ポンド紙幣。
 
 
 
 
巷では、チャールズ国王の次男とその嫁が、ネットフリックスなどで王室に対する攻撃を強め、「謝罪」を求めたりしているようだが、王室ではメディアを使って応戦するというような様子も見えず、公的には「黙殺」を決め込む様子である。
 
これもまた、エリザベス女王のころからのしきたりであり、「王室は反論しない、説明しない」という主義を貫くつもりだろうか…。
 
 
ハリーとミーガンは英国ではどんどん人気が下がり、今は何を言っても英国民からは相手にされなくなってきている。 ガーディアン紙では、「人気が落ちたとしても、ハリーとメーガンは庶民が王室に求める一番のものを国民に提供し続けている」と皮肉を言っている。すなわち、王室の醜聞、ということだろうか。
 
人々がmedia whoreとまで呼ぶメーガンと違い、口をつぐんで家族のプライバシーはしゃべらないケイト妃は、黙って公務に励むところをしっかりと見せて、着実に国民からの評価を上げている。 立場をわきまえた聡明さと言えよう。
 
ハリーとメーガンが悪口を言えば言うほど、チャールズ国王やウイリアム皇太子、そしてケイト妃の英国内の人気は盤石になるという図が出来上がっていることをハリーは理解できないのかもしれない。
 
あるいは彼らの見ているのはアメリカ国民とアメリカメディアに英王室のプライバシーを切り売りするビジネスであって、すでに英国でどう思われようと、気にしていないのかもしれない…。