雪の結晶 | ロンドンつれづれ

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ブログ友達さんのところで、「フラクタル」という面白い言葉を拾わせていただきました。数学者のかたです。 で、さっそく興味を持って調べてみることに。


フラクタルとは、自己相似的に拡大しながら繰り返されている複雑な図形で、フラクタル図形を細かく分けてみると、全体の形状を、ほぼそっくりに縮小コピーしたものが見られる、ということです。 そして自然界にもこのフラクタルを法則とした図形がたくさん存在する、と。

 

そういえば昔見たディズニー映画でも、自然界のフラクタル図形や黄金比、ということを説明していたものがあったような気がします。

 

 

 

下の図形。一番左側はただのシンプルな三角形ですが、同じ三角形を縮小してそれぞれの辺の真ん中に付け加えると二番目の形になります。この星型の各辺の真ん中にさらに縮小した三角をつけます。これを何回も繰り返していくと、どんどん細かい図形になっていき、雪の結晶のようなキレイな図形が出来上がります。

 

 


 

 

 

この図形は、どの部分も違う縮尺の三角形で作られていて、図の中で同じ三角形が繰り返し規則的に現れます。このように、縮尺を変えてもいつまでも同じ形が規則的に続いていく図形を「フラクタル」と言います。 自然の中には、フラクタルによる造形があふれています。

 

 

 

 

ということで、「自然の中のフラクタル」のイメージを探しにいったら、美しい雪の結晶がたくさん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪の結晶には、二つとして同じ形はない、と言いますが本当でしょうか。 世界中にこんなにたくさんの雪が降るのに?

 

美しい雪景色を、最小の単位まで縮小していくと、美しいフラクタルという自然界の法則を見ることができるんですね。

 

自然って、本当に神秘です。