また、改正案は、児童相談所で、一時保護など家庭への介入対応をする職員と、保護者を支援する職員に分けることも定めるというが、本来は児相などの行政は保護者支援に回り、司法が介入など親との対峙に回るべきである。 警察などの司法機関が虐待が疑われる家庭に介入、その後の親教育なども法で強制しないと、なかなか言うことを聞かない親が多いのが実情である。
改正案では、中核市と東京23区が児相を設置し、人員不足の解消にむける努力をするようである。 施設の整備のみならず、人材育成支援をして専門性を高めることが、虐待情報を正確に分析し、正しい介入をするにはかかせない。 それには地方自治体に任せきりにせずに、中央政府がノウハウや助成金で支援する必要がある。 ハイリスク家庭(DV、依存症、メンタルヘルス問題等)を放置せず、適切な介入をできるよう、方針が実施につながることを願っている。
街を歩いていると、子供にひどい叱り方をしている親を見かけることがある。
「お前なんかどっか行けよ!」
「うるせーんだよ! 静かにしろ、ボケ!」
「あ~!おめー見てるとイライラする!あっち行っとけ!」
以上は、私が目撃した例。
父親でなく、母親である。 ああ、この言葉遣い…。
言葉と同時に、背中をどついたり、頭を叩いたりしたりしたものも入っている。
「電車とかで落ち着きない子に対して、母親はスマホから目を離さず『座れ!』って叱ってるのよく見るけど、そんな言い方じゃあそりゃ子ども言うこと聞かんわなと思う」
「この前子供を見失ったらしい父親が『オイどこ行ったんだよ!? 許さねえぞオラ!』って怒鳴ってて、驚いて振り返ったら眼鏡かけたどちらかといえば地味な人だったから余計ビックリした。しかも子供はまだ小さい子だったし。人目がある場所であんな感じなら家だともっと酷いんだろうな」
「スーパーでのこと。1、2歳くらいの子に『てめー静かにしとけ』って言いながら平手打ちしてたから、怖いと思って逃げてしまった。スーパーうろちょろしてたらまた遭遇して、また平手打ちしてた。その子の頬は真っ赤だった。通報しました」
https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190519-29793087-careercn
ただし、私も子育てが一段落して仕事に戻った時・・・・「ああ、仕事ってなんて楽なんだ~~!大人を相手にしているって、なんて楽で楽しいんだ~~!」と心から思ったことを思い出しました。
赤ん坊の時は朝から晩まで泣き声に翻弄され、抱きすぎて腱鞘炎になっても家事は待ってくれず。 当時は紙おむつなんてなかったから、1日何十枚の布のおむつを洗っては漂白し、干したことでしょうか。
1時間も抱いてゆすって、やっと寝た子供をベッドに入れたとたんに目を覚まして泣かれた日には、ああ~・・・としばらく放心状態。 やっと寝てくれた、とほっとしたのもつかの間、夫の帰宅でドアの音に起きてしまった時。 「もっと静かにドア閉められないの!!」とキレ、「せっかく寝かしたのに~~!」と布団に突っ伏して泣いたこともあったっけ。 夫婦で抜き足差し足の生活でした。
熱があっても、おなかが痛くても、子供は待ってはくれない。 基本自宅で仕事をしていたとはいえ、小学校に上がる前までは、やっぱり子育てはとっても大変でした。 フルタイムで仕事をしながら子育てをするママの苦労はひとしおでしょう。
歩くのが遅い、しゃべるのが遅い、おむつがなかなか取れない、しっしんができた、夜泣きがひどい、人と比べては、一喜一憂するのが親です。 真面目にやろうとすればするほど、疲れ果ててしまい、つい子供を怒ってしまうこともあるかもしれません。 お漏らしをしたり、おねしょをしたり、ミルクや食べ物をこぼして、家の中は片付きません。 家事も育児も一生懸命…となると、キーッとなってしまうかも。
抱けばいいけど、下ろしたとたんに泣く我が息子も、「スイッチがあったら切りたいな~…」と思ったことが何度かあります。 そんな時、子供を乳幼児突然死で失くした友人から「どんなに手がかかっても、騒いでも、生きてそこにいてくれるだけでいいのよ…」と言われ、言葉を失くしたのを覚えています。
そう、子供は、生きてそこにいてくれるだけでいいのだ、と。 子供に手がかかるのはほんの数年。 あとは、親は子供の人生になるべく干渉しないようにして、子供が幸せに成長できる環境を用意して見守るだけでいいのです。
しかし、育児のさなかは毎晩夜泣きする赤ちゃんをかかえて、これが毎日、いつまで続くんだろう・・・と不眠の頭で考えるのです。 あと何か月、あと何年?と考えるだけで育児ノイローゼになり、つい赤ちゃんの口をふさいだり、落としたりしてしまうのかもしれません…。
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子どもにとっては、親は絶対的存在なのだ。
親から受けている仕打ちが、「虐待なのだ」と子供が気が付き、助けを求めるにはどうしたらよいのだろうか。 たとえ性的虐待を繰り返し受けても、子供はそれを「普通のこと」として我慢している場合もあるのだ。
学校教育の中で、子供たちに虐待とはなにかを教え、自らの身を守り助けを求めることを教える必要があるのではないか。 「あなたたちは悪くない。 叩かれたり、蹴られたり、怒鳴られても良い存在ではない。 あなたたちは、ひとりひとり、みな尊い存在なのだ」と子供たちに信じてもらうための手立てが必要なのではないか。
虐待も、いじめも、体罰も、根っこのところは同じなのだ。 自分は強いと思いたい人間が、自分より弱いと決めつけている人間をいたぶることで安心したいのだ。 誰もそんなやつらの犠牲者になって我慢している必要はないのだ、ということを子供たちに分かってもらいたい。 そして、自分たちは絶対にそんな人間にならないように・・・。
児童虐待防止のための活動をしている社団法人を応援するために、2019年5月のISUアダルト世界選手権に出場しました。 このチャリティ・チャレンジの募金活動にご協力いただける方は、下のリンクに飛んでください。 募金の締め切りは6月30日、あと2日です!
集まった募金で、児童虐待予防のための動画やパンフレットの制作を視野にいれています。 1)親になる人たちへ虐待防止のDVD, 2)子供たちが虐待とはなにかの知識を得るため、そして誰に報告すればよいかの啓発のDVD, 3)子供たちが性的虐待から自分を守るためのDVD, また欧米で広く使われているアセスメントシートの紹介、導入など。
子供の虐待を問題だと考える方のご支援をお待ちしています、どうぞよろしくお願いいたします!
https://japangiving.jp/supporter/project_display.html?project_id=40000234