スクリャービン | ロンドンつれづれ

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アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915)は、ロシアのピアニストで作曲家。 父親は外交官で母ははやくに亡くした。 幼少期からピアノを始め、陸軍士官学校にはいったが腺病質で学業にたけていたことからモスクワ音楽院へ転校。 14歳ごろから作曲を始めて楽譜に残すようになったそうである。 同期のピアノ科では、ラフマニノフが1位、スクリャービンが2位で卒業したそうである。

 

ラフマニノフなどと超絶技巧を競い合ったが、彼らに比べて手のひらが小さかったため、ついに右手を故障してしまって、「左手のコサック」と呼ばれるピアノ書法を編み出したり、作曲に没頭したりした。「左手のための小品」などもある。ニーチェ哲学、超人思想、神智学などに共鳴し、神秘和音を特徴とする作風を確立した。

 

ホロヴィッツ、アシュケナージなどがスクリャービンの演奏家として知られている。

 

キーシンによるスクリャービンのピアノエチュードDマイナー、Op8, No12

 

 

 

ホロヴィッツによるスクリャービンのピアノエチュードDマイナー、Op8, No12

 

 

 

Maksim Mrvica (マクシム)によるスクリャービンのピアノエチュード、Dマイナー、Op8, No12

 

2011-2012年の羽生選手のSPは、このヴァージョンでした。

 

 

 

 

スクリャービンの有名な「エクスタシーの詩」