全日本選手権 | ロンドンつれづれ

ロンドンつれづれ

気が向いた時に、面白いことがあったらつづっていく、なまけものブログです。
イギリス、スケートに興味のある方、お立ち寄りください。(記事中の写真の無断転載はご遠慮ください)

日本ではもう全日本選手権が始まったようである。

 

夫が、「ロシアの国内試合は動画があがっていた」といって、いくつか見せてくれた。4位5位になるスケーターでも、イギリスにくればナショナルチャンピオンだというぐらいの質の高さ、日本とロシアの国内戦は、熾烈である。 

 

全日本はどの選手も個性があって面白いし、ひとりも見逃したくないぐらいなので、全員の演技をテレビ放送してもらいたい。ひとりもらさず。

 

さて、全日本に出場する選手で、過去に私たちが直接観戦し、夫が写真を撮った選手を振り返ってみてみたい。

 

なんといっても、心配かつ頑張ってほしいのは、浅田真央選手である。私は、今回の「リチュアルダンス」、SPもフリーも、実は今までのプログラムの中で一番好きかもしれない。音楽も、コレオも、そして衣装もすばらしい。 今の浅田選手でなければできない難しいポジション、そして繊細な表現が光るプログラムだと思う。今までのパフォーマンスでは完全のものを一度も見ていないが、3Aを入れなくても良いから、その美しい動きを浅田選手の納得の演技で見てみたい。頑張れ、真央ちゃん!フランス杯の時の、ポニーテールが、彼女の動きをエンハンスしていて、衣装の一部のようになっていてとても良い。

 

 

 

その他の写真はこちら

 

 

 

その他の写真はこちら

 

今回、若手の台頭もあるが、ベテランの無良選手にもがんばってもらいたい。 今季のSPもフリーも、今までよりもずっと複雑なステップなどが入っており、見ごたえがある。

 

 

その他の写真はこちら。

 

また、若手でポディアムの可能性の高い樋口新葉選手。今季、エモーションを演技に込めることがずいぶんできるようになり、情緒的な滑りを見ることができる。 腕や指先の使い方、顔の表情などが豊かに。

 

 

 

その他の写真はこちらに。

 

男子の若手では、島田高志郎君を上げたい。 ジャンプの種類はまだまだだが、15歳にしてこの「表現」対するこだわりは、なかなかである。成長痛が収まったら、きっとジャンプももっと安定し、筋肉がついてきたら3Aやクワドの習得も加速するだろう。将来性の高い選手だと思う。

 

 

 

 

その他の写真はこちら。

 

まだまだ応援したい選手はたくさんいるが、今日はこの辺で・・・。

 

(すべての写真の無断転載はご遠慮ください)

 

羽生選手へのお見舞いコメントはこちらへどうぞ。