ローマン・サドフスキー選手 | ロンドンつれづれ

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カナダ・ナショナルが始まった。

男子では、私は、Roman Sadovsky 君に注目している。

彼は、バルセロナのジュニアグランプリファイナルにも来ていた。


私たちは彼のフリーしかみることができなかったが、その演技は私の目を引いたのである。

技術的には、宇野選手やペトロフ選手、山本選手などにもかなわないが、ジャンプの着氷の美しさや、表現力がこれから伸びていきそうな、そんな予感がしたのである。

グランプリファイナルでは、SPのジャンプをことごとく失敗して高いスコアはでなかった。しかし、フリーではずっと良い演技だったのである。


そして、今日のSP.

おどろいた。

短期間に、ジャンプを修正してきて、しかも表現力が格段に向上していた。
グランプリシリーズで見せていたSPの演技とはちがう。

一試合ごとに向上している、そんな伸び盛りなのかもしれない。

まだまだ、ジュニアの選手なので、これからジャンプや他のエレメンツはいくらでも伸びる。

しかし、この表現力は持って生まれたものである。惹き込まれた。




ジュニアの選手は、トリプルアクセルやクワドが跳べてもなかなか惹き込まれる演技をする選手は少ない。というか、シニアでもそうだ。


彼はこれからかなり伸びるな・・・ますますそう実感した。



フリーの演技も、とっても楽しみである・・・。


グランプリ・ファイナルの演技







彼には、バルセロナでなんども鉢合わせし、なんどか言葉を交わした。ジャンプの着氷がとっても綺麗ね、といったらすごく嬉しそうにサンキューと言ったのがかわいらしかった。

過去記事にそのことを書いてあるのでよろしかったらどうぞ。

(本人はあどけない感じで13歳ぐらいに見えたんですが、たぶん、14,5歳だと思います。)