パリの地で、ゆづのエキシは、ノートルダムのプログラムでした。
開催地のフランスに対する敬意の気持ちは、フランスの市民にしっかり伝わったと思います。
そして、フリーで観客に見せることのできなかったクワド・サルコウとクワド・トウ・・・。見事に跳んで見せました!
私達も思わず、YES!と、ガッツポーズが。そして、なんて美しい表現でしょうか。音楽に乗って、悲しいほどに物語が伝わってきたような気がします。ジャンプの失敗がなかったことも、スペルがこわれなかった大きな理由だと思います。(スペルとは、魔法にかけられたような、という意味)
今日のエキシで演技のあとに一番大きな声援と、スタンディングオベーションがあったのは、まちがいなく羽生選手。夫もブラボー、ブラボーと大騒ぎ。エキシなのに、渾身の演技、そしてクワドを2発決めて。私の勘違いかもしれませんが、クワド、3本目も跳んだような気がしたんですが・・・。
夫は、He proved himself...と。 試合であんなに跳びたかったクワド。エキシビションで綺麗に決めて、きっとすっきりしたでしょう。それとも、悔しかったかな?
でも、Well done, Yuzu!
最高に美しいエキシを、パリで最後の夜に魅せてもらいました。私の周りの日本人のファンの人たちは、涙を拭っていましたよ・・・。
明日は、フィン人の友人とともに、サクレクール寺院とノートルダム寺院にいって、それからロンドンに帰ることにします。今日の、ゆづの演技を思い出しながら。
それでは、みなさま、おやすみなさい。
(追記)今、夫が、ジャンプはクワド一本に、トリプルアクセル2本だったよ、とのこと。すみません、興奮してみていたので・・。ジャンプの区別がつきませんでした。とにかく、いっぱい回っていたぞ!ということで・・・。