吉増剛造さん。
詩人でアーティスト。
2003年に紫綬褒章受章。
2013年に 旭日小綬章受章。
初期作品では「!!」を多用する先鋭的な詩で現代詩壇で評価され、詩の朗読パフォーマンスの先駆者。
後続の詩人たちに大きな影響を与えた。
その吉増剛造さんが、先日ロンドンの「サーペンタイン・FLAG美術財団賞」の第1回受賞者に選ばれたそうである。
詩人の吉増剛造さん、イギリスの現代美術賞を受賞 賞金4300万円 https://t.co/PGQ0Doy1dh
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) May 13, 2026
詩人の吉増剛造さん(87)が、イギリスの「サーペンタイン×FLAG美術財団賞」の第1回受賞者に選ばれた。サーペンタイン・ギャラリーが12日、公式サイトで発表した。
サーペンタイン・ギャラリー(Serpentine Gallery)はロンドンのケンジントン・ガーデンズに建っている美術館で、近代美術および現代美術に焦点を絞った企画展示活動を行っており、世界的に有名なギャラリーである。ダイアナ妃の巨額の資金援助もあった。英国の他の美術館の例の漏れず、こちらも入場料無料の方針を貫いている。
夏季限定のパビリオンは、現代建築科に頼み、過去に日本からも伊東豊雄、SANAA、藤本壮介、石上純也などがデザインを手掛けている。
ところで、私は2014年5月に吉増さんの英国での初個展を所属していた文化交流団体で開いた。
その時の作品群は、2011年3月11日の大震災直後から、「ここからどこへ向かえばよいのか」を模索したもので、連日自ら漉いた紙に書きつけた膨大な作品たちはそのまま震災に対する祈りの言葉だった。その言葉たちは、まるでタトウのように彼の心に刻み込まれていったのだ。
久しぶりに見る吉増さんの名前に、その吉報を懐かしい思いで読ませていただいた。
ロンドンでは写真作品の展示と詩の朗読を行ったが、穏やかな、笑顔の優しい人だった。
吉増さん、おめでとうございます! ますますお元気で頑張ってください。
2019年のSWICHの記事もご紹介。


