もはや暴走し誰も手が付けられない状態（第３形態）となった宮藤芳佳が遠坂凛に襲いかかる一方で・・・
２年越しウィザード（赤・青）対決の幕が、静かに下りようとしていたのであった・・・
カキーーーーーーーン！！
ウィザード（青）『しまった(°д°；)』
ZUBAーーーーーーーーーTT！！！
ウィザード（赤）『ついにやったぞｖ（=＾0＾=）ｖ』
ウィザード（赤）『これでようやく、ブルー・・じゃなかったウォーターを俺の中に取り込む事ができるぞ！』
ウィザード（青）『・・・・・・・・・ありがとう』
ウィザード（赤）『何っ！？』
ウィザード（青）『短い間だったが、こうやって本気で俺に向き合ってくれた事に感謝する・・・』
ウィザード（赤）『なっ！・・何言ってんだお前・・・これからもずっと一緒じゃないか俺たちは！』
ウィザード（青）『確かにそうだな・・・だが、この俺の自我はもうすぐ消える・・・そして誰からも忘れ去られる
なぜならば、この俺の存在はお前が生み出した〝イマジナリーフレンド〟』
ウィザード（赤）『消えるって・・・・』
ウィザード（青）『この俺という存在は、今までお前が認めてくれたからこそ存在できた・・・』
ウィザード（赤）『じゃ・・じゃあ、お前の自我は・・・いったいどこに行くっていうんだ？？？』
ウィザード（青）『白鳥は 哀しからずや空の青 うみのあをにも 染まずただよふ』
ウィザード（青）『俺は旅立つ・・・・そう・・・』
ウィザード（青）『終わりの始まる場所へ』
ウィザード（赤）『こ・・これが・・・』
ウィザード（赤）『俺が望んだ結末だとでもいうのか。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡』
『風に乗り 白い翼で 君と行く 青の狭間の 常夏の島』
