クウガの口から語られる、装着変身悲話とは!?
クウガ
『かつて、仮面ライダーの可動式フィギュアといえば装着変身シリーズだった。
装着変身は子供たちの憧れであり、発売日にはこぞっておもちゃ屋さんに並ぶ光景が見られたものだ…』
クウガ『ライダーのシリーズごとに装着変身とは異なった可動式フィギュアも出ていた・・龍騎で言うとミラーモンスターシリーズ、555ではソフビサイズのちょっと大きめなやつとか…カブトではキャストオフライダーシリーズとか』
クウガ『それでも、装着変身シリーズがなくなるなんて事は決してなかった。当然だ、今まで装着変身シリーズを集めてくれているファンに申し訳ないからな。むしろ装着変身こそ本流であり、他は亜流ですらあった…売れ行きが違ったしな。』
クウガ『その後、より可動性を重視したSHフィギュアーツシリーズがリリースされた。』
クウガ『やつらはR15指定なのをいいことにやりたい放題トンガリ放題だった・・だが、装着変身の武器は決してトンガってはいなかった。なぜなら、大事な子供たちに怪我させるような事があっては、ヒーロー失格だからな!』
クウガ『続々とリリースが発表されるSHフィギュアーツシリーズを見て、装着変身がなくなるのではと心配したファンからよくメールをもらったさ…だから、大丈夫!決して装着変身シリーズはなくならない、安心してくれ!と、そう返事を返していた。いくらフィギュアーツがリリースされようとも装着変身シリーズはずっと続く・・そう思っていた。全てのライダーフォームをカバーし続ける役割を担ってるのは、装着変身シリーズであると、誰しもがそう思っていた。勿論俺自身もな!
…そう、あいつに裏切られるまでは…』