術後1日目

あまり夜は寝れていなかったというイメージだったけど、明るくなるにつれ眠気が襲ってきて朝6時40分ごろ、「検温で~す」という明るい看護師さんの声で目が覚めました。

熱は37.4度。微熱がちょっとある感じ。

 

「今日の予定は、歩く練習をしましょうね。歩いてトイレに行けるようになったら、尿道カテーテルを外しますね」

 

そうなのだ。

手術前からイヤだったことが、この尿道カテーテル。

手術当日は、1日ベッドの上から動けないため、トイレの小はこの尿道カテーテルのお世話にならないといけないのだ。

なので、いち早く歩くぞ~と心に決めていたはずなのに・・・。

いざ、歩行練習のために起き上がろうとすると、頭がクラクラして起き上がれない。

「ちょっと休憩してから、歩く練習をしましょうね」

と1回目の歩行練習が失敗に終わり、落ち込むMeg。

 

それから2時間半後、再度チャレンジ。

点滴台をガラガラ(実際は音はしません)しながら、ソロソロと歩くことに成功・・・。

看護師さんが

「いい調子ですね。どうします?もう少し歩いてみますか?」

と聞かれ、調子に乗って

「ハイ。歩いてみます」

と言ったはいいものの、病室を出て20m位歩いたあと

どんどん気持ち悪くなり、目の前が真っ暗になってきて

「看護師さん、目の前が暗くなってきちゃいました・・・」

とリタイア宣言。

看護師さんが慌てて、近くにいる他の看護師さんに車いすを持ってきてもらい、それに乗って病室のベッドまで連れてきてもらいました。

「貧血ですね。休憩しましょうね」

ということで、まだ歩いてトイレに行けないため、尿道カテーテルは外せないまま。

まぁ、この時点では尿道カテーテルどうのこうのより、寝てはいるものの、ちょっとでも動くと気持ち悪く

早く気持ち悪いの飛んでいけ~

と祈るので精一杯でした。

「病室に着きましたよ~」

 

と声をかけてもらった後のことは、あまり覚えていません。

 

覚えているのは

1日寝たきりなのでエコノミー症候群にならないために術前に履いた着圧ソックスと膝から下の部分に何かを巻かれ、そこに空気が入ったり抜けたりすることで、常に足を揉んでもらっている感じになっているということ。

こんな場面でも、「あぁ、常に足を揉んでもらっている感じだから足痩せするかな」なんて思っちゃいました(^▿^;)

 

あと、口の中がぱさつくし喉が渇いてる感じがすごいして・・何度か看護師さんに

 

「お水飲みたい~。」

 

と懇願したけど、次の日まで何も口にしてはいけないみたいで、それが辛かった。

あと、左手の甲に刺された注射から点滴をされていたり、右手中指は脈拍をとるために何かを挟まれていたり・・・

管が体についているというのが、非常に気になって自分が動かしたいように体を動かせないのと、夜はぐっすり眠ることができずうつらうつらという感じで、夜がとても長く感じたのもつらかったなぁ。

 

でも痛みの方は、看護師さんから

「痛みを我慢する必要はありませんよ。もし痛くなったら、この痛み止めのボタンを押してくださいね」

と言われていたので、痛いなぁと思ったらボタンをすぐに押していたので

めちゃくちゃ痛いというのはなく、じんわりと我慢できる痛みが常に続いている感じでした。

ただ、少しでも寝返りをうったりすると、大きく痛みが走るんじゃないかとか傷が開いちゃうんじゃないかとか思って動けなくって・・・。動かせないあまりに体全体が痛くはなっていました。

手術当日・・・

病室からベッドに乗せられ、手術室まで行く。

というのをイメージしていたのだけれど

朝9時ごろ、看護師さんに

 

「これから手術室に行きましょう」

 

と徒歩で手術室まで行き、言われるがまま手術用のベッドに横たわりました。

 

「では、これから麻酔の注射をします」

 

と手首から10cm位のところの腕をビチビチ叩かれました。

 

えっ!?こんなところに注射するの・・・?初めてなんですけど

 

と恐怖で慄き絶句している内に

 

「チクッとしますよぉ」

 

と注射針を刺された。

・・・が、うまく血管に刺さらなかったらしく、グリグリ針を動かしながら血管を探す看護師さん。

そして

 

「あの、私にはちょっと難しいかもしれない。。。」

 

とベテランそうな看護師さんに弱気発言。

一気に不安になるMeg。そしてあまりの痛さに

 

「ごめんなさい。痛いです」

 

と言ってしまいました。

 

「そうですよね~。そうですよね~。ごめんなさい~」

 

と言いながら、針で血管を探す看護師さん。

痛さのあまり顔がゆがむMeg・・・

でもって、この看護師さんにお願いして大丈夫か不安にもなるMeg。

そして

 

「朝は血管が縮小していて刺さらないことがあるんです。違うところに針を刺しますね」

 

と手の甲に刺すことになりました。

 

「こっちの方が痛いんですよねぇ~」

 

と言う看護師さん。

思わず「えっ!?ホントですか?」と言った私に

 

「いや、そんなことないですよ」

 

と慌てて言っていたけど、はっきり「こっちの方が痛い」って聞いちゃったし。覚悟を決めて手の甲に針を刺していただきました。

針を刺して麻酔が入り始めてから、どんどん手首が痛くなってきました。

 

「手首が痛くなってきました。」

「麻酔がちゃんと入っている証拠ですよ~」

 

という会話のあと、すぐに記憶がなくなり、次に記憶が戻ったのは

 

「病室に着きましたよ~」

 

という誰かの声でした。