
それでも続いている。
きっと多くの赤字を垂れ流しているのだろうが、その痛みが分からないのんきな人たちが作っているのだろう。
それはそれで悪くはない。
谷伍平亡きあとレベルが落ちたと言われつつもまだまだ捨てたもんじゃない。
北九州の歴史、産業、文化、生活の現在の在り方が手に取るように分かる。
最近号は近況を知る上で、バックナンバーは北九州の歴史を知る上で資料価値は十二分にある。
とりわけ市政については分かりやすい。記号と暗号で書かれてある報告書を読まずにすむ。
はたして10年前の市政を知るには10年前のこの雑誌を見ればわかる。
つまり10年前の目論みが当たっているのか否か、最近の号を読めば足りる。
たぶん北九州の知能がここに集まっている。ここに間違いがあれば、それがこのまちの限界といっても過言ではない。
眺めるだけでもその時間は無駄にはならない。
ここ10年の目録も作った。場所や人物で検索できるようにした。
良質な雑誌がナンボのもん?
確かにそうだと思う。
たとえば「吉原細見」は貴重な民俗資料だが、今のこんなもんだろうか。
http://www.cityheaven.net/q/A3KodawariSearch/?genre3=0001&place2=2040002004&doSearch=%E7%B5%9E%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%82%80&search=shop&genre1=0002&bt=200002&bn=rnd&Apache=74.6.8.91.6871240660438962
書かれてあることは記号である。それでもきっと楽しい読み物であったに違いない。
田舎では下世話な話は地下に潜る。


