転院して初めての採卵を終えてきました!
前院も合わせると人生2回目の採卵周期です。
Day 3
育ちそうな卵は、右1個、左2個見えるとの事。
採血結果は、E2は20未満、FSHは14.1
クロミッド50mgを朝夕毎日飲むのと、ゴナール225単位を隔日注射で刺激開始しました。
低AMHなのでそんな強い刺激されないかと思ってたけど、皆さんのブログ拝読してると、今回の量は低刺激ではないというか、まぁまぁ高刺激な印象
タイミング法時代から何回もお薬は使ってますが、実はクロミッドを飲むのは初めて。
飲み薬の中では排卵誘発の力が強いそうですが、使い続けると内膜が薄くなったりといった副作用もあるので、先々の見通しが分からないので、いつもクロミッドの代わりにレトロゾールやセキソビットを飲んでました。
レトロゾールじゃだめか?先生に聞くと、レトロゾールだと排卵済みになりやすいとの事で、おすすめ通りクロミッドで育てることに。
Day 10
育ってきてる卵は左2個15mmくらい。右のは小さいまま。
採血結果、E2は1019、LHは5.8、プロゲステロン0.64。
クロミッド、ゴナール225単位も継続。
Day 12
左の主席卵胞2個は21mm?と19mm。他に14mmくらいの小卵胞が左右1個ずつ見えるとの事。
小卵胞も回収したいので少し粘りたいと希望を伝え、この日はゴナール150単位、排卵抑制のガニレストも注射。クロミッド継続。
採血結果、E2は1766、LHは5.8、プロゲステロン0.68。内膜は6mm台で薄そう。
Day 13
ちょうど良い大きさの卵は4つ(右1、左3個、20mm前後と15mmくらい?が1個)、内膜7mm。
小卵胞も残さず採るので、刺すのは6回と予告されました小卵胞も可能性がなくはないので、と。
採血結果、E2は1523、LHは2、プロゲステロン0.66。
E2が昨日と比べて少し下がってるのは、排卵抑制の薬が効いてるのでしょうとの事。
今のクリニックの麻酔は高すぎて局所麻酔すら手が出ないので無麻酔で行くつもりだったのですが、ひよって麻酔について相談したところ、5個くらいまでなら無麻酔の人も結構いるとの事で、私も腹を括りました
通院はこの日までで、この日の晩にトリガー注射。
最初、点鼻薬で提案されたのですが、点鼻のみは自分的にイマイチ効いてるか不安なので、HCG注射(オビドレル250μg)にしてもらいました。
前院ではオビドレルと点鼻薬(ブセレキュア)のダブルトリガーだったので、今回も点鼻も一緒に使ったほうが良いか聞いたけど、注射打つから大丈夫だよ、不要と言われました。
↑後述でフラグ回収しますが、この点が唯一後悔してます
Day 14
この日は排卵抑制のためにモービック服薬。
Day 13で既に21mmとかのはち切れん大きさだったので、排卵済みになってしまわないか心配であまり動けませんでした
近所の地域猫ちゃんをナデナデするのが日課なのですが、しゃがむのも億劫
クロミッドのせいか、今回はついに最後までのびおりは出ず。
Day 15 採卵日
緊張してたのか夜中に何度か目が覚めて、基礎体温が36.73℃に
もしや、、、希少な卵が排卵済みになってしまったのでは!?
ブルーな気分で淡々とクリニックへ向かいました
採卵フロアの待合室は、照明が落とされていて落ち着いた雰囲気
半個室のスペースで待って、15分程?予定より遅れて呼ばれました。
採卵室に入ると、看護師さんに採卵後の痛み止めのボルタレン座薬を入れてもらいました。
エコーで確認してもらうと卵胞ちゃん達は無事居てくれたようですホッ
前院ではなかったのですが、採卵室の中に培養士さんと作業テーブルがあって、採取する毎にその場で即確認に入る光景が印象的でした
で、痛みに耐えて一発目に確認に回された中に卵が見当たらないのが雰囲気で分かり、さらに2刺目も「卵ないです」的なやり取りがあり、かなり絶望的な気分でした
その後は採れたようですが、その場では何個採れたのかよく分からず、かなりブルーな気分で採卵終了
結果、5回刺して3個採れました 2個空胞だったとの事
採れた3個はすべて成熟卵で、うち変性卵は0個と当日中に知らされました
通院段階から「中身空っぽの卵もあったりするからね」と何度か念押しされてたけど、前院での採卵では空胞ゼロでした(前回は成熟卵2個、未熟卵1個)。
もうそれからずっと空胞の原因を鬼検索
空胞は卵巣機能が低下してる人や、トリガーのお薬が効いてないと起こりやすいそうですね
やっぱり点鼻薬とダブルトリガーしとけばよかったんじゃないかと…絶対そのせいか分かりませんが、唯一心残りです 空胞率40%って成績悪すぎやろ…。
次回採卵するなら絶対ダブルトリガーにしてもらおう。。。
それでも前院よりたくさん可能性のある卵を育てて頂き、実際に前回より多く獲得して頂き、御の字です
感想
前院では局所麻酔、今回は無麻酔で臨みましたが、前院より痛くなくて号泣せずに済みました
他の通院されてる方のブログで「手を握ってくれる要員の看護師さんはいない」と拝見して、怖すぎてぬいぐるみ持ち込んでいいですか!?と聞いたくらいですが当然NGで…(笑)
(看護師さんも笑ってたw)
でも、恐怖のあまり怯えてると、看護師さんが手を握りましょうか?と言ってくれて、刺す時の一番苦しい時もずっとそばで励ましてくれました。
先生も刺す手前で「いち、に、さん!ブスッ」と逐一何をするか声を掛けてくださり心の準備ができたし、苦しくてうめき声上げてる時も「よく頑張ってますよ!!」と励ましてくださったり、もう全員神様かと
採卵後、特にガーゼは詰め込まれず。出血も台に少し点があったくらいで、ナプキンにも付かないくらい少なかったです(前院は軽い日の生理くらいボタボタ垂れてたような…)
今のクリニックは予約時に先生をご指名できるので、なんとなく同じ先生に診てもらってますが、通院スケジュールの都合で他の先生の時もあり、今まで5名くらいの先生に診てもらいました。
どの先生も言い方きつくないし、細かい質問にもちゃんと答えようというスタンスでいてくれるし、淡々とスピーディーに進んでいくけど毎回ちゃんと「他に何か聞きたいことありますか?」と落ち着いて聞いてくれて、とてもありがたいです。
看護師さん、受付の方も皆さん神対応で、申し分ないです本当いつもありがとうございます
不妊治療は風邪でちょっと病院に行くのとは気持ちの重みというか、深刻度が段違いです。
特に、妊活に不利な持病持ちや高齢、低AMH、後がない崖っぷちだと、毎回どんなショックな事を言われるか、判明するかドキドキしながら通ってます。今のクリニックは待合室の雰囲気や設備、スタッフの皆様のお気遣い随所に、しんどい不妊治療を頑張る患者さん達への細やかな配慮が感じられて、とてもありがたいです
そんなに意味なく待たされる事はないですが、他の患者さんが多くて少し待つ時も、待ち時間が長いのはそれだけ信頼が寄せられてるんだなと前向きに感じました。
それにしても、唯一びびってるのは治療費
おたま凍結(精子)も含め、診察・採血・お薬で、既に20万近くかかってしまいました
前院ではここまで5万ちょっとだったと思うので、大誤算です
一方で、いつも先生方にしっかり質問も答えて頂き神対応してもらうためには(先生方の診療の質を保つためには)このくらいするのが妥当なのかなとも思いました
前院のように、採血とかの必要な事まで削って、安かろう悪かろうで結果の出ない治療にお金払っても意味ないもんね…
あと、今のクリニックは厚生労働省が認定してる先進医療の施設なのですが、自費診療だと先進医療扱いにならないと先生に言われました
タイムラプスやSEET法をしたいと思ってるのに…。タイムラプスは自費なら培養料金に込みだから良いとして、私が入ってる民間の医療保険の先進医療給付金が出ないかも
(前院でEMMA、ALICEを受けた時は、ちゃんと先進医療の保険金もらいました。)
20代の頃からずっと地道に保険料払ってきました。当時はまさか不妊治療に使う機会があるとは考えもしなかったけど、真面目に保険掛けてきたし、謎の自費診療差別やめてほしい
保険診療の刺激法が合わないとか、年齢その他要件を満たさないとか色んな事情で自費診療で頑張ってる方もいると思います。自費組のお財布は既に満身創痍なので、謎の自費診療差別は本当やめてほしいですお願いします…
今日はかなり長文になってしまいましたお読み頂きありがとうございます
卵ちゃん達は全員胚盤胞を目指す旅に出てもらいました良い結果が貰えるといいなぁ…
でも空胞多発しちゃうようなポンコツ卵巣やからなぁ…
1つも胚盤胞にならなかったら、ショックのあまりブログ更新できないかも