アニメ映画レビュー【天元突破グレンラガン 螺巌篇】 | ぽっぽの何となく日記

ぽっぽの何となく日記

中途半端なオタクである私、ぽっぽが何気ない日常や遊戯王カードゲームやジャンプ感想や特撮もの等、オタクっぽいこと語りまくるブログです。お付き合い頂ければ私は幸せ。


最近話題の『葬送のフリーレン』がベイブレードXとコラボした漫画。
これ『ベイブレードX』をミニ四駆にしようが、ハイパーヨーヨーにしようが通じる無敵コラボ構文で草w 力技過ぎるw
原作漫画面白いし、アニメの出来も良いので話題になるのは分かるけど、短期間で2種類も構文が作られるのは流石だなと。

と、まぁ完全な雑談でしたw
今日の本題はそこではない!!
4DX『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』を観てきたのです!!!

観た直後のノリでレビューやります。




【劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇】


評価:S
一言感想:天の光は全て星だ。螺旋の友が待つ星々だ。

はい、2週間前の『紅蓮篇』の続きですね。
なので螺巌篇から観ても分からないやつです。




前半、というか開始10分位は螺旋王ロージェノムとの最終決戦。 
紅蓮篇が四天王蹴散らしたとこで終わったからね(^_^;)



圧倒的な強さのロージェノムを前に傷付きながらも『ガタガタ言ってんじゃねぇ!! 負けねんだよ!! アニキが信じた俺は、俺が信じる俺は、お前なんかに絶対負けねんだよ!!』と返せるようになったシモンは紅蓮篇の頃の弱さは全く残ってないですね。




最後はシモンの勝利。
だがロージェノムは『大量の猿が地上に満ちた時、月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす』的な遺言を残して死亡。





そして物語は7年後へ!!!

ロージェノムが倒れたことで、地下にいた人々は地上へ移住。
シモンが総司令、ロシウが補佐官、グレン団メンバーは幹部、みたいな感じで新都カミナシティを活性化させていく。




そこを謎のロボット・ムガンが襲来して街を破壊し始める。
これまでのグレンラガンのロボは必ず顔が付いてたので『ガンメン』と称されていたので、かなり異質でしたね。






畳み掛けるように、ニアが闇墜ち。
実はニアは『アンチスパイラル』が送り込んだメッセンジャーで、時が来たら元の人格は無くなるようになっていたのです。 その『時』というのが、地上の人類が100万人を超えた時。 螺旋王はアンチスパイラルから人類を守る為、人類を地上に閉じ込めてたんですね。 
ボスキャラの娘兼ラスボスの手先ってのは新しいな。




これがアンチスパイラル。
こんな見た目だけど、クソほど強い。
螺旋王ロージェノムもかつてアンチスパイラルに負けて、アンチスパイラルの侵攻を防ぐべく、人類を地下に収めたという流れですね。



シモンはグレンラガンで敵を倒すも、その戦闘の結果、街は炎上。 それが市民の怒りを買い、暴動が起きる。 アンチスパイラルの侵攻が迫る中、市民がこの状態では世界を救うことが出来ない為、ロシウはシモンに死刑の判決を下す。
この辺は、ロシウもあれなんだけど、難しいことを全てロシウに押し付けてきた大グレン団のメンバー(シモンも含め)も悪かった(^_^;)




んで、ロシウの計画としては『月が落ちてくる前に巨大戦艦アークグレンで地球を脱出。 その後、地球に帰還』というもの。
だが、それはアンチスパイラルに読まれており、宇宙に出たアークグレンを無数のムガンが襲う。





そこに駆けつけるのがシモンとヴィラルが載ったグレンラガン。
ここからはヴィラルがグレンの正パイロットですね。

人と獣の二つの道が、捻って交わる螺旋道!
昨日の敵で運命を砕く!明日の道をこの手で掴む!
宿命合体、グレンラガン!!!

この口上、グレンラガンでもトップレベルで好き(*゚∀゚)
とはいえ、ヴィラルは獣人で螺旋力がないからグレンラガンパイロットには向かない気もする。
いや、しっくり来るのは一番しっくり来るんだけど。





因果も定めも突破して!!
命の叫びが銀河に響く!!
怒涛合体!!アークグレンラガン!!!

そして、グレンラガンはアークグレンと合体して、アークグレンラガンへ。
グレンラガンは5mしかないけど、アークグレンは4kmくらいあります。コックピットにグレンラガンが座って操縦するスタイルw
ここから、グレンラガンはインフレが激しくなっていきます。
月が悪魔の死者になる、はそのままの意味で『月は巨大なロボット』だったのです。
それをいつも通りのノリでシモンが奪取。






友の想いをこの身に刻み、無限の闇を光に変える!
天上天下!一騎当神!超銀河グレンラガン!!


超銀河グレンラガンとなります。
サイズは月と同じくらい。 もう普通のロボットアニメとは規模が違うんだわ(^_^;)




んで、ここからも色々あります。
詳細は伏せるけど、キタンの最大の見せ場もありました。 これはマジで見てくれとしか。
あの瞬間、間違いなくキタンはカミナを超えていたよ。そしてヨーコ・・・。



んで、アンチスパイラルの繰り出す精神攻撃みたいなもので、大グレン団の皆は脳内世界に閉じ込められることに。
囚われたシモンを助けたのが、やはりカミナなんですよ。
ここでカミナがシモンに『いつの間にか、背抜かれちまったな』っていうシーンが、完全にシモンの独り立ちを表してるようで本当泣ける。






主要メンバーの脳内世界は描写されたんですけど、やっぱり良かったのはヴィラルですね。 これ本人の理想の世界みたいな感じなんですが、ヴィラルが夢見たのは『家族を持って幸せに過ごす世界』。 獣人で繁殖機能を持たないヴィラルには決して叶えられない夢。
めっちゃ穏やかな顔してたのが『俺も甘い夢を観たものだな』と呟いてから、いつもの顔に戻るのが最高なんだわ。






「因果の輪廻に囚われようと!」
「残した思いが扉を開く! 」
「無限の宇宙が阻もうと!」
「この血のたぎりが定めを決める!」
「天も次元も突破して!」
「『掴んで見せるぜ己の道を!』」
「天元突破グレンラガン!!!」
「『俺達を誰だと思ってやがる!!!!』」

そしていよいよ、最終決戦。
ニアも助け、後はアンチスパイラルを倒すだけという状況。
グレンラガンは大グレン団全員が合体し『天元突破グレンラガン』となりました。
この時点で、サイズは銀河何個分かある感じです。 何を言ってるか分からねぇと思うが、俺にも分からねぇ。



そして、アンチスパイラルもグレンラガンにデザインを寄せて最後のガチンコ対決。




ガチンコと言ったけど、大グレン団での戦闘なので、全員の機体が天元突破してて盛り上がります。 ただ、これ劇場版のみの展開なんですよね。
実は、大グレン団のメンバーの多くはTVシリーズだと亡くなるという。 そういう意味では、劇場版の方が救いはある。 誰が死んで誰が生き残るかは、自分で両方観て確かめてくれよな()






そして、劇場版限定・最後の機体・・・これ機体か? 超天元突破グレンラガン。
ただでさえデカい天元突破グレンラガンが顔の部分だけに当たるので、機体サイズはもうとんでもないことに。





比較動画とかでと、他との追随を許さなさすぎて笑うんよw
まぁデザインに関してはまぁ尖り過ぎなのは否めないけどね。



そしてマトリョーシカアタックで締め。
この間も『空色デイズ』が流れていて最高に熱い、アニメ史に残るラストバトルですわ。


こんな感じ。
レビューというか、好きなシーンを全部語る形になってしまう(^_^;)
本当はもっと語りたいシーンあるけど、これは本編で観てほしいから省いたところもある。
騙されたと思って、劇場版2作を観てみてほしい。 んで、ツボったらTVシリーズも観てくれ。 かなり改変されてて一長一短あるんだ。
んじゃ、今回はここまで〜。