令和の時代に、ゲッターがトレンド入りしたのはよもやよもやでしたが、俺はどちらかと言えばマジンガー派なのです。 まぁどっちも好きなんですけどね。
てな訳で、久々にあのアニメを観たぜ〜。
【マジンガーZ INFINITY】
評価:ゼェェェット!!!(S)
一言感想:理想的な続編!!!
はい、劇場でちゃんと観てますけど、久々に観たくなったんで観返してみました。
やっぱりシンプルに面白いんだよなぁ。
『マジンガーZ』と『グレートマジンガー』が時続きの話なんですけど、本作はグレートの最終回から10年後の話。
これまた時続きであるはずの、グレンダイザーについては存在は曖昧にされてましたねw
まぁ『マジンガーZ』の説明は要らんと思う。
悪の科学者Dr.ヘル率いる地下帝国の野望を、祖父から託されたマジンガーZに乗った兜甲児が打ち砕く、という非常にシンプルな話。
んで、この映画は平和になってから10年後。 Dr.ヘルが復活して再び滅亡の危機に瀕した人類を救うべく、研究者となった兜甲児とマジンガーZが再び立ち上がる、というこれまたシンプルな物語。
観てて『ストーリーが分からん/(^o^)\』ということにはならないはず。
前半は割と閉塞感があるんですよね。
開幕直後にグレートマジンガーが破れ行方不明となり、人類側が機械獣に一方的に蹂躙される展開が続くので。
人類側にも軍隊はあるのですが、まぁマジンガー世界の量産機はマジで壊されるのが役目みたいなとこあるので(^_^;)
というか、敵が圧倒的すぎるんですよね。
大量の機械獣に加え、なんか発掘された巨大なマジンガー『マジンガーINFINITY』も敵となり、絶望感は十分。
ちなみに行方不明になったグレートマジンガーはINFINITYの頭部に捕まってる状態。
そこからマジンガーZ復活&無双の流れが最高なんですわ。
ここだけでも観る価値のある映画。
誰でもが一度は耳にしたことがある『鉄(くろがね)の城』。
『マジンガーZとはくろがねの城なんだ』と主張せんばかりの戦闘シーンはマジで圧巻。
ブレストファイヤー
ロケットパンチ
ドリルミサイル
光子力ビーム
サザンクロスナイフ
ルストハリケーン
アイアンカッター
全ての武器が必殺と言わんばかりに、機械獣を破壊し尽くすマジンガーの姿は最高なんだよなぁ(*゚∀゚)
とはいえ、敵も強いのでピンチには陥ります。
というか半壊します。
まぁマジンガー系は壊される時は容赦ない位に蹂躙しつくされるので、これは様式美とも言えますね。
兜甲児の弟・シローが成長してイケメン化してるのも良き。
ロボットアニメの主人公の弟って、なんかブサイクに描かれがちだけど、DNA考えたらイケメンになるはずよね。
乗ってるのは量産機だけど、割としっかり活躍はしていたし、主人公の弟ポジションとしては良かったんじゃないかな。
後は、オリキャラとして『リサ』というキャラが出てましたね。
発掘されたINFINITYの中に居た『生体コンピュータ』みたいな存在。
当然、原作にはいないし、割と批判されがちなポジションのキャラですが、個人的にはかなり好きなキャラでした。
ありがちな『嫉妬からヒロインと対立する』『操られて敵側につく』と、この2つが無く、最初から最後まで味方サイドに居てくれたのが良かったんだと思う。
そのくせ、ストーリーにもしっかり絡む良いキャラでした。
後、OPをしっかり水木一郎アニキが歌ってくれたのが本当に良かった。
この頃はまだ御存命でしたからね。
どれだけ良い作品だったとしても、OP歌うのが別の方だとコレジャナイ感が出てたと思うし。
こんな感じ!!
レジェンド作品を、今この時代に続編作るならこれくらいはやってほしい。
少なくともマジンガーの描写には文句無しです。
90分で観やすいので『なんかメジャーなロボットアニメ観てみたいな』って方にもお勧めですわ。
んじゃ、今回はここまで〜。