アニメレビュー【宇宙よりも遠い場所】 | ぽっぽの何となく日記

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中途半端なオタクである私、ぽっぽが何気ない日常や遊戯王カードゲームやジャンプ感想や特撮もの等、オタクっぽいこと語りまくるブログです。お付き合い頂ければ私は幸せ。



プリコネ界の二大やベーやつイベントきたな・・・


ヤンデレ&自称姉。三大やベーやつになると、残り一枠にドMが入るか、歩く18禁(13歳)が入るかってとこですが、このツートップはまぁ破られないかな。
イラスト的にはエリコ様のお胸がけしからんことになってる気がするw そして、三つ編みおねぇちゃんが不覚にも可愛いw





ちなみに、この二人は前にもセットでイベント経験済み。 
あ、これバレンタインイベントです()
石は使いきってるんで、イベントキャラだけだろうなー。 ガチャ回す余力はない/(^o^)\






閑話休題。
こっからが本題。
今回はアニメレビューです( ^ω^) 




今回観たのは『宇宙よりも遠い場所』、通称『よりもい』です。
これも、めっちゃ良かった!!!
ストーリーはめっちゃシンプル。





女子高生が南極に行く話!!

そう書くと、超ぶっ飛んだストーリーっぽいですが、この作品の魅力は丁寧な描写と脚本作り。 女子高生が南極行くにはこれしかないよなって感じの設定なので安心。別に瞬間移動とかで行くわけでもなく、普通に南極観測隊に同行して行きます。
そのおかげで、この作品は『女子高生4人の友情冒険譚』と『南極観測隊のリアル』の、2つのストーリーを楽しむことが出来るわけですね。
この2つを無理無く、1クールアニメに納めてるの本当にスゴかった。
伏線もめっちゃあるし、演出もスゴい。
砕氷船の仕組みとか、船酔いレベルとか、基地での過ごし方とか、南極観測隊の知識も増える。
声優の演技も良ければ、映像の魅せ方も申し分なし。 いや、本当に良かった。


この作品に関しては良さを語りづらいというか、すごく良かったんだけど、俺の文章では語りきれないので、まぁ詳しくは観てください()
いや、マジで損はないです。

んで、今回はメインの女子高生4人にピントを絞って語っていこうと思います。



主人公の玉木マリちゃん。
CVは水瀬いのりさん。 あんま意識したことなかったけど、このキャラでは素直に『可愛い声やな』って思えましたね。
天真爛漫だけれど意志薄弱で『何かをしたいけど動けない』まま日常生活を送る、言ってしまえば『普通の女子高生』です。 
そんな彼女が、駅ですれ違った少女の荷物を拾ったことによって物語が動き出す、って感じです。
最初は親友と一緒じゃなきゃ動けない子でしたが、南極に行くと決めてからは、めきめき成長していって、何だかんだ4人のリーダーポジションになってましたね。








実質、真の主人公。小淵沢報瀬ちゃん。
読めるか?俺は読めなかったw
『こぶちざわ しらせ』ちゃんです。
パッと見はしっかりした黒髪美人ですが、おそらく作中トップのポンコツ。
玉木ちゃんが駅でぶつかった少女がこの子で、落とした荷物の中に100万円が入ってたんですね。 その100万は、しらせちゃんが南極に行くために貯めていた100万円。 それを落としてしまったことで、学校のトイレで『しゃくまんえん・・・』と言いながら、さめざめと泣くような娘ですw

この娘の母親が南極観測隊員で、数年前に行方不明に。 南極で行方不明になるということが、どういうことかは分かりつつも、気持ちに踏ん切りをつけるため、南極に行くことを決意。周囲にもそれを宣言することから、周りからは『南極』と呼ばれ揶揄されていたり。 彼女と玉木ちゃんが出会ったことで、玉木ちゃんも南極に行くことを決意する、って感じです。

まぁとにかくポンコツで、ストーリーライン的にはこの娘がリーダーであってしかるべきだし、実際最初はそうだったんですが、あまりに作戦がお粗末だったり、あがり症で人前で何かをするのも向いておらず、早々にリーダー解任されましたw その後も作中でポンコツ扱いされてて草。

ただ、やっぱりこの娘のストーリーが一番グッときましたね。12話と13話のメールを使った演出は本当に良かったです。 観たら、この娘が真の主人公と称したのは伝わるはず。
CVは花澤香菜さん。言わずとしれた、ですな。
ちなみに強い方ですw









3人目は、三宅日向ちゃん。
気遣いの鬼で、チームのムードメーカー。
CVは井口裕香さん。地味に好きな声優さん。物語シリーズの月火ちゃんとか良いよね。

最初に『女子高生4人』と言いましたが、この娘だけは厳密にはJKではなかったり。
事情があって高校を中退。高卒認定試験に合格して、大学受験待ちって感じ。 『受験の前に、何か大きなことをしておきたい』と南極行きに合流。
この娘のエピソードはありがちに胸糞でしたね。 まぁスッキリと解決・・・はまぁ中退している以上、全部円満とはいきませんが、胸はスッとした。






ラストは白石結月ちゃん。
この娘が一番好きだったかな。
口癖が『軽く死ねる』なのがツボでした。
現役アイドルで、他3人より1つ年下。
CVは早見沙織さん。年下キャラなの珍し・・・いってほどでもないか。 俺妹のあやせとか、物語シリーズの斧乃木ちゃんとかも年下キャラだわ。楓さんのイメージが強すぎたw

他3人は群馬人なのに対して、この娘は北海道。
年齢も住んでる場所も違うんですね。
元はこの娘に『アイドルが南極観測隊に随行して、隊員インタビューや撮影を行う』って【南極チャレンジ】という企画のオファーがきていて、それに参加したくなかったこの娘が、南極に行きたがってるしらせちゃんに代役を依頼してきた、ってのが馴れ初め。 まぁしらせちゃんがポンコツ過ぎておじゃんになりましたが()
結局、他三人と仲良くなり、この四人でならってことで、このメンバーでの南極行きが決まった感じです。

アイドルとしての葛藤とか、友達が欲しいとか、この娘の悩みはその辺りでしたね。 正直、南極だからどうこうではなかった。
『友達になろう』という一言がないと友達だとは思ってなかったり、帰国後に疎遠になるのが嫌で『友達誓約書』なるものを自作したり、まぁ友情オンチでしたw
ただ、『このメンバーだからこそ』ってのは、この娘が一番大きかったように思われます。



こんな感じ。
他にも玉木ちゃんの友達の娘がいて、この娘は南極には行かないんですが、玉木ちゃんとの少し歪な友情は、なんかスゴかったです。
そして、その娘によるラストのオチは笑いました。 一体どうやったんだろう。

全13話で、何もない少女が南極に行って帰ってくるという冒険譚を満足行く形で出してきた名作でした。
中弛みもなく、かといって詰め込みすぎとかも無し。 本当に、完成度という一点に限って言えばここ最近観た中でも一番でしたね。
なんか好きな作品でしたが、脚本は初代ラブライブの花田さんでしたか。 道理で、キャラがワチャワチャしているところからは似たような雰囲気を感じましたね。
好みはあるでしょうが、クオリティ的には万人にオススメ出きる名作です。 是非是非( ^ω^)
んでは、今回はここまで~。