アニメレビュー【レヴュースタァライト】 | ぽっぽの何となく日記

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中途半端なオタクである私、ぽっぽが何気ない日常や遊戯王カードゲームやジャンプ感想や特撮もの等、オタクっぽいこと語りまくるブログです。お付き合い頂ければ私は幸せ。



『話題になったけどスルーしてたアニメを観てみよう』企画、地味に続いてますw
ゆるキャン△
まちカドまぞく
防ふり
このすば(映画だけ観てなかった。1期から見返した)

と、観てきました。 そういや、このすばレビューしてないな・・・まぁ良いか。 いや、普通に面白いですよ。

んで、今回観終わったアニメが『少女歌劇レヴュースタァライト』です。
前からイラストには惹かれる物を感じていましたんで、ちょうど良かった感じですね。
んで、観終わった感想としては、



















大満足!!!


いやー、ここまでとは思わなんだ。
とにかく見応えのある、全く崩壊しない作画。
しっかりしたキャラ描写。
妙に耳に残る台詞の数々。
正直、雰囲気重視で分かりづらいところもありましたが、それもそれで味ですね。
この雰囲気、結構前に別作品で味わったことあるな・・・。










あぁ、これだわ。

調べてみたら、監督が『輪るピングドラム』にも関わってたみたい。
個人的にはこれよりは分かりやすく、なおかつキャラに好感が持てたので、ハマり具合としてはこっちのが上かなぁ。






映像については、こちらのOPを観ていただければ。
これOPだから一際動いてるんじゃなく、戦闘シーン基本的にこの動き。
まぁそもそもバトル物だったのかって話になるんですがね。
舞台は舞台少女の養成学校。宝塚っぽいイメージですね。
その学園の地下では、オーディションと称された、舞台少女達のレヴューが繰り広げられる。
歌いながら、躍りながら、武器を手にしてぶつかり合う。
相手のマントを地に落としたものが勝者となる。数日かけてオーディションは行われ、その勝者は『トップスタァ』となる。



主人公の愛城華恋は、その学園で割と普通な女の子。
舞台は大好きだけど、寝坊したりすることも多く、メンバーの首席や次席には到底及ばない。
そんなポジション。





そんな中、転校してきたのは彼女の幼馴染みのひかりちゃん。
昔、彼女と2人で観た演劇『スタァライト』が、彼女が舞台に憧れる切っ掛けとなっていた。
だが、再会したひかりは華恋に対してそっけない態度をとる。
そんな中、夜の学校で存在しない地下に行くひかりを見掛けた華恋。
追いかけていくと、そこではクラスメイトと剣をぶつけ合うひかりの姿。
そして観客席にいるキリン(CV:津田健次郎)。
黙ってみてられず、舞台に飛び込む華恋。





魔法少女的な変身シーンとはほど遠い、それこそ『生産』という言葉が相応しい無骨な変身シーン。
こうして、全9人の舞台少女達の『オーディション』がはじまる、というのがストーリーですね。


確かに抽象的なシーン多いけど、堅苦しいアニメでもなく『脳死で観れるけど、考察要素も多分にある』って感じでした。
女の子達が、普通の女子高生やってるのが良い方向に働いてる感じ。
スタァになるため、オーディションではぶつかり合う彼女達ですが、普通の学校生活では同じ舞台を作り上げる仲間。 だからこそ、衝突はあっても憎しみあったりはないんですよね。
そう考えると、観終わった後の感想としては、ピングドラムよりもラブライブに近かったなーと。
舞台は好きだけど、トップではなかった華恋ちゃんが、幼馴染みとの再会を切っ掛けに、仲間達と切磋琢磨しながらトップスタァを目指す。 部活物の構図でしたね。


個性豊かな舞台少女達ですが、個人的にはこの2人がすごく好みでした。




首席、天堂真矢。
次席、西條クロディーヌ。
この2人、学校でもトップの成績ですし、『オーディション』でも天堂真矢は主人公に初の敗北を与えたり、大活躍です。
どちらも見た目からは高飛車っぽい印象を与えるし、実際プライドは高いです。
ただ、それだけでは終わらない魅力がこの2人にはありました。






勝ち名乗りが『This is 天堂真矢』なキャラは唯一無二やw
『これが天堂真矢だ』的な意味だと思うんですが、絶妙にダサい。 でも、その分インパクトあります。 この作品こんな感じで『よく意味は分からないけど、インパクト強い口上』が多いです。

皆をスタァライト、しちゃいます!
掴んでみせます、自分星!

みたいなね。



さて、天堂真矢とクロディーヌの関係が、本当に良いって話。
綺麗にまとめられた画像があったので、それを貼っときます()


この二人どちらも『努力する天才』なんですよね。
主人公は途中から舞台に真摯になり、練習風景も増えたけど、この二人は最初からずっと練習しっぱなしみたいな。
単に才能に胡座かいてる訳じゃないから好感が持てる。





物語終盤、オーディション最終戦は唯一のタッグマッチ。
主人公コンビVS首席次席コンビですね。
ここの戦闘は、今作で一番良かったです。 タッグマッチらしく、対戦相手を細かくスイッチしていったり、連携プレイを多用したり。
どちらが勝ってもおかしくない激戦の末、主人公コンビが勝利。
その瞬間、クロディーヌの方が叫ぶんですよ。





『負けたのは私!私だけよ!』
『天堂真矢は、負けてない!』

この瞬間、このアニメにやられました。
この戦い、ルールが『先にマントを落とされたメンバーのいるチームの敗北』で、マントを落とされたのは天堂真矢なんですよね。
だから、ここでクロディーヌは普段通り『私は負けてない』と言うことも出来るんですが、思わず口から出たのは『天堂真矢は負けてない!』なのがもう・・・尊い(語彙力)
しかも、真矢が負けた直後に、自分の手で自分のマント落としてるんですよね。負けたのは自分、と主張する為に。



泣きながら、主張を続けるクロディーヌ。
しれっと『私の』とか言ってるけど、ここだけフランス語なので誰にも聞き取れてないだろうしセーフ。
そして、それに対する天堂真矢のアンサーがこれまた素晴らしかった。








( ゚ロ゚)!!







尊い(語彙力)

これ全部フランス語で回答してるんですよね。
『This is 天堂真矢』の女がですよ!?
こんなん、クロディーヌの為にフランス語も勉強してるに違いないんですよ。
しかも、こっちもしれっと『私のクロディーヌ』って言ってるし両想いじゃん。もう結婚しちゃえよ()



最後、クロディーヌが涙を拭き、笑顔で普段通りの『本当、ヤな女っ!』で締め。完璧じゃった。

てな訳で、前回の漫画レビューに続いてなので『結局百合かよ』と思われそうですが、本当にここ二人の関係性が最高だったのです。



ハマりすぎて、ヴァイスのこの二人のデッキを組みたくなったレベル。
ググったけど、通販でカード揃わなさそうだったから諦めましたけどね。



そんな感じー。
真矢クロの話しかしてないような気もしますが、そこ以外も見所豊富で面白かったです。





公式が1話を無料配信してるんで、是非観てみて、面白そうな気配を感じたら観てみてください。
んでは、今回はここまでー。






【おまけ】



俺がハマったタイミングで、ちょうど劇場完全新作が公開だと!?
しかもコロナの関係で、6月スタート。一番熱が高い状態で観れるじゃないか!!!










沖縄の上映が無い・・・だと・・・?