最近、行ってきますと玄関先に立っても、振り返らないまま走っていく息子…。

生意気になって、口答えやら、苛立たせる物の言い方やら、これが自立の第一歩なのかしら…と寂しい気持ちでした。

親離れが始まって、私も子離れしなくちゃな~と思ったのでした。

が…先日…。

可愛い声で電話がありました。

「お母さん…駅まで迎えにきて。」

突然のお誘いにん…??とは思ったものの、可愛い声には勝てません。

どうやら何かあった訳ではなさそうで。
ただ迎えに来て欲しかっただけのようでした。

その日から、毎日電話がかかってきます。

「お母さん、駅まで迎えに来て」と。

毎日駅に迎えに行くと、理由が見えて来ました。
最寄り駅に、スポーツクラブがあります。
また音楽教室があります。

塾やなんやらがあり、保護者同伴でも寄り道は不可なのですが、駅で着替えてそのままお稽古に行かれるお子さんが多いのです。

それは息子の学校に限った事ではなく、電車通学だと帰宅時間が遅いので仕方がないのかもしれません。

その為に、お稽古のカバンと着替えを持って駅で待っているお母さんが結構多いのです。

また車で駅に迎えにくるお母さんも多い。

多分、そんなお友達を見ていて迎えにきてほしいと思ったのかもしれません。


まだまだ可愛い所もあるんだなぁ…と思いつつ、ちょっと駅までのお迎えが面倒くさい。

でも、可愛い声のお誘いがあればきっと行くだろうな~。