奥尻ワインについて考える一夜 | 酒乱のつぶやき

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ちょっと長いTwitterを使っている気持ち

 

  旭川での出会い

本日は、印象が強かったワインについて、少し調べながら思い出にふけっていこうと思う。

 

2022年9月、旭川旅行に行った時のこと、新しくできたと情報を収集していた、「旭川はれて屋台村」に足を運んだ。

ワインが飲みたいな、と思い、屋台に入ってみた。

ワインがボトルで色々置いてあって、そこから選んでグラスでいただくシステムだった。

 

そこで出会った、奥尻ワインが潮の香りが漂う面白いワインで、今でも記憶ある。

奥尻ワイナリーで作られた、「OKUSHIRI Pinot Grit」というワイン。




 

  奥尻ワイナリー

奥尻島は北海道の南西端に位置し、日本海に浮かぶ離島。

 

奥尻ワイナリーは、島に自生した山葡萄から始まり、ワインに合うブドウを自家栽培してワイン作りを行っているとのこと。

奥尻のワイン作りは、島内の建設業者が北海道南西沖地震からの復興後も島内に雇用を確保することを目指して始めた事業らしい。※北海道南西沖地震:1993年、奥尻町、北方沖の日本海海底で発生した地震。

地震による被害が大きかったからこそ、復興のために島を挙げて事業をしようとしたんだなと感じた。

 

OKUSHIRI Pinot Gritは、奥尻の自然や海が想起される味わいだった。

ブドウを栽培するには、塩害が多く大変であったと公式サイトにも記載されていたが、

その弱点をむしろブランドの味にしてしまっているではないか、そう感じてワインの味に強さを感じた。

 

たまに、お高めのフレンチレストランでも、奥尻ワインが提供されているところを見るので、

私が知らないだけでかなり有名なワインだったんだろうか。

ネットで買って、昔飲んだ味をもう一度思い出そうかしら。

 

私は、ワインについて詳しくはないが、お酒が造られた土地や歴史が思い起こされるようなお酒の味がとても好きだ。

今後は気に入ったお酒の製造所など調べてみて、お酒について好きを深めていくのも一つだな。