久しぶりのブログ更新となってしまいました。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
私ごとですが勤務している病院も精神科医療の提供のほかに、継続してコロナウィルスへの対応、熱中症対策と
慌ただしく時間が過ぎ去っていっております。
そんな折、心理士への相談内容も社会の動きに合わせて内容に傾向がみられるようになってきているように感じており、
コロナに付随して生じた問題(不安、仕事に関する悩み、外に出られないストレス、家族と過ごす時間が増えてのストレス、コロナ禍の中働いておられる方への差別、コロナを患った・疑いのある方が受ける差別、偏見……など)についてご相談をお受けする頻度も増えてきております。
なにより、外に出て相談をしに行く、病院を受診すること自体がそもそも難しくなった…という方も多くおられる印象を抱いております。
そこで、本当にお試しではございますが携帯アプリ【urama】さんを利用して相談を受けられるようにしてみました。
(自分でサイトを開設する・病院にオンライン相談機能があるわけではなく…^^;)
こちらはチャット形式となっており、気軽に相談しやすいかと考え私もなにか皆さんが話しをしやすい場所になれたら、と思い登録をしてみた次第です。
【urama】さんの中ではここらびは『ぽぽ』という名前で存在しております。ご関心のある方はぜひ足を運んでみてくださいね。
【REQU】さんも利用しておりますが、こちらはテキストや電話相談も出来るサービスのようなので、登録をしてみております。
念のためをお伝えさせていただきたいのですが、営業というつもりではなく、むしろ誰でも臨床心理士に気軽に相談できる社会になってほしい、と願いを抱いているため開設したものです。
一般のカウンセリングは1セッションあたり6000~10000円ほどかかることが多いと思います。
オンラインのカウンセリングサービスでも、3000~5000円ほどかかるものが多いでしょう。
そのような場所ではもちろん、一定の質が担保されるようなシステムを持っているため安心感はありますが、やっぱり高い、というのがきっと多くの方が感じておられるところだと思います。(私もそう思いますし…)
臨床心理士との出会いは、運まかせなところもあり、心理士といっても人間なので、どうしても相性がでてきます。
自分との相性のわからない臨床心理士に話して、高額支払うのはなかなか大きな賭け、みたいな部分もあり、相性が合えばいいでしょうが、ひどいカウンセラーだった、となってしまった際にはもう気分は最悪のはずです。
そういった部分についても、臨床心理士を利用される方の負担をより少なくし、いろんな臨床心理士に出会いやすい、自分に合わなければ変更しやすいシステムをどうにか作っていけないかと考えております。
一方で、無料にしない理由としましては、お互いに責任を持つためです。
料金が発生するということは、相談をお送りいただく方にとってはもちろん「お金を払ってるんだからちゃんと聴いてほしい」というお気持ちが生じるでしょうし、ご相談いただく臨床心理士側にもちゃんと聴かなければならない責任がより意識されやすくなります。
無料で質の良いサービスを提供できればそれにこしたことはないのでしょうが、現実はなかなかお互いにそうもいかずにそれぞれの責任がうやむやになってしまうことも少なくありません。
そのため、より質の良いサービスを継続的に提供するためには、ある程度の費用はどうしても必要になってしまいます。
ただ、今回はその費用を極力抑えて、より多くの方が人に助けを求めやすい社会になれば、との思いから、開始してみたお試しの相談受付業と捉えていただけますと幸いです。
長くなりましたが、だれにも相談できないで苦しい思いをされておられる方、なにか相談してみたいことはあるけど周りには相談しにくくて困っておられる方、こんなこと相談したら迷惑かな?大したことないんじゃないかな、とお考えの方など…
まずは手軽に心理士・カウンセラー業界でしっかりと認められている資格・専門職である『臨床心理士』に相談してみませんか。