だからここにいる | アバターもえくぼ

アバターもえくぼ

6畳×6畳に60匹の猫がいた
壮絶な多頭飼育崩壊現場から
引き出した負傷猫
「アバター」
通称「アバちゃん」と
楽しく明るく
ほがらかな生活を書いています。

 

 

 

ガレージの前にいる2匹の野良猫。

 

ハチワレ模様がオレオパパ

白猫がエイミー。

 

 



 

 2人でご飯をもらいに来たようです。

 

 

 

 

車から見える知った姿に

安心したように顔を向ける2人。

 

 

 

 

 

この写真は、友人の清美さんが

見せてくれた

野良時代の

オレオパパとエイミーの写真です。


清美さんは現在🇺🇸フロリダ在住ですが、

長い間、沖縄でご主人のジョーと共に

TNR活動をしながら

野良猫たちを見守ってきました。


 

オレオパパは、今から3年前

エイミーは2年前から


 

 

 

 

清美さんの家のガレージに

ご飯をもらいにくる様になったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

‥というのも清美さん夫妻が

猫達をお世話をしていた漁場は

15匹ほどの猫がいて、

 

そこは縄張り争いが激しく

 

 

(漁場にはうしくんがいたそうです)

 

優しいオレオパパや、

おとなしいエイミーは

餌場から追い出されていたのです。

 

野良猫の世界も、

縄張り争いがあり本当に過酷なのです。😭

 

仕方なく、清美さんは

オレオパパとエイミーを

ガレージに住まわせることに。

 

 

 

 

優しいジョーは、

寒くなると、ポータブルのストーブを

つけてあげていました。

 

 

 

 

 

オレオパパとエイミーの2人は

いつも一緒で 

パパの姿が見えなくなると

エイミーはずーっと鳴いて

探していたそうです。

 

 

 

 

エイミーは、生まれつきなのか
怪我をしていたのか、
首が少し曲がっていて、
小さい頃はよくコケていたそう。
 

 

 

 

保護して病院に連れて行こうとしましたが、

とても警戒心が強く

ようやく避妊手術の為に捕獲した際に

先生に診てもらったら、

 

 

 

成長過程で

落ち着くだろうとの見解でした。

(エイミーはまだ2歳位)

 

以前もこのブログでも書きましたが

 

沖縄では「猫は外でいいだろ」という

考えが根付いており

ほとんど里親さんが決まりません。

 

そのうえ「餌やり禁止‼️」の張り紙が

おそらく他府県よりも目につく場所。

 

もちろんどこの地域でも良い点、

悪い面ありますが、


こと野良猫問題に関しては

沖縄は、外の猫達と共存して暮らしていく

という概念がまだまだ低いと

言わざるを得ないそうです。

 

ならば地域猫として見守っていこうにも

とにかく☀︎虐待が多い。😭

 

おじー世代は、まだ猫を害獣扱い

している人が多い為

 

清美さんがお世話していた地域のそばでも

毒饅頭をまいて毒殺する虐待も

多発していた事もあり

 

ツキネコと繋がる以前は、

 

朝晩パトロールしながら見守るか、

こんなふうに

ガレージで保護するより

他に手立てがなかったそうです。

 

また季候的にも雪は降らないものの

台風が多く

子猫が飛ばされたり

成猫たちも、全身びしょびしょになりながら

餌を待っている子もいたそうです。

 

 

 

 

 

心配なことが多い、

猫達を取り巻く環境の中

 

ご主人のジョーがアメリカ🇺🇸への

転勤が決まり、

清美さん夫妻は沖縄を去ることになりました。

 

餌場の猫達やオレオたちを

どうしたらいいのだろう。

寝れない💦日々が続いたといいます。

 

 

漁場の猫達を他のボラさんに

引き継ぎ、

(その後ツキネコにも何匹も搬送されました)

 

パパとエイミーの2匹も保護。

ウイルス検査をして、

いったん、一緒に保護活動をしている

Oさん宅に預けてから

 

数ヶ月後に2匹は

ツキネコにやってきました。

 

そんな2人の現在のツキネコでの

姿をご覧ください。

 

こうしてバックボーンを知ったうえで

2人の姿を見ると

何だか泣けてきます


もちろん今もずっと仲良しです。


 

 

 





2匹ともFIVキャリアなので

ツキネコの「キャリア部屋」の住人ですが

のんびり過ごしています。

 

オレオパパは、控えめな甘えん坊で

人も猫も好き。

子猫にもくっついている優しい子です。

 

 

 

 

撫でられのが好き。

 

私の袖口が、貧乏くさく、

ほつれているのは

見なかったことにしてください。🤣😆

 👇

 

 

 

 

 

いっぽうエイミーは、オレオパパの他にも

ボーイフレンドが

できてるみたい。🤭ふふふ。

 

 

 

 

 

 

 

2匹共苦労してきた分、

理解ある優しい里親さんが

見つかることを心から願っています。

 

そして清美さんの猫たちを

引き継いだ70代のOさんの

沖縄での保護活動の

苦労も聞くことが出来ました。

 

Oさんが保護していた沖縄太郎くんも

ツキネコへ。

 

当初は、シャーしていたので

馴化中でしたが、

 

 

 

 

もうすっかり撫でられる様に

なりました。

大きな目がチャームポイントの

太郎くん。


 

 

 

 

Oさんによると、

実は太郎くんを保護した場所の近くでも

猫への虐待があり、


ここではいつか

殺されてしまうのではと危惧し、

やむなく保護することになったそう。




その時の犯人は中学生だったそうですが

未解決の事件も多いそう。

 

このブログを読んでいる方は

猫が好きな人が多いと思うので

聞いた内容を

そのままには書けませんが‥

 

虐待の内容があまりに酷く…・

聞いているだけで

精神が病みそうになりました。

 

猫達も怖い思いも沢山したと

思いますがOさんも同じで、

見なくてもいい事沢山見てきたそうです。

 

沖縄の保健所のポスターですが、

思わず、こんなふうに書き加えて

しまいました。







 


もちろん沖縄にも猫好きな人もいれば、

保護活動を

頑張っている方々も沢山いますが、


ノネコ問題もある沖縄。

もっと本気で動物愛護に寄り添って

欲しいと切に思います。


沖縄の野良達にも生きる権利を。


そして他の子達と同様に

家猫にしてあげたい、

幸せにしてあげたい。


それを受け入れているのが

ツキネコ北海道です。


今まで150匹以上の沖縄の子が

ツキネコにやってきて

ほとんど里親さんが決まっています。


清美さんも、Oさんも

ツキネコの代表に


「北海道の猫も冬になれば

寒い環境で過ごさないといけない。

虐待が多いとはいえ、こんなに沢山、

沖縄の子を送っていいんですか?」と

聞いた時に、

 

「猫は猫だよ」という言葉をもらい、

号泣したそうです。

 

 

代表やスタッフさんには

感謝してもしきれないそうですが、


 沖縄ではなかなか叶わない

「家猫にさせたい」

 それを受け入れてくれる

ツキネコに、私も改めて感謝の気持ちで 

いっぱいになりました。

 

 

 

 

 

こうやって、生まれ育った

沖縄や他県で譲渡しきれない

たくさんの猫たちが、

いま問題とされている空輸で

やってきています。

 

でもね、こうした理由があるのです。

 

だからここにいるのです。

 

明日から3日間、

店内譲渡会も行われます。


猫を迎える気持ちのある方が

いましたら


ぜひ、保護猫を迎えるという

選択をよろしくお願いします。






長くなりましたが、

読んで頂きありがとうございました。


 

 

一日一羊毛 

 

札幌大丸藤井セントラルさんで

 2月10日〜28日のロングランで

開催される


ツキネコの「猫祭」のために




新しいオリジナル商品を作成しました。


ついに解禁しますが、それが

「ツキネコ日めくり&ネコかるた」です❗️




 

ちらっとお見せしますが、

もうすでに笑っているそこのあなた、





きっとこのカレンダーの虜になること

間違いありません。🤭


‥そんなわけで

もぐはかるたの部分を羊毛フェルトで

作らせてもらいました。


しかも、日めくりと合わせて

自由に組み合わせることが

できるので一年中使えます‼️





これからイベントや、店頭、ツキネコbassで

販売していきますので

ぜひ、そばに置いて楽しんで下さいね❣️

 

 

 

 

昨年10月にアメブロで話題になった

ダックスフンドの花ちゃんの

悲しい実話を描いた

「花ちゃんのリボン」が

書籍化されました。

 

おかげさまで、

今月末に増刷が決定しました。

 

 

定価1100円(税込)

 

 

 

 

 

この本の中には、殺処分のことだけでなく

飼育放棄のこと、

ペットの老いについても描かれています。

今はどれも身近な問題になっています。

 

今日のブログでも書いた様に、

悲しいかな、動物たちの運命は

常に人間の手の中にいます。

 

だからこそこの本を

1人でも多くのみなさんに読んでもらい、

幸せの中にいるだけでない

動物たちの現実や

ものが言えない動物たちの

感情を感じてもらい、

 

今一度それぞれが「動物の幸せ」について

考えてもらえたら嬉しいです。

 

 ※増刷後は、Amazon、文芸社のネットでも

購入できますが

ツキネコの支援にもなりますので

ツキネコのbassで

購入ししてもらえたら嬉しいです。🤗

 

 

 

羊毛で啓蒙に力を入れてるインスタ。

アバちゃんの写真や動画も

載せています!

 





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