2、ウーリリ
(牡・父ディープインパクト×母ウィキウィキ×母父フレンチデピュティ/栗東・友道)


まずお読み頂く前に予め頭に入れてもらいたいことは、我々のは18人参加の自由指名ということで、この時点で既に18頭ドラ1指名で消えているということ。
そんな中ベタもベタなダービー馬の全弟がドラ2の単独指名で射抜けたのだが、これは指名する上での戦略の勝利だと思っている。
そもそもこの馬の血統は自分にとってなんの縁も思い入れもないところで、完全に自分が指名するというマークから外れていたことは間違いなく、更に金子真人HD所有ということでPOG情報が一切入ってこないというリスクが伴う馬でもあり、それでここまで残っていたと考えている。


表立った情報は全兄マカヒキよりも薄手でディープっぽいということと大型馬であることくらいで、これ以外は特に情報がなかったのだが、厩舎が比較的情報がオープンな友道先生だったので、POGの後出し情報や友道先生サイドの周囲の情報を必死でかき集めた結果、夏北海道でゲートをパスすることや2歳にしてマカヒキよりも完成度が高く、既に古馬のような雰囲気を醸し出しているなど、かなりの大物であろう情報がポツリポツリと出てきていた。
その情報にプラス、全兄の成功例であるヘイローのクロスにブラッシンググルームの適度な重さとヴァイスリージェントの米国的持久性を絶妙なバランスで散らした血統の裏付けとサンデー系種牡馬を配合すれば安定して産駒が走っていると母いう点だけで補償は十分担保。


あと完成度についてはマカヒキこそ早熟な印象が強いものの、その他ウリウリはある程度の早熟性を持ちながら完成したのは重賞勝ちをしたのが6歳だったし、レレマーマも2歳で新馬を勝ってケガしてからも3勝積み重ねるなど、十分な成長力も持っていて、これはブラッシンググルームの要素がどう転ぶかで変わってきそうである。(独自の見解としてブラッシンググルームには能力の持久性という要素があると思っている。マヤノトップガンやテイエムオペラオー、レディブロンド、ペルーサなどこの血を持つ馬はクラシック路線で早くに能力を開花させても、その能力を加齢により大きく落とすことがなかった。)


マカヒキ並みの馬体重で薄手で胴長であるという点については、少し筋肉が硬めで距離に限界を感じさせた兄よりも更に伸びしろがありそうだし、非常に出来の良さを匂わせている。
現在は函館でゲートをパスし、京都開催まで放牧に出すようだが、当時のマカヒキよりも相当完成度が高いと助手の評価がうなぎ昇り。
とにかく無事に行きさえすれば、兄の背中を追う形の活躍を見込めるだろう。