悩むのやーめたっ
とは言っても、気付けばクール君に
目がいく私
頭の中では
♪恋しちゃったんだ たぶん
気づいてないでしょ〜
♪こんなに好きにさせといて
勝手に好きになったはないでしょ〜
こういう系の歌が脳内再生リフレイン
そして迎えたバレンタイン。
もう何の進展もないから
もちろんあげるつもりもなかった
バレンタイン当日。
クール君が急に話しかけてきた。
「バレンタインくれないの
」
「なんで？欲しかった？」
「これ、あげるからホワイトデーは
俺にちょうだいね」
と言ってチョコレートくれた。
えーっ
何なんやろう、この人。
よくわからない。私はせっかちだから
早く気持ちを知りたくなったり
結論を出したくなるけど
彼の脳内はスローリーなんかな。
どっしり構えてて
なんて頼もしい
今までにないタイプ。
ますます気になる存在になってきた。
続きます。