今日は、getの2つ目の機能の


「物を所有する、所有するに至る」


について勉強しようと思う。


この機能の一般的な用法は以下の例文の通り。


・I got a new CD. [私は、新しいCDを買った。]
・I got the money. [私は、そのお金を手に入れた。]

この解釈は非常にややこしいが、元々getの基本形は「AがBに達する」というものです。

「手に入れる」とは直接関連がないような気がしますが、以下の解釈で結びつくことになる。


基本形に基づくと、「I got a new CD. 」は「A(私)がB(CD)に達した。」ということになる。

この場合、私がお店に行って、そのCDを手にとって、レジに行ってお金を払い、CDに達した(買った、手に入れた)という解釈になる。
また、「I got the money.」は「A(私)がB(お金)に達した。」ということだ。

具体的には、働いた結果そのお金に達した(手にした)という解釈になる。

また、getは意味合いが似た他の動詞と置き換える場合、getのほうが少し努力が必要だったり、ほんの少し困難が伴うイメージになる。

「I got a new CD.」と、「I bought a new CD.」では、get のほうがやや苦労してCDを手に入れたというイメージになる。

このことも頭に入れておくと、get の動きのイメージがとらえやすくなるようだ。


getは、~に達する(手に入れる)というのが基本形だが、どのように達した(手に入れた)のか、具体的な動作は表さない。

話の前後からわかる具体的な動作を総合的に get で代用するため、get の使用範囲は非常に広い。
ちなみに、have は持っている状態を表すが、この have の状態を作り出す動作が get となる。

「頭で理解する」という意味で使う get も2つ目の機能に含まれる。

・I got you. [わかったよ。]

「I got you.」は会話の中でよく出てくる表現のようだが、これは、「I understand what you mean. I understand you.」 をくだけた表現で言ったものだ。

この表現を「AがBに達する」の基本形に照らし合わせると、「私はあなた(の考え)に達した」となる。

つまり「あなたが言おうとしている内容に私の理解が達した」ということになる。
もちろん、「私はあなたの言った意味を手に入れた」というふうに考えてもよい。

・You got it wrong. [あなたは、はそれを勘違いした。]

この get も「頭で理解する」ことだ。

「間違えて理解した」 という解釈になる。




ちょっと難しいな・・・

この機能を理解するのは、もう少し時間が必要だと思う。


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