「HAVE」については、もう少し書くことがありそうだが、今の私のレベルでは難しすぎるので必要になったら追記する。
と言うことで、「HAVE」は、一先ず終わり!
今日からは「make」。
「make」の機能は以下の通り。
◆無の状態から何かを作り出す
◆材料から完成品を作る
◆ある性質のものを別の性質に変える
これらの機能を理解する上で、非常に良い例文があったので紹介します。
・Oh God! If you cannot make me thin, make my friends fat! [神様、もしも私をスリムにできないなら、友だちみんなを太らせてください!]
この文章の「make」の機能は、You(=God)make me thin.(主語+make+目的語+補語)、つまり目的語の me を thin(やせた状態)にすることだ。
「make」を「作る」と覚えると、本来の機能がわかりにくくなる。
You make me thin. の場合、今の私は thin の状態ではなく fat だと思われるが、これを fat の状態から thin の状態に変えるので、make を使うことになる。
この場合、have や get は使えない。
「make」「have」「get」の使い分けの例は以下の通り。
■I have a reservation. [予約があるという状態を保っている]
■I've got a reservation. [私か、またはだれかが、予約をした。その予約の権利を私が手に入れた]
■I made a reservation. [予約がない状態から、手続きをして予約がある状態にした]
have の場合は「予約をしたあとに、その予約の権利を保持していること」を表す。
get の場合は「自分または誰かが予約をした結果、今は私が予約を手にしたこと」を表す。
「無」の状態から「有」の状態にする機能を持っているのは make だけなので、「予約のない状態から、予約のある状態を作り出す」場合には make を使う。
make には、「誰かが努力して、状態を変える」という意味が含まれており、自然にできてしまうことに make は使えない。