【タイトル】
アイデンティティー(原題:Identity)
【概要】
2003年のアメリカ映画
上映時間は90分
【あらすじ】
大雨となったある日の夜。足止めを喰らった11人の男女が1つのモーテルに集まってきた。そのうちの1人である女優のカロラインが殺されてしまう。
【スタッフ】
監督はジェームズ・マンゴールド
音楽はアラン・シルヴェストリ
撮影はフェドン・パパマイケル
【キャスト】
ジョン・キューザック(エド)
レイ・リオッタ(ロード)
アマンダ・ピート(パリス)
ジョン・ホークス(ラリー)
ジョン・C・マッギンレー(ジョージ)
レベッカ・デモーネイ(カロライン)
ジェイク・ビューシィ(ロバート)
アルフレッド・モリーナ(マリック)
プルート・テイラー・ヴィンス(マルコム)
【感想】
あの「オズの魔法使(1939)」のセットも作られた場所で撮影された本作。モーテルでの出来事が主人公の精神世界を表しているというところも、どこか「オズの魔法使」を思わせて良い。
何度見てもアイデア一発ものの映画と言う印象こそ拭えないが、雨が降る夜のモーテルがメインというあまり変わり映えしない映像を90分という短時間でまとめ上げ、最後にはそれなりに驚けるどんでん返しも用意していたことから良質なサスペンス映画だったと言えよう。子供オチは読めなくても、映画ファンだったら「モーテル」=「サイコ(1960)」=「多重人格」は容易に結びついたかもしれない。
【音声解説1】
参加者
├ジェームズ・マンゴールド(監督)
本作の監督ジェームズ・マンゴールドによる単独の音声解説。本作を製作し始めた経緯、セット撮影、起用した俳優についてなど幅広く語ってくれる。フィルムノワールを意識した話、役者の特性を生かした撮影スケジュールの話など興味深い話も多い。
【音声解説2】
参加者
├マイケル・クーニー(脚本家)
本作の脚本家マイケル・クーニーによる単独の音声解説。本脚本が出来上がった経緯、オリジナル脚本と異なる箇所、監督やプロデューサーと話し合って変更した箇所など事細かに解説してくれる。また、本作の鍵となる多重人格についても様々な症例から集めたデータについても説明している。そして、自身の脚本が俳優、音楽、セット、撮影、照明、編集、そして監督らによって映像化されることの喜びも語っており、音声解説としては好印象。
取り上げた作品の一覧はこちら
【配信関連】
<Amazon Prime Video>
言語
├オリジナル(英語)
【ソフト関連】
<DVD>
言語
├オリジナル(英語)
├日本語吹き替え
音声特典
├ジェームズ・マンゴールド(監督)による音声解説
├マイケル・クーニー(脚本家)による音声解説
映像特典
├エクステンデッド・バージョン(ロング・バージョンエンディング付)
├メイキング・ドキュメンタリー
├未公開シーン集
├フィルモグラフィ
├オリジナル劇場予告編集
├絵コンテと完成映像の比較
<BD>
言語
├オリジナル(英語)
├日本語吹き替え
音声特典
├ジェームズ・マンゴールド(監督)による音声解説
├マイケル・クーニー(脚本家)による音声解説
映像特典
├メイキング・ドキュメンタリー
├未公開シーン集
├オリジナル劇場予告編集
├絵コンテと完成映像の比較