【作品#0139】ソードフィッシュ(2001) | シネマーグチャンネル

【タイトル】

 

ソードフィッシュ(原題:Swordfish)

 

【概要】

 

2001年のアメリカ/オーストラリア合作映画

上映時間は99分

 

【あらすじ】

 

かつて世界的なハッカーとして活躍したスタンリーは、娘の親権を取り返すための資金に目がくらみ、ガブリエルの指示の元、ハッキングにより大金を奪う計画に参加させられる。

 

【スタッフ】

 

監督はドミニク・セナ

脚本はスキップ・ウッズ

音楽はクリストファー・ヤング

撮影はポール・キャメロン

 

【キャスト】

 

ジョン・トラヴォルタ(ガブリエル)

ヒュー・ジャックマン(スタンリー)

ハル・ベリー(ジンジャー)

ドン・チードル(ロバーツ)

サム・シェパード(ジム)

 

【感想】

 

本作から公開後にアメリカ同時多発テロが発生し、北米では以降の上映を取りやめた作品。ジョン・トラヴォルタは本作の出演を6回も断っているが、監督の執念深いオファーが実を結んで出演している。また、ヒュー・ジャックマンとハル・ベリーは本作の前年から始まる「X-メン(2000)」シリーズでも共演している。

 

やはり冒頭のバレットショットによる爆破シーンの映像は見事である。「マトリックス(1999)」のネオが銃弾をよける場面もすごく印象に残るが、それを上回っても良いとも言える、今までに見たことのない映像の実現には少なくとも成功している。

 

以降は映画的にスピード感こそあるが、そもそもの設定に大きな無理があり、「実はこう見えていた」というのを後から映像的に挿入するという手法ははっきり言って「ずるい」。それを何とか見せるのが脚本なり監督の仕事だろう。ここまで無茶な世界なら別にラストでガブリエルやジンジャーが生きていようがむしろ「あ、そうですか」程度になってしまう。

 

時折挟み込まれる時に爆破メインのアクションシーンもプロデューサーのジョエル・シルヴァー印なだけであり、別に展開上必要ではないものばかりであるのも残念だ。

 

【音声解説】

 

参加者

├ドミニク・セナ(監督)

 

監督のドミニク・セナによる単独の音声解説。「60セカンズ(2000)」の後、たくさんの脚本の中から選んだのが本作。主人公のガブリエルの描き方や音声解説での語りぶりを見るに、ドミニク・セナは相当ガブリエルに心酔していたことは容易に想像がつく。

 

 

 

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【配信関連】

<Amazon Prime Video>

言語
├オリジナル(英語/ドイツ語)

 

【ソフト関連】

<DVD>

言語
├オリジナル(英語/ドイツ語)

├日本語吹き替え

音声特典

├ドミニク・セナ(監督)による音声解説

映像特典

├メイキング
├ “フライング・バス”視覚効果について
├インタビュー集
├別のエンディング(2種)監督ドミニク・セナによる解説付き
├ミュージック・クリップ Planet Rock (4分)

 

<BD>

 

収録内容

├上記DVDと同様