【タイトル】
ディープ・ブルー(原題:Deep Blue Sea)
【概要】
1999年のアメリカ映画
上映時間は105分
【あらすじ】
太平洋に浮かぶ研究施設では、サメの脳細胞をアルツハイマー病の治療に応用するための研究が行われていた。1匹のサメが逃げて人を襲う事件が発生したことを受けて研究所を所有する会社のラッセル社長は施設の閉鎖を宣告するが、科学者スーザンは研究の完成が近いことを訴え、ラッセルを研究所まで連れていくことになる。
【スタッフ】
監督はレニー・ハーリン
音楽はトレヴァー・ラビン
撮影はスティーヴン・F・ウィンドン
【キャスト】
サフロン・バロウズ(スーザン)
トーマス・ジェーン(カーター)
サミュエル・L・ジャクソン(ラッセル)
LL・クール・J(プリーチャー)
【感想】
レニー・ハーリン監督とサミュエル・L・ジャクソンは「ロング・キス・グッドナイト(1996)」以来のタッグとなった。
レニー・ハーリン監督作では「クリフハンガー(1993)」で、GPSを使いながらも位置関係の分からない映画になっていることを指摘した。本作では、ヘリで向かうところで研究所全体を映し、閉じ込められてからは地図を見てどこへ向かうかという描写まで入れていたが、結局どこにいてどこに向かっているのかがさっぱり分からない映画だった。
パニック映画のお約束を思い出したかのように突如として脱いで下着姿になる女性主人公。見事なスタイルだったが、まるで脱いだ意味が分からなかった。「酷い科学者だけど、脱いだから許してあげてね!!」ってこと!?まぁその後死んじゃうんですけどね。
あとは、サミュエル・L・ジャクソンの「あの場面」。お説教でおなじみの彼が、その説教中に自ら飛び出してきたサメに丸呑みされてしまう。彼のキャリアで1度しかできない「遊び」みたいなものだろうが、微妙にしょぼいCGも手伝って最高に笑える場面になっている。
サメ映画としては「ジョーズ(1977)」という傑作があり、その続編が軒並み失敗した中で、チャレンジしたという心意気は評したいし、「ジョーズ(1977)」に次ぐサメ映画と言っても過言ではない評価を得ている点は間違いないだろう。
【音声解説】
参加者
├レニー・ハーリン(監督)
├サミュエル・L・ジャクソン(ラッセル役)
上記2名による対話形式の音声解説。オウムの話は面白かったが、あまり印象に残らない音声解説であった。
取り上げた作品の一覧はこちら
【配信関連】
<Amazon Prime Video>
言語
├オリジナル(英語/スペイン語)
【ソフト関連】
<BD>
言語
├オリジナル(英語/スペイン語)
├日本語吹き替え
音声特典
├レニー・ハーリン(監督)、サミュエル・L・ジャクソン(出演)による音声解説
映像特典
├メイキング・オブ・ディープ・ブルー
├メイキング・オブ・シャークス
├未公開シーン集(レニー・ハーリン監督による音声解説on/off付き)
├オリジナル劇場予告編