【タイトル】
マラソン マン(原題:Marathon Man)
【概要】
1976年のアメリカ映画
上映時間は125分
【あらすじ】
トマスがランニングしていたニューヨークの街中で、車を運転していたドイツ人とユダヤ人が事故により亡くなり、そのドイツ人は元ナチ党のクリスティアン・ゼル博士の兄だった。それを知ったゼル博士、実業家のドクらニューヨークにやってくる。
【スタッフ】
監督はジョン・シュレシンジャー
原作/脚本はウィリアム・ゴールドマン
音楽はマイケル・スモール
撮影はコンラッド・L・ホール
【キャスト】
ダスティン・ホフマン(ベーブ)
ローレンス・オリヴィエ(クリスティアン・ゼル博士)
ロイ・シャイダー(ドク)
ウィリアム・ディヴェイン(ジェニウェイ)
マルト・ケラー(エルザ)
【感想】
ウィリアム・ゴールドマンが自らの小説を脚色して映画化。「真夜中のカーボーイ(1969)」の監督ジョン・シュレシンジャーと、主演したダスティン・ホフマンが再タッグを組んだ。
THE 70年代のサスペンス。ジョン・シュレシンジャー監督の確かな演出で、交わりそうにない3者が徐々に交錯していく前半から中盤にかけては見事であった。しかし主人公が拷問から逃亡してから消化不良になっていく。前半から意味ありげに挿入された場面や伏線が終盤にかけてほとんど回収されることなく終わってしまった印象である。
ゼル博士が「Is it Safe?」と繰り返し問いながら拷問するシーンはやはり印象に残る。試写での反応により短縮されたほどらしい。元ナチ党を演じたローレンス・オリヴィエが後に主演する「ブラジルから来た少年(1978)」もセットで見ておきたい。
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【配信関連】
<Amazon Prime Video>
言語
├オリジナル(英語/フランス語/ドイツ語/スペイン語/イディッシュ語)
【ソフト関連】
<DVD>
言語
├オリジナル(英語/フランス語/ドイツ語/スペイン語/イディッシュ語)
映像特典
├オリジナル劇場予告編
├回顧インタビュー「マラソン マンの記憶」
├メイキング・オブ・「マラソン マン」
├リハーサル映像
<BD>
言語
├オリジナル(英語/フランス語/ドイツ語/スペイン語/イディッシュ語)