【作品#0068】ドリームホーム 99%を操る男たち(2014) | シネマーグチャンネル

【タイトル】

 

ドリームホーム 99%を操る男たち(原題:99 Homes)

 

【Podcast】

Podcastでは、作品の概要、感想などについて話しています。


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【概要】

 

2014年のアメリカ映画

上映時間は112分

 

【あらすじ】

 

母親と小学生の息子と暮らすシングルファーザーのデニスは、職を失ったうえ、家のローンが支払えなくなり、不動産ブローカーのリック・カーヴァーによって自宅を差し押さえられてしまう。なかなか職にありつけないデニスは、自分たちを家から追い出したリック・カーヴァーから仕事を貰うことになる。

 

【スタッフ】

 

監督/原案/脚本はラミン・バーラミ

 

【キャスト】

 

アンドリュー・ガーフィールド(デニス)

マイケル・シャノン(リック・カーヴァー)

ローラ・ダーン(デニスの母)

 

【感想】

 

本作は意図的に主人公をアホっぽく描いている。悪の側から仕事を貰う、貰ったお金はすぐ使う、ローンの支払いができずに家を追い出されたのにまた家を買う、その買った家については家族に一切相談しない、投資もしない、危機管理意識がない、その場になってようやく気付くなどなど。意図せずに悪の側に立ったリック・カーヴァーからの忠告も聞かなかった。言ってしまうと、こういう人たちが騙されて、搾取され続けるのだろう。

 

ちょっとお金が入ったくらいで安心して強気に出る。自分がトカゲの尻尾切りの存在であることにも気付いていない。あれだけ何かに気付くチャンスがあったのにラストに至るまで主人公はほとんど変わらなかった。いや、変われなかったのだろう。「愛する子供、母親のため」という気持ちは正しいが、そのために「何をするか」で主人公はことごとく間違った選択を続けてきた。サブプライムローン問題という多くのアメリカ人が騙された問題からの反面教師としてはよく出来た映画だった。

 

 

 

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【配信関連】

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言語
├オリジナル(英語/スペイン語)