【タイトル】
ポリス・ストーリー2/九龍の眼(原題:警察故事續集/英題:Police Story 2)
【Podcast】
Podcastでは、作品の概要、感想などについて話しています。
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【概要】
1988年の香港映画
上映時間は121分
※香港公開版は105分
【あらすじ】
前作で捕まえた麻薬組織のボスであるチュウは病気を理由に釈放され、チェンの恋人メイに嫌がらせをするよになってくる。
【スタッフ】
監督/脚本はジャッキー・チェン
音楽はマイケル・ライ
撮影はチョン・イウジョン/リー・ヤウトン
【キャスト】
ジャッキー・チェン(チェン刑事)
マギー・チャン(メイ)
トン・ピョウ(チョウ警部)
ベニー・ライ(爆弾魔)
【感想】
前作で捕まえた悪役が強引な理由で釈放されるのだから、その悪役との戦う展開を予想するのだが、その話は序盤である程度決着が付き、徐々に爆弾魔との話に移行していく。爆弾魔を追う展開から急にチーム戦の様相を呈するが、ラストはジャッキー・チェンがほぼ単独で敵と戦う展開になる。大幅な脚本の書き換え、撮り直し、出演シーンのカットなどでどう見ても歪な作品に仕上がった。
ラストに向けて怒りのボルテージが上がっていくのは前作と同じだが、ラスボスがアクションのできるベニー・ライである点は前作との大きな違いだ。身長こそ高くないが、高い身体能力でジャッキー・チェンを苦しめたベニー・ライはジャッキー映画でも上位に来る悪役だったと言える。
他にも、前作の流れを継いだと言えるガラスをたくさん使った序盤のレストランでの格闘シーンや、夜の公園で複数の敵と戦うアクションシーンは大きな見どころになっている。はっきり言って「変な」映画だが、嫌いにはなれない一本。
【関連作品】
「ポリス・ストーリー/香港国際警察(1985)」…シリーズ1作目
「ポリス・ストーリー2/九龍の眼(1988)」…シリーズ2作目
「ポリス・ストーリー3(1992)」…シリーズ3作目
「ファイナル・プロジェクト(1996)」…シリーズ4作目
「プロジェクトS(1993)」…シリーズ3作目のスピンオフ
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映像特典
├インタビュー(スタントマンのベニー・ライ)
├日本公開版エンディング
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