【作品#0099】海の上のピアニスト(1998) | シネマーグチャンネル

【タイトル】

 

海の上のピアニスト(原題:La leggenda del pianista sull'oceano/英題:The Legend of 1900)

 

【Podcast】

Podcastでは、作品の概要、感想などについて話しています。


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【概要】

 

1998年のイタリア映画

上映時間は125分

※オリジナル版は170分

 

【あらすじ】

 

豪華客船で生まれ「1900」と名付けられた主人公は、船から降りることなく大人になりピアニストとして活躍する。

 

【スタッフ】

 

監督/脚本はジュゼッペ・トルナトーレ

音楽はエンニオ・モリコーネ

撮影はラホス・コルタイ

 

【キャスト】

 

ティム・ロス(1900)

プルート・テイラー・ヴィンス(マックス)

メラニー・ティエリー(少女)

ビル・ナン(ダニー)

ピーター・ヴォーン(楽器屋の店主)

 

【感想】

 

「面白い話があって、それを話す相手がいれば人生捨てたもんじゃない」というセリフ。これぞ映画を作る理由。監督が言うように本作は寓話である。ピアノで船内をぐるぐる回ったり、ピアノの決闘後にマッチに火を灯したり。様々な物語が古くから言い伝えられてきた。本作もその物語の1つなのだ。

 

本作で一番意見が分かれるのは主人公が船を降りようとしてやっぱりやめるところ。映画の終盤に理由は説明していたが、これは本人にしか分からない。これは邪推かもしれないが、映画作りにおいてCGなどで何でもできるようになってきた時代に対するアンチテーゼのようにも聞こえる。多少の不自由さがあるからこそ、面白いアイデアで映画作りができるのだと。

 

あとはエンニオ・モリコーネの音楽の良さ。主人公が天才ピアニストであるには、それを示す証拠となる音楽と演技が必要である。ファンタジックな演奏シーンは寓話っぽさを後押しし、エンニオ・モリコーネの音楽は文字通り天才的であった。サントラも聞きごたえ十分である。

 

 

 

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【音楽関連】

 

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収録内容

├21曲58分