【作品#0107】デンジャラス・ビューティー(2000) | シネマーグチャンネル

【タイトル】

 

デンジャラス・ビューティー(原題:Miss Congeniality)

 

【Podcast】

Podcastでは、作品の概要、感想などについて話しています。


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【概要】

 

2000年のアメリカ映画

上映時間は109分

 

【あらすじ】

 

男勝りなFBI捜査官のグレイシーは、爆破予告のあったミスコンへ参加者として潜入捜査することになる。普段見た目に気を遣わないグレイシーに、美容コンサルタントのヴィクターが付きっ切りで指導することになる。

 

【スタッフ】

 

監督はドナルド・ペトリ

脚本はマーク・ローレンス

音楽はエドワード・シェアマー

撮影はラズロ・コヴァックス

 

【キャスト】

 

サンドラ・ブロック(グレイシー)

マイケル・ケイン(ヴィクター)

ベンジャミン・ブラット(エリック)

ウィリアム・シャトナー(スタン)

キャンディス・バーゲン(ハリー)

 

【感想】

 

本作が2000年というギリ20世紀に作られた作品で、この映画における女性像がこの時代っぽくはある。「女性はきれいになるべき」、「女性はきれいになる努力をすべき」、「女性は努力をすればきれいになれる」というような感覚なのだろう。化粧や服装、エチケットなどに気を配らなかった主人公がヴィクターの指導により少しずついわゆる「女性らしく」なっていく。

 

映画序盤にFBI捜査官という特権を利用して朝の混雑したスタバで順番抜かしをする場面がある。はっきり言って最低の行為である。ここまで最低だったグレイシーがどうやればラストのような感じになれるのか。このエピソードは削除すべきだった。彼女の性格などは序盤のエピソードだけでも十分伝わった。

 

あとは、潜入捜査をする捜査官を選ぶ際に、捜査官の全身の写真を水着姿に変えて大盛り上がりする場面がある。当時流行ったアイコラを連想させ、オチとしては面白いが笑うに笑えないシーンである。

 

主人公の成長という意味でも、グレイシーとエリックのラブコメとしても出来はボチボチである。ただ、サンドラ・ブロック、マイケル・ケインという芸達者な2人のおかげで間違いなく見応えのある作品にはなっている。

 

【音声解説1】

 

参加者

├サンドラ・ブロック(プロデューサー/グレイシー・ハート役)

├マーク・ローレンス(脚本)

サンドラ・ブロックとマーク・ローレンスが対話しながらの音声解説。サンドラ・ブロックの人の好さ、明るさが伝わって来る。音声解説というより、この2人が映画を見ているところをこっそり聞いているような感覚。

【音声解説2】

 

参加者

├ドナルド・ペトリ(監督)

 

監督のドナルド・ペトリによる単独の音声解説。一応聞いたが、あまり印象には残らず。

 

【関連作品】

 

「デンジャラス・ビューティー(2000)」…シリーズ1作目

デンジャラス・ビューティー2(2005)」…シリーズ2作目

 

 

 

取り上げた作品の一覧はこちら

 

 

 

【配信関連】

<Amazon Prime Video>

言語
├オリジナル(英語/ロシア語/ハワイ語)

 

【ソフト関連】

<DVD(特別編)>

言語
├オリジナル(英語/ロシア語/ハワイ語)

├日本語吹き替え

音声特典

├サンドラ・ブロック(製作/出演)、マーク・ローレンス(脚本)による音声解説
├ドナルド・ペトリ(監督)による音声解説

映像特典

├Preparing for the Pageant
├The Pageant
├オリジナル劇場予告編

 

<BD>

収録内容
├上記DVDと同様