いまだにびびってる | ポポのブログ

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 最近の政治問題で安全保障が話題になっているので、太平洋戦争以前のことをざっと調べてみた。


 日清戦争からはじまって日露戦争、朝鮮戦争と調べていくと、日本の行動原理の根幹は安全を求めることにあるようだと思った。


 日清戦争の直接のきっかけは、朝鮮で甲午農民戦争というのが起こったからだという。これは、一揆みたいなもののようだ。つまり、ロシア革命みたいに被支配階級が支配階級に叛旗を翻したということだ。

 農民の反乱に朝鮮の支配階級は中国(当時は清)に助けを求めた。そして中国は、鎮圧に乗り出した。

 これに、びびったのが日本で中国が韓国を支配すれば、次は日本に食指を伸ばしてくると恐れた。そこで、日本も朝鮮へそのときの政府を助けるという名目の下、出兵する。

 そしてかち合う中国と日本、戦争の始まりだ。どうやら仲良く鎮圧することはできなかったようだ。それもそうだ、よく刑事ドラマで所轄がどうのこうのとやっている(テレビドラマがソースだから100%嘘っぱちかもしれないが)。同じ国内、隣近所の同じ仕事の仲間同士でこの有様なのだ。国同士でも、できる可能性は低いだろう。

  

 さて、日清戦争に勝った日本。相手は、寝起きの獅子どころか張子の虎。統制の取れていない見せ掛けの軍隊だったので、軽く勝利した。それに喜び、当時の近代戦争の常道に則り、損害賠償を吹っかけ、領地を要求する。この領地は一定期間無償で借りるというやり方で租借といってその領地を租借地というらしい。香港やマカオもちょっと前まで租借地で、イギリスがアヘン戦争とか、太平天国の乱とかのドサクサで奪ったということらしい。


 日本は、中国に、ここぞとばかりに吹っかけまくった。そこに首を突っ込んできたのが、ヨーロッパの列強各国とアメリカ、ロシアもいたかもしれない。日本は、独り占めできるはずのパイを横取りされて、取り分は大分少なくなってしまった。それでも、朝鮮への影響力は、確保し中国を排除することには成功したし、満州あたりを租借する権利も獲得した。


 さて、日本は中国をやり込めた。しかし、まだ不安が残っていた。それは、ロシアだ。この国、せっかく日本が手に入れた満州を狙うようにしているし、追い出した中国の代わりにちゃっかり朝鮮に入り込んでいる。もとからいたのかもしれないが・・・。ついでにイギリスも朝鮮にいるし。


 そこで日本は防備を固め始める。満州の方や、朝鮮との関係を強固にしようと開発を進める。近代化しようとあの手この手をし始めるのだ。何をしたのかよくわからんが・・・・。あ、ごめんね、満州をwikiで見たら、日本より先にロシアが先に出張ってきてたみたい。それで、朝鮮にも手を伸ばしてきて、日本と対立。そこで日露戦争勃発ということみたいです。


 日本は大国ロシアに勝つ自信がない、だから早期決着に望みをかけて開戦する。これが、多大な犠牲を払うも大成功。見事勝利する。といっても、もとから勝つ見込みの少ない戦争だったので大勝利とはいかずに、ロシア革命に助けられ、イギリス、アメリカなどなどの列強の圧力を頼った形。まさに勝ちを拾ったという感じ。辛勝である。奇跡。

 であるからして、ロシアから賠償金その他諸々をふんだくれずに、犠牲に見合わない結果に終わる。

 といっても、人死が出てる段階でどんな報酬も見合わないと、私は思う甘ったれです。つまりは、戦争反対!!キミシニタモウコトナカレ

 

 そうしてロシアとの戦争が終わって一息ついたころに、第一次世界大戦が勃発。と、その前に、日韓併合があった。これ、伊藤博文の暗殺が直接の原因だと思うんだよね。日本は、朝鮮の独立を確保して日本の中国、ロシアの盾とすべく、国力をつけさせようと、がんばったようなのです。しかし、朝鮮国内に抗日活動家はいるし、親ロシア派はいるしで、にっちもサッチモはルイ・アームストロングの愛称、じゃなかった、さっちも行かずに、ぐちゃぐちゃだったから業を煮やした結果だと思うのです。今も昔も変わらぬ朝鮮人。なんか、朝鮮って治世とかに関してあんまりいいこと聞かないよね。いつでも、ぐだぐだしててめちゃくちゃという印象。でも、日本人の多くはそんな朝鮮半島から来たらしいよ。


 まあ、日韓併合はしたけど、実質はお荷物、悪童を抱えた感じだったのではと思います。朝鮮併合で得することはあまりなかったんじゃないの?労働力として日本に連れて来られて強制労働させられたなんてこともあったかもしれません。いや、あったんですよ。ここは、事実としとかなければなりません。


 さて、第一次世界大戦、これは日本にとってボーナスステージ。地理的に近いこともあって、中国に対してドイツが持っていた権利(租借地のことらしい)をほとんど無傷でふんだくる。しかし、その後の対応が悪かった。中国に対して更なる権利を主張。よくわかりませんが。それで、中国の反感を買う。このときの中国って、清なの?中華民国なの?孫文?袁世凱?なんなの?

 この行動のせいで後々上手く行かなくなったんじゃないかと思うのです。もそっと中国を労わってあげれば、満州国を作る必要もなく、日中戦争も起こらなかったんじゃないかと思ってしまいます。歴史にifはタブーですか、そうですか。


 まあ、こんな感じで第一次世界大戦をクリアした日本は、大正デモクラシーなんて、バブルみたいな浮かれた状態になります。軽巡洋艦の天龍ちゃんと龍田さんが生まれたのもこのころ。天龍たんが言っている通り、彼女の先進性は世界を驚かせたんだって。 

 さて、この時期、一見、日本は平和のようだけれど、政治的には総理大臣が暗殺されたり、何かいろいろあったり、大陸の方では、日本軍と中国軍が対立したり、シベリアに出兵したりといろいろあったらしいよ。


 そして激動の昭和を迎えるわけですが、どこまで続くのこれって話なので、ここでブチ切ります。おしまい。この後のことは、自分で調べてください。


 まあ、そんなこんなで歴史を紐解くと、日本ってびびってるくせに調子こいたり、かわいいなと思ってしまいます。アホなクソガキみたいです。他の国は、アホな悪ガキ、もしくは生粋の悪党。


 日本って本当は開戦嫌なのに律儀に三国同盟守ってアメリカに宣戦布告したり、イタリアとか早々に降伏して手の平返して、ドイツも負けたのに、最後まで戦って義理堅いよね。ロシア(当時ソ連)なんて日本の敗戦決定したら速攻、不可侵条約ブッチして攻めてくるし、中国も勝ったわけでもないのに勝ったって戦勝国気取っているし、厚顔無恥って言ったら間違ってる?

 太平洋戦争で本当に勝ったって言えるのってアメリカとイギリスとロシアぐらいじゃなかろうか。ロシアは、ちょっとズルだけど・・・。

 というか、ロシアって連合国軍側なの?漁夫の利狙った門外漢じゃないの?どさくさにまぎれてフィンランドとか攻撃して撃退されてない?

 あと、日本は全体主義だか帝国主義って非難されるけど、当時どの国もそうだったんじゃないの?中国だけバランバラン、群雄割拠の戦国時代だっただけじゃないの?


 とまあ、書いたら変なこと、正当化できないことだらけなわけできりがない。


 最初に戻ると日本は、徹頭徹尾、ビビッて戦争したり、占領していたのであってちょっと調子に乗ったりもしたけど、守るための行動に徹している気がします。

 取り戻そうという行動でもない。世の侵略行為ほとんどは、この大義名分によって行われていると思います。

 日本を侵略から守るために、侵略したというのが、日本の行動原理で、それが今も、昔も変わっていないのかなという締めくくりです。


 だからといって、アベのクソ野郎を正当化してるわけじゃないからな!!


 安保理ハンターイ!!