外国籍の方の障害年金問題(1) の続きです。


書類を整えて、再度請求しました。


初診の証明としては、前回の審査請求の決定書のコピーと「等級不該当」の不支給決定書のコピーを添付しました。


提出後、事務センターからの連絡で、追加資料として「20歳前の初診日に対する第三者証明」の添付を求められました。


ここまでは、想定内の内容でした。


次に来た連絡は、本当にまったく想定外のものだったのです。


それは・・・

「大変申し上げにくいのですが。

この方は、現在帰化されていますが、以前は外国籍の方でした。

外国籍の方が国民年金に加入できるようになった昭和57年1月の時点で「障害の等級に該当していなかった」ということを「診断書等」で証明できない限り、事後重症の請求も認められません。」

というのです。

この方は、3年前にも請求されていて、審査請求書にも「初診が20歳前であれば納付要件は満たしている」と記載されています。

それに対しても、「その決定が間違いでした」というばかり。


昭和57年1月には、まだ側頭葉性てんかんの診断名は確定しておらず、厚生年金に加入中でした。


時間の経過以前の問題として、「障害等級に該当していなかったという診断書等」が取得できるはずがありません。


当時の障害認定基準では、てんかんの2級は「人格障害を伴う」等現在より厳しい内容で、到底働ける状態ではなかった方を想定したものです。

「厚生年金に加入していたというだけで、当時2級に該当していなかったということは十分認定可能なはずである」という申し立て書を提出しました。


事務センターでは、「外国籍の方の年金問題は裁判でも国側が勝訴している。申立のみで認められる可能性はなく、おそらく不支給決定になるので、審査請求(不服申立)をしてください」と言われました。


外国籍の方の障害年金問題(3) に続きます。

思いがけない展開に非常に残念な思いで支援を終了した案件です。

「初診の証明がうまくできなかったんですが、もう障害年金の請求はできないのでしょうか」

 3年ほど前にご自身で申請をされた方が、審査請求(不服申立)の決定書と再審査請求の公開審理用審査資料を持ってご相談に来られました。

(再審査請求の裁決書は見当たらなかったと持ってこられませんでした)


見せていただくと、次のような経過でした。


 小学校4年生のとき、高熱が出て腎臓を摘出。熱性痙攣のような状態が起こった。(当時のカルテ等証明資料は残っていなかった)

 高校を卒業し、就職。厚生年金加入中。19歳のときにてんかん発作がおき、救急搬送。発作が治まったので、検査結果異常なしと帰される(当時のカルテ等証明資料は残っていなかった)

 その後も発作が頻繁におき、21歳で一度退職。4ヵ月後に再就職するが1年も続かない。

 診断してくれる医師を探して回り、25歳でようやくてんかん専門の病院で「側頭葉性てんかん」と診断される。


 40歳を過ぎて初めて障害年金のことを知り、3年前ご自身で請求。初診は18歳で、障害厚生年金として請求するが、審査中に小学校4年が初診であるので、障害基礎年金として請求するよう指示がある。

基礎年金に切り替えて請求するが、「2級の状態に該当してないため、支給しない」という不支給決定が出される。


審査請求(不服申立)するが、2級に該当しているとは認められないとして棄却。再審査請求するが同じ結果(不支給)だった。


 ここまでの経過を確認して、私は「この場合は、初診が確認できなかったからではなく、等級に該当していないという決定ですから、障害の状態が重くなっているのであれば、再度請求して認められる可能性はあります。」とアドバイスしました。


念のため、小学4年生のころのことを証言してもらえる第三者の方はいらっしゃいますかと尋ねると、お母さんのご友人に数人いらっしゃるとのこと。

 現在は意識を消失する発作が頻発しており、十分障害等級2級に該当していると思われました。

手続をお願いしたいということなので、早速受任し、請求準備に入りました。

「途中で名前が変わったんですが」とおっしゃるので、初回請求に添付した受診状況等証明書を確認すると、下のお名前が変わっていました。
しかし、そのことがその後の展開に大きく影響するものだとは、その時まったく思ってもいませんでした。

あとからわかったことですが、生まれたときから日本に住んでいた方ですが、外国籍で20歳以降に帰化されていたのでした。

外国籍の方の障害年金問題(2)  につづきます。



4月20日(日) に 倶楽部くれぱす  のセミナーで講師をさせていただくことになりました。


◇日 時:2014年4月20日(日)10:00~17:00(受付9:30~)

倶楽部くれぱすは、介護の現場をよくしようとする人たちの集まりで、私もコラボ講師として登録しています。

セミナーに何度か参加しましたが、本当に意識の高い方たちの会だと思います。


今回お話させていただくのは、「人間力を上げよう!」というテーマです。

コンテンツは、昨年までパートナー社労士として登録していたCB-TAG (介護経営総合研究所)の研修で株式会社ワールドワイド の池田社労士から伝授いただいたもの。

人間力についての出版計画もあるようですが、とにかく素晴らしいコンテンツで、是非たくさんの介護職・福祉職の方に知っていただきたいなぁと思います。


雇用管理責任者研修の委託を受けて、セミナー講師をしたこともありますが、オリジナルコンテンツで現場の方向けにお話させていただくのは初めてで、とってもワクワクしています。


facebook からも申し込みできますよ。





◇場 所:ウェルおおさか(大阪市西成区出城2-5-20☎ 06-4392-8200)

◇参加費:5,000円(事前振込)

 昨日は特に急ぎの用事もなく、年末に終らなかった資料の整理をしていました。


 開業当初は自宅兼事務所だったのですが、セミナー研修資料が棚いっぱいに・・・(^-^;


 分野別で分けていたのですが、多岐にわたっていました。


 開業当初は仕事もなかったし、時間があると研修を探していました。


 年金事務所に入る日以外は仕事はなかったのですが、不安になる暇がないくらい予定はいろいろ・・・


 社労士分野に限っても、この4年半で本当に制度がめまぐるしく変わったなぁ・・・


 労働基準法改正、緊急雇用対策助成金、一般事業主行動計画。


 ワークライフバランス、ポジティブアクション、メンタルヘルス・・・


 そんなキーワードのセミナー資料を片付けつつ、ちょっぴり開業当初を思い出したりしていました。


 4年半を過ぎ、個人支援、年金に特化した事務所として今年は舵を切ります。

 これからの資料はPDF化していこうと思いますが、やはり後で見るもの、見ないものの整理が必要ですね。

なかなかブログが更新できずにいますが、元気にしています。


忙しさも1月に比べるとひと段落なのですが、いざ書こうとすると何を書いたらいいのだろうか・・・と止まってしまう今日この頃です。^_^;


中学のプチ同窓会(女子会(*^。^*))に参加したり、地域の餅つきに顔を出したり、お休みも満喫しています。


2月からは新しい試みがいくつか始まります。


一つは本当に少人数のクローズな勉強会です。まだどうなっていくのかわかりませんが、わくわくして落ち着かない気持ちです。


導入以来、なかなか使えていなかった「障害年金ママ」への入力作業をやっていて、ようやく3分の1くらいのケースが入力できました。


3月23日(日)には、発達障害のある保護者の方(会員対象のクローズな会です)を対象に障害年金のセミナーをさせていただくことになりました。


4月20日(日)には、倶楽部くれぱすで CB-TAGに参加しているときに仕入れた「人間力」についてのセミナーをさせていただくことになりました。


介護事業所の支援は力不足でできませんが、現場で働く方々の支援は何かしたいと思っていたので、がんばって内容を作りたいと思います。


障害年金とセミナー講師で今年もがんばります。


こうしてやりたいことをやって生きていけること、本当に幸せです。


いつもありがとうございます!