換気扇フードとポーチライト
皆さん、こんにちは! ココリックです。
さて、ココ達のお家が外壁塗装工事をしていることをお話ししておりますが、
職人さん達は外壁、屋根と次々と塗ってくれました。
それに壊れた換気扇フードなんかも取り外して、新しいのをつけてくれるって言うんです。
これはもう使っていない換気扇フードなんですけど、見て下さい。穴ぼこが開いて、まるで幽霊屋敷の換気扇フードのようです。
(赤丸で囲んだのが壊れた換気扇フード)
それで、職人のKさんはわざわざ、近所のダイキに出かけて、換気扇フードを買ってきて下さったんですけどね。
それは、ちょっと大きすぎるかもしれないなんて、奥さんはワガママを言うんですね。
古い換気扇を取り外した後ろには、こんな風な穴が開いていまして、
これは使っていない穴なんですけれど、これをほったらかしにしていたら、コウモリやらハチやらが入ってくるわけですからね。虫がキライな奥さん自身が困るわけです。
それで、奥さんは必死になって、ネットで小さなサイズの換気扇フードを調べましたが、小さい換気扇フードっていうのはなかなかなくって、
「どうしよう。穴が開いてしまうとコウモリが入ってしまう。でも、大きな換気扇フードはイヤだ。ああ!」
と奥さんが嘆いていましたら、kさんがご自分のお家の前のコーナンで、もっと小さなサイズの換気扇フードを見つけてくれました。
在庫2つ限りというのを、奥さんのためにゲットして下さったんです。本当にご親切です!
(ってわけで、新しいのがつきました!)
そうそう。それから、昔からついていたポーチライトがすっかりさびていたもので、奥さんは今回、ポーチライトを新しく取り換えることにしました。
あの人の大好きな京都のタチバナ商会で、もちろん照明は買ったわけです。
タチバナ商会っていうのは、大正とか昭和初期くらいの町屋やら古民家やらにくっついていた照明を売っているお店なんですけど、あの人はそういう照明が大好きで、うちは、ほとんどコレ。
(玄関も)
(リビングも)
(廊下も)
(階段も)
これを新しく設置するにあたって、電気工事屋さんを頼まなきゃいけないのかなーと思っていたら、何と、Kさんがやって下さるって言うじゃありませんか!
kさんは、古いポーチライトを取り外して、新しいのをつけようとしましたが、オヤ!
「おかしいですね、これ」って、Kさんは言うんです。
「壁から出ている電線は黒と白に分かれていまして」
(壁から出た電線、わかりますか? 黒と白の2本の電線が出ていますね)
「ライト側の電線も、黒と白が1本ずつ出ているから、黒は黒、白は白と結び付けるものなんですが、これは2本とも黒ですね。どうしたらいいんだろう?」と、kさんは頭をかしげました。
(ポーチライトから出ている電線が2本とも黒です!)
そこで、あわててタチバナ商会のおじさんに聞いて見ましたら、これは古いものだから、どっちも黒い電線がついているとのこと。どっちをつけても良いんだそうです。
「えー! こんなの初めて見た」と、kさんは目を丸くしました。
でも、問題はさらにもう一つあったんです。
前のポーチライトを取り外した後に、大きな穴が開いていたんです。
(kさんが軍手でふさいでくれていますが、ここに大きな穴があいていました)
ところが、この例の古いポーチライトは、足のところがとても小っちゃくて、穴を全然ふさげませんでした。
(赤く丸印をつけたところが壁にくっつける足。とても小さいので、壁の穴を塞げませんでした!)
それで、また奥さんがタチバナ商会の人に電話しますと、
「そういう時には、アガチス飾り台っていうのをくっつければいいんです」って、おじさんは教えてくれました。
アガチス飾り台ってこういうのですよ。
この飾り台で壁の穴をふさいでライトを設置すると良いんだそうです。
そういうわけで、あわてて姫路の材木屋さんから、アガチス飾り台を注文しましたが、
でも、このアガチス飾り台をそのままくっつけたらヘンだということで、kさんは、タチバナ商会のおじさんの指示通り、オイルステインで塗って下さいました。
(右側が塗っていない飾り台で、左側がオイルステインを塗っていただいた飾り台よ)
タチバナ商会のおじさんはね、最初は、
「それね、墨汁で塗ってもいいんだよ」なんて言いましたけどね。
墨汁ってあのお習字で使うやつでしょう? 雨で塗れたら流れ落ちないかってココだってさすがに心配になりました。
kさんも不思議そうな顔をして、
「墨汁? いや、オイルステインが店にありますから、それを塗ってきましょう」と言って下さったわけなんです。
そんなわけで、玄関の入り口につきましたのが、コレです。
(やっとつきました!)
(アガチス飾り台についています)
「ああ、良かった。くっついた!」と、ホネッコの奥さんは喜んで、
「ありがとうございます。何から何まで」と、奥さんが深々と頭を下げました。
「僕が器用で良かったです」と、Kさんはニコニコと笑っていましたよ。
kさんは外壁塗装の職人さんですが、家でもカウンターとか、家具とかを作ってらっしゃるそうなので、
「ああ、あたしもそう言うことが出来たらよかったなあ」と、ホネッコの奥さんは言っていました。「そしたら、本棚を作るのに!」
まあ、とにかく、そんなわけで、換気扇フードも、ポーチライトもくっつきましたし。
雨戸の色塗りも、ベランダ防水も完了しまして、
網戸貼りやら、窓拭きまでもしていただきまして、いよいよ終わりが近づいてきました!
完成間近です。
(あおぞらペイントさんではね、こんな塗り替え交換日記っていうのをするんです。なかなか面白いわね)
「でも、ダイキにはこのサイズしかなかったんです」って、kさんが困ったように言いましたら、
「私、通販で、自分で探してみても良いですか!」って、
「ダイキには、今までのより大きいサイズの換気扇フードしかなかったんです。これで良いですか?」って言って、ホネッコの奥さんに大きな換気扇フードを見せました。
そしたら、奥さんってば、
「あ!」って、大きく息をのんだんです。
何事にも