オンライン署名
皆さん、こんにちは。ココリックです!
さて、ココが、K町の緑道31本の伐採問題で心を悩ませていることは、ずっと皆さんにお話ししていますよね。
で、先日、この伐採問題を取り扱っている「神戸市建設局北建設事務所」の職員と、緑道守る会のメンバー数名と、K町連合会長などが集まり、再び話し合いを行われたんです。
そしたらね、北建設事務所は妥協案として、タイワンフウっていうK町のシンボルツリーは伐採せずに剪定だけにして、他の樹木は全部伐採する。どうしても思い入れがある樹木は数本残してもいいけれども……みたいなことを言ってきたんです。
(これがタイワンフウ)
でもね、8月24日、25日に北建設事務所が開いた説明会での話によると、大木は強風が吹いたら倒れて危険だから伐採してしまうっていうことだったんです。
でも、今、妥協案としてタイワンフウは伐採ではなくて剪定で対処するという案が提示されました。これはおかしな話です。なぜなら、タイワンフウはK町の緑道一高い木です。もしも倒れたとしたら、被害が出そうな大木です。そのタイワンフウが剪定で対処できるのなら、他の樹木はもっと小さいんですから、剪定で対処できそうなものじゃありませんか。
そのことを守る会のメンバーが言いましても、他の伐採は絶対にするんだという一点張りだったみたいです。
おかしいでしょう。
だから、ココ達は
・タイワンフウだけでなく、他の樹木の伐採も容認できないということ。
・どうしても伐採するって言い張るなら、科学的診断をしてほしいということ。
・科学的根拠に基づいて、倒木リスクの高い樹木のみの伐採を絶対にお願いしたい
ということをお伝えしました。
今、北建設事務局側の返事を待っているところですが、どうもアテにはなりません。
何が何でも、10月に伐採すると返事してきそうな感じです。
というわけで、ココ達はオンライン署名を募ることにしました。
賛同いただける方は、ぜひ署名のご協力をお願いします。そして、バンバン拡散して下さい!
よろしくお願いいたしまーす!
k町伐採問題についてワンちゃん達の意見
皆さん、こんにちは! ココリックです。
さて、ココがk町の緑道の樹木31本の伐採問題で心を悩ませていることを皆さんに、お話ししていますよね。
ココは、8月24日、25日の説明会で住民側がさんざん意見を言いましたのに、行政側にちっとも意見を聞いてもらえず、
「伐採は決行します!」としか言ってもらえなかったので、本当に困ってしまいました。
それでね、いつもみたいに緑道を散歩している時、お友達ワンちゃんに、意見を聞いてみたんです。
トイプードルのガブちゃんは、
「伐採問題? それは、神戸市長に直に言うべきだわ」と言いました。
それから、
「うちのお母さん、神戸市長と同じ中学校だったのよ」なんて言ったんです。
「え、そうなの? じゃ、お友達?」と、ココが驚きますと、
「クラスメイトってわけじゃないから、話したことはないみたいだけどね」と、ガブちゃんは頭をふりました。
ココは考えてから、
「でも、同じ校舎に通っていたんでしょう? 久元市長が中学生の時、ひそか~にガブちゃんのお母さんの姿を見かけて、片思いをしていたってことはないのかなあ」と、ドキドキしながら聞いてみました。
「えっ!」と、ガブちゃんは驚いた顔で、ココを見ました。
「もし、そうだったらね、久元市長は、ガブちゃんのお母さんの言葉なら聞いてくれるかもしれないでしょ。だって、かつての憧れの人の言葉だもん。誠実に聞いてくれるんじゃない?」と、ココは期待を込めて、ガブちゃんを見ました。
「そんな話、聞いたことないけど」と、ガブちゃんは怪しそうに言いました。
「でも、とっくに中学生の頃の気持ちなんて忘れているかもしれないわ」
「だけど、もしかしたら、初恋だったかもしれないし。初恋は忘れないものらしいし」と、ココは食い下がりましたが、
「まあ、その可能性もないわけじゃないと思うけど、期待しない方がいいわ。どのみち、お金がないから伐採するなんておバカな考えですもの。正々堂々、市長に意見を言ってやったらいいのよ。ココちゃん、意見書お書きなさいよ」
「わかった。じゃあ、ココ、市長さんに意見書書いてみる」
「そう。がんばってね!」
ガブちゃんに言われて、ココはまた緑道を歩きました。
そしたらね、今度、出会ったのはトイプードルのラオちゃんです。(ラオちゃんは青い丸の中にいるよ。わかる?)
ラオちゃんは、
「説明会の様子、僕も知ってるよ。腹立つよね。お母さんもすごく怒ってた。だってさ、k町の緑道は、子ども達の通学路なんだよ? 樹木が31本も伐採されたら、木陰がなくなって、夏なんてものすごく暑いじゃないか。子ども達のランドセルにはパソコンとか入っててすごく重たいのに、重たい荷物持って、木陰がない、日がカンカン当たりまくる道を歩いたら、熱中症にかかるに決まってる。その点をうちのお母さんが、行政側に聞いたのに、ちっとも答えてくれなかったそうじゃないか!」
「そうよ。全く無反応だったよ。子どもの熱中症だって十分考えなきゃいけない深刻な問題なのに」
と、ココは大きくうなずいて言いました。
「そういう態度が僕は腹が立つんだ。だから、僕はいっそ、小学校の校長先生と保健の先生にこの話を聞いてもらおうと思ってる。先生達にも伐採反対してもらうんだ」
「それいいね! ぜひ、学校に行っておいでよ。ココは、市長さんに意見書書かないといけないから」
「うん! めいめい頑張ろうね」
ココは、ラオちゃんと励まし合って、また歩いていきますとね。
今度はビリーちゃんに会いました。
ビリーちゃんはね、後ろ足に靴下をはいていましたよ。ビリーちゃんは、後ろ足の肉球が痛いもんですから、靴下をはいてお散歩をしているんです。
ビリーちゃんは、ココと歩きながら、
こんな意見を述べました。
「オレはこの頃、肉球が痛いからさあ。緑道とか歩くと痛いんだよなあ。だから、いっそ緑道を足に優しいふわふわの緑の草で敷き詰めたらいいと思うんだ」
「あ、それいい!」と、ココも大きくうなずきました。
「樹木を伐採するとか、そんなのありえないってオレは思ってる。余計、道が熱くなって痛くなって歩けなくなるじゃないか」
「そうだよ!」と、ココは激しく賛成しました。
「説明会でも、すごいたくさんのk町の人が伐採反対を唱えたんだろ? だったら、もう1回住民にアンケートを取るべきだ。アンケート用紙に、いろいろしっかり書いてな」
「いろいろしっかり書くって?」とココは聞きました。
「今回31本の樹木を伐採する理由について、行政側は、強風が吹いたら大木は倒れるからって言ってるんだろ。でも、よくよく聞いて見たら、行政側が想定している強風の想定は40m/S~50m/S。それって看板がふっとんで、道路標識が傾いて、電柱や街灯が倒れて、ブロッグ塀が倒壊するレベルの強風なんだぞ。その強風に備えて樹木を伐採するっていうなら、どうして、町中の看板を全部外して、道路標識もなくして、電柱も街灯もなくして、ブロッグ塀もなくすってことをしないんだよ? 樹木だけ伐採したって、他がめちゃくちゃになって被害にあうなら、意味ないじゃないか」
「その通りだよ!」と、ココは吠えました。
「だから、そういうことを全部しっかりとアンケートに書くんだ。緑道は子どもの通学路で伐採したら熱中症の危険が大きいってことも書く。それに、K町の緑道は昔、川が流れる谷だったんだろ? ココ、そのこと調べたんだろ?」
「調べた!」と、ココはまた吠えました。
「だから、K町の緑道の地下には水脈があるはずなんだろ? で、樹木は水脈の方に伸びていってるはずだから、きっと、根だってしっかり張ってるだろ? そういうことも全部しっかり書く」
「なるほど!」
「で、その上で、アンケートを取る。伐採についてどう思うか、自由に意見を書いてもらうんだ」
「それ、いい考えだよ! ……って、そのアンケート、誰が作るの?」と、ココは聞きました。
「ココか、オレか……うーんと。わかった! 役員だ。自治会の。うち、隣の人が自治会の役員さんだから、いろいろ相談してみる」と、ビリーちゃんは言いました。
それからね、柴犬のまー君にも会ったんですよ。
まー君もやっぱり伐採反対派でした。
「大体おかしいんだ。うちのお母さんが公園管理委員長をしていた時は、歩道が壊れていて危ない箇所があるから直してほしいって何度も市に頼んだのに、2年間もほったらかしにされていたんだぞ。なのに、今回は、たった1人の住民が、緑道の木の落ち葉が自分の家に入るから困るって文句を言っただけで、急に伐採しますってことになったらしいじゃないか」
「そうなの!?」と、ココが驚くと、
「そういう噂だ」と、まー君はうなずきました。
「隣町のスーパー近くの道だって、たった1人の住民が自分の家に落ち葉が入って大変だって、市に文句を言ったら、急に、道路全部の樹木を大がかりに伐採することになっちゃったんだ。どうして、市はこんなにも大きな木を目の敵にして、伐採したがるんだ?」
「どうしてなの?」と、ココは吠えました。
「それを明らかにしなくちゃいけない」
「どうやって?」と、ココが聞きますと、
「うちのお母さんは顔が広くて、知り合いも多いからな。いろいろ動いてみる。暑いけどな」
まー君はそう言って、ハアハアしながら歩いていきました。
ってわけで、ココのお友達のワンちゃん達もやっぱり、今回の31本の伐採については大反対らしいんです。
ココは、早速、市長さんに意見書を書いて送りましたよ。今、返事を待っているところです。
皆さんも、何かいい知恵がありましたら、ぜひココに教えてくださいね。よろしくお願いしまーす。
説明会2日目
皆さん、こんにちは! ココリックです。
さてさて、ココが緑道の木が31本伐採されてしまうことに反対運動を展開していることをお伝えしてきましたね。
そして、昨日はそれについての説明会1日目が終了したところまでお伝えしました。
今日、説明会2日目が終わりました。
集まった住民は、40人前後。
昨日と合わせて、120人~130人くらいですよ。その方々みんなが、安易な伐採に反対の意を唱えました。
そ・れ・な・の・に!!
反応は昨日と変わらないんですよ。やっぱり伐採するの1点張り。
でも、みんなに厳しく問い詰められて、ちょっとだけ昨日と違うことを言いました。
あのね、正直なところ、予算が厳しいんですよって言ったんです!
樹木を管理して手入れする予算が厳しいから、伐採をするんだそうです。
つまり、手入れをするお金がないから、樹木を伐採するんです!
人的被害とか、物的被害とか、そんなのは後で考えたつけ足しです。
本当の理由は、お金がないからとりあえず、大きな木を伐採するってことだったわけです。
こんなバカなことってありますか?
地球は温暖化が厳しくなってきました。樹木は大切なものです。
なのに、お金がないからっていう理由で、安易に伐採してしまうなんて!
緑を増やし、豊かにする。
そうして、人も植物も住みやすい町を作ってこそ、人が集まり、町も活性化し、お金だって潤うとココは思いますが、神戸市はそんな考えじゃないようなんです。
ココが、そんなことを考えておりましたら、
「ココリ」と、声がかかりました。
「ん?」
ココが辺りを見回しましたら、K町の見守りワンちゃんのミニチュアシュナウザーのクーキーさんが、フワフワと浮かんでいたんです。
「おや、クーキーさん」と、ココが言いましたら、
「ココリ、神戸市は伐採を中止すると言いませんでしたよ」と、クーキーさんは言いました。
「クーキーさん、説明会を見ていたんですか?」と、ココが聞きましたら、
「当たり前ですよ。私は、K町のボスですよ。緑道のことを放っておけるわけがありません。いいですか、ここからが勝負です。我々は絶対に引き下がりません。どんなことがあったって伐採させてはなりませんよ。わかりましたか?」
クーキーさんは、厳しい顔でココを見ました。
ココは、
「ワンワン! でも、どう勝負するんですか?」とクーキーさんに聞いてみました。
「それは考えておきます! ココ、お前も何か作戦を練ってみなさい」と、クーキーさんはおっしゃいました。
っていうわけで、ココは、次なる作戦を練らなくちゃいけません!
皆さんも、何かいいお知恵とかありましたら、ココに教えてくださいね。よろしくお願いいたしまーす!!