『ニッポン語の革命家たちの、文体レッスン。』<菊地成孔との粋な夜>のお知らせ | 21世紀のポップ中毒者

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『ニッポン語の革命家たちの、文体レッスン。』<第4夜>のお知らせ

このトーク・セッションは、エディターの川勝正幸が、“ニッポン語の革命家”である! と日頃から敬愛している方々をゲストにお招きしています。
当日は、彼/彼女の文体の魅力と、彼/彼女が影響を受けた文体について、具体例をあげながら、お話を聞いていくスタイルです。

さて。第4夜のゲストとして、音楽家/文筆家/音楽講師の菊地成孔さんにご登場していただけることとなりました。
21世紀のポップ中毒者-菊地手帳
(『菊地手帳』/発行日:2005年3月31日/発行:P-VINE,TRIAD & east works entertainment/編集:川勝正幸+辛島いづみ)

エッセイ集(『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール ー世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間』ほか)、講義録(大谷能生氏との共著『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスⅢ世研究』ほか)、評論集(『ユングのサウンドトラック 菊地成孔の映画と映画音楽の本』ほか)、ライヴにおけるアンコール前のドーパミン出まくりのMC、長文のブログ(『PELISSE』『第三インターネット』)……。
菊地さんは、これまで専門家が指摘しなかったあれこれや、世間サマの同調圧力により一気に傾斜した統一的見解への異論の数々を、テクニカルタームと素人も腑に落ちる比喩の合わせ技を使い、饒舌な文体に乗せて、僕(ら)の知覚の扉を、粋に、開き続けてくれています。
21世紀のポップ中毒者-全冷中
菊地さんの経歴から考えて、当然、筒井康隆~山下洋輔~全日本冷やし中華愛好会や、ホルヘ・ルイス・ボルヘスにマヌエル・プイグらのラテン・アメリカ文学への話は出てくるでしょう。
しかし、それだけではなく、かつて菊地さんと富永昌敬監督作品についてお話しした際に飛び出た、山上たつひこの漫画『玉鹿市役所 ええじゃない課』の素晴らしさについても触れてみたいところです。
21世紀のポップ中毒者-玉鹿市役所 ええじゃない課 2
さらには、去年の9月から始まったビ・バップで踊るダンス・パーティ! 『HOT HOUSE』におけるMC*YOSHIO & MC KIKUCHIの、面白すぎるライムとラップのルーツは? 
今年の4月から始まった『粋な夜電波』(TBSラジオ)の前口上の、“へそが茶を沸かす”クオリティは何処から? もしかして、若き日に海老名香葉子に気に入られて根岸で暮らした”林家なる平”時代があったのでは! しかも、昨今の、歌舞伎町で小耳に挟んだ人間交差点のヒトコマの一人語りは、もはや、耳で聞く“歓楽街文学”の域に達しているように思われます。

果たして、たった2時間強で、菊地成孔の文体レッスンのヒストリーに迫ることができるのでしょうか? それは、(以下、小沢昭一の口調で)当日のフリーダムのこころだァーッ!

『ニッポン語の革命家たちの、文体レッスン。』<第4夜>

出演:菊地成孔(音楽家/文筆家/音楽講師)☓川勝正幸(エディター)   
会場:西麻布<音楽実験室 新世界
日程:2011年10月18日(火)
開場:19時、開演:20時、終演:22時半(予定) 
   ※第1部(約1時間)~休憩(約15分)~第2部(約1時間)
料金:2,500円+1ドリンク代(別途、頂戴いたします)
ご予約:<新世界>にお電話で、または、ホームページからインターネットで。
定員:70名様限定
※ ご着席は、当日、先着順とさせていただきます。
※ たいへん恐縮ですが、イス席に限りがありますため、お立ち見になる場合もございます。あらかじめ、ご了承していただいた上で、ご予約してもらえますと、幸いです。