☆“R-15♡(あーる・ふぃふてぃーん・らゔ)”突撃インタビュー☆
前半 ~作品のキャラクターと、声優の妄想パラレルワールド~
文化の妖精ぽぷかる(以下 ぽぷ):ぽぷっ♪
あらためてご挨拶させて頂きますね。!私、古今東西の様々な文化を愛する妖精“ぽぷかる”と申します。名古屋城『ぽぷかる宵まつり』での熱いライブありがとう御座います。
昨夜のステージでは、素敵な歌にダンスにと…大変感激致しましたっ!
私、もっと皆様のことを知りたくなってしまいまして。今日は、色々お話を伺いたいなと存じます。早速ですが、覚悟は宜しいですか!?
一同:は~い(笑)
ぽぷ:皆様、普段から妄想はされるのでしょうか?
一同:します!しますよ~!!
積田かよ子(霧線蘭役/以下 積田):
私はよく恋愛小説を読むんですけど…。くっつくまでの過程がすごく好きなんです。二人の顔を勝手に思い描いちゃうんですよ。熱いシーンを…(笑)。自分で声に出して読んだりもします!
ぽぷ:ちょっと再現して頂けませんか?
積田:キャー!ちょっとここでは恥ずかしくて出来ません~(照)
ぽぷ:ぽぷぅ(´- `*)積田さん、一体どんな本を読んでらっしゃるのでしょう(笑)
月宮みどり(香学創役/以下 月宮):
私はテレビで行ったことのない場所を見て「あ~、そこに行ったらどうしようかなぁ」と背景で妄想します。それに、私は小説を書くのが好きなので、お話を妄想というか空想します。
ぽぷ:小説はいつ頃から書いていらっしゃるのですか?
月宮:小学校の4年頃からです。
ぽぷ:どんな小説なのかとっても気になってしまいますが…、それは秘密のお話ですよね。
村井理沙子(倉部勝代役/以下 村井):
私はよくメンバーで妄想するんですよ。
一同:やめてー!!やらないで~!!
村井:なんか最近みんなキャラに似てきていて、例えば、さっきタクシーに乗った時も謡江(柏山奈々美)と丈途(合田彩)と吹音(福原由莉奈)が一緒に乗ったんですが、その3人は作中で特に恋愛戦争が激しいので「あのタクシーの中できっとこんな修羅場が繰り広げられているな! ここの二人がバチバチ!丈途が、えへへってなってるんだろうなぁ」とか。
一同:(爆笑)
村井:いろんなキャラの絡みを一人で妄想して楽しんでます。「キャラ同士でなんかやってるんだろうな」「この後あーなるんだろうな、アニメだったら…」とかですね。
ぽぷ:それは同人の楽しみ方と似ていますね!
一同:あーそうですね!!
ぽぷ:一つの作品で“こうなるのかな?ああなったら面白いな?”なんて、色々な妄想の要素を広げていくのが、楽しいですよね。
積田:「全然違う作品のあのキャラとこのキャラが出逢ったらどうなるのかな?」とかって考えちゃいますね。
恋愛戦争が激しいとのことですが?
村井・小松・村上:(謡江・丈途・吹音を指して)ここが激しいんですよー!!
ぽぷ:三角関係でしょうかっ?!
村上まどか(円修律役/以下 村上):でも、来夏(小松真奈)も…。
小松真奈(名機来夏役/以下 小松):それをめぐって来夏、「ムカ」ってなってしまって。
ぽぷ:百合のキャラクターもいらっしゃいますよね?
一同:(積田さんを指して)
積田:私は吹音が…(照)
村上:僕は丈途が好きなんです!男の子だけど丈途が好きなんです。
ぽぷ:『R-15』は“百合”と“BL”と“ノーマルな恋愛関係”と色々な要素が詰まっていますね。
※百合…女性同士の恋愛関係や疑似恋愛を示唆した隠語
※BL…ボーイズラブの略
小松:直感的に脳天にくるような色々面白いことが詰まっていると思います!バラエティボックスみたいな。モンモンきますよね。なんでもありみたいな!
一同:たしかに~!
小松:「妄想しちゃえばいいじゃない!」を詰め合わせたようなアニメです。
ぽぷ:いろんな人の妄想がぎゅぎゅっと詰まっているような作品ですね!
恥ずかしい台詞の多いアニメですが…?
一同:キャー(悲鳴)
柏山奈々美(園声謡江役/以下 柏山):
次回予告がスゴくって…。次回予告のはずなのに予告になっていなくて。
ぽぷ:えっ!?どういうことでしょうか?
柏山:キャラクターがすごく恥ずかしい台詞を言うので…他のアニメにはないような予告になっています。
月宮:それぞれのキャラらしいエロさのある題名が…。
小松:たぶん純粋な心の方ならその方向では聞こえないんですけど、妄想のできる人ほど凄くかき立てられるような内容になっていて。
ぽぷ:皆様、バッチリ妄想なさっているようですね。
小松:ちょっと邪な心で見ても楽しい!
村上:邪な心の人ほど、と言ってもいいかも(笑)
アニメで一番恥ずかしかった台詞は…?
(顔を隠して照れるメンバー達)
村井:もうあれしかない…。
小松:ピー音が入るからわたし言えない…!
ぽぷ:ピー音…?ピー音部分の台詞はどうしていらっしゃるのでしょう?
合田彩(芥川丈途役/以下 合田):アフレコでは実際の台詞を言ってるんですよ。
ぽぷ:そうなんですか(笑)
一同:(うつむく)
村上:それが、DVDやBlu―rayでは聞けちゃいます!
ぽぷ:よろしければ、記事にはピー被せますので教えてくださいませ(笑)
小松:出来ません出来ません!今できない~。
合田:ん?なんて台詞だっけ~?
ぽぷ:ぽぷ…(合田さんの攻めっ気、もはやリアル丈途様です…)
村井:こまなちゃん(小松)、練習の時はすっごい真顔で言うんですよ!ちゃんと。
小松:役者ですからね!!頑張ります。
合田:じゃあ僕に言ってよ。
小松:この●●ニー作家め!!
合田:はいピー入りました(笑)
ぽぷ:私、ちょっと取材ノートに書き辛い台詞で御座いますね~。
小松:もうちょっとライトなのないんですか、皆さん!
合田:私、恥ずかしいのないから♪丈はもうエロに突っ走ってるので…。
ぽぷ:あの、恥ずかしくないのでしょうか?
合田:全然恥ずかしくないです。ただ、まだ流れてないんですけどBlu-rayの特典で録ったのがすごくて。
福原由莉奈(鳴唐吹音役/福原):
あ~、あれは~!!
一同:(頷く)
合田:「丈途の書いた小説」っていう妄想の中での演技だったんですけど、もう…酷凄くて。
福原:あれは…もう凄いしか言えません。
合田:私、男の子役なのに、あれ~?こんなこと言っちゃっていいの?!みたいな感じで。
柏山:完全にR-18までいってましたね。
月宮:伏字の数が半端なく…。
ぽぷ:Blu-rayはR-18みたいですね(笑)
合田:ほんとにそんな感じ。
ぽぷ:ところで、どんな台詞だったのでしょう?
合田:ちょっ!これホントにすごいんですよ(汗)
村上:あれはマズイんじゃ……。
合田:彼女のなかに
福原:きゃぁ!だめー!
合田:音響監督も、言い難かったら「乳首」って単語を「ちくわ」とかに言い換えていいよと言ってくださったんですけど…そうするとちょっと感情がのりにくいなってことで。ぜ~んぶ!言いました。
福原:そのシーンをマイク前で録ってたんですけど、もうなんかどんどん辱めを受けて…。私は、恥ずかしい台詞っていうよりは、ずっと喘ぎで「壊れちゃうよぅ」みたいな!
柏山:吹音はずっと受け身だったもんね。
村上:もう聴いてるこっちが赤面でした。「えぇーっ!!」っていう。
ぽぷ:やっぱり恥ずかしいですよね~。
一同:(頷く)
ぽぷ:マイクの前に立つ時、気持ちに変化はありますか?
福原:やるしかないってなりますね。
ぽぷ:覚悟を決めて恥ずかしい思いをしていらっしゃるのですね(笑)
小松:やってる時は恥ずかしくないんですよ!終わった後に崩れ落ちるというか。
合田:謡江も終わった後すごい勢いで「はわー、はわわゎー!恥ずかしい」ってなってるし。
柏山:あ、あれは…足にきたの…。
ぽぷ:そこは恥ずかしがってるのがいいんですよ!恥ずかしがらずにやられてしまったら萌えが半減です!
村上:丈途…。
合田:私は男の子役だからね!言わせる側だからいいの。
ぽぷ:攻める側が恥ずかしがっていたら、攻められませんものね。
村井:私はアニメの中で「丈途の妄想傑作選」っていう、ちょっと本編とはずれて丈人の妄想シーンが入るところがあるんですけど…。体育倉庫みたいな所で、ラグビーボールを持った男子部員の人が「グフフ……夜のタッチダァンス!!!」って言うんですよ。それに対しての返しが「あぁん!ハットハット!!」もう意味がわからない(笑)
積田:あの時、全力だったもんね。
ぽぷ:エロと言うより、エロパロディですね。
積田:そうなんです。ハットハットって(笑)
合田:勝代と丈途まだ会ってないのにね。
村井:妄想の中で先に会ってるという謎の…。
村上:(丈途は勝代を)チラチラ見てると思いますよ。パンツ要員なので。ジャーン!って出てきたりとか…。
村井:そう。勝代はまだパンツ要員なんですよ。パンツ見せて終わる…みたいな。
小松:他にもまだまだありますよね、謡江とかね。
柏山:丈途くんの妄想の中では結構、謡江がたくさん出てくるんです。
ぽぷ:謡江ちゃんは歌の天才というキャラクター設定ですよね。
柏山:はい。原作ではアップテンポな曲がすごい音痴という設定なのですが、アニメでは違って。アイドル歌謡の天才という形で歌っているんです。丈途の妄想が毎回凄くって。なんて言えばいいでしょうね、台詞っていうか…。
村上:謡江が恥ずかしい台詞を言うというより、謡江が恥ずかしい状況に追いやられることの方が多い。
小松:水で濡れちゃったりねぇ…。
柏山:天然な子なので、(意味を)わかってないまま言ってることが多いかな。
ぽぷ:恥ずかしい目に合わせられているのに、恥ずかしいことに気が付いていない?
柏山:そうですね。2話では、謡江がメインの回だったんですが、後半が凄い展開になっています。丈途がアイドルのことに悩んでいる彼女を、こう…(照)
村上:彼女を丈途の書いた妄想ポルノ小説で彼女の心を解き放してあげるっていうテーマで、何故かリアルに脱ぎだす謡江!!みたいな~。
柏山:普通に脱ぎだしちゃうんですよ。
村上:心と一緒に体も全部~!さらけ出してしまうよね。
小松:(謡江は)本当の自分がわからないっていう悩みを持っているんですが、それに対して「さらけ出せばいいんじゃなーい!」みたいな妄想小説をバーッと語ると、謡江は「そうか~脱げばいいのね!ババ~ン!!私、自由!」ってやっちゃう。
柏山:「ありがとう、丈途くんっ!」みたいな
ぽぷ:天然アホの子ポジションですね…。
柏山:アホではないですよ!
小松:皆、きっと丈途に助けられているんだと思います。
丈途くんの熱い思いとエロスで助けられている?
合田:皆、よくあれで吹っ切れるなぁと思います(笑)
村井・小松:妄想は世界を救う!
ぽぷ:それぞれのキャラクターの悩みなどはあるのでしょうか?
月宮:これから発売される、ゲームでは私の演じる「香学創」の悩みも描かれているかもしれません。アニメ本編では、悩みとは無縁!なキャラクターなのですが。
ぽぷ:明るいムードメーカーみたいな感じですか?
合田:むしろ周りに迷惑をかける巻き込みタイプみたいな。
月宮:ムードメーカーというより、トラブルメーカーです。
小松:あっけらかんと「世界征服~!」なんて言ってますもんね。
月宮:オープニングでも、丈途と吹音が良いシーンになっているところに自作のロケットを打ち込んで、ボンボン、ドカーンみたいな。
ぽぷ:お騒がせ要員ですか!じゃあ、恥ずかしい台詞とかはないのかしら?
月宮:ないですね!
一同:嘘だー!!
村井:やっぱり妄想傑作選ではやられちゃうんですよ~。丈人に。
村上:でも台詞的に恥ずかしいのは次回予告だと思うな~?
積田:えーっと、なんだっけ?(笑)
月宮:「僕のロケット冷たいよぅ…」ですね。
合田:その後「うぃんうぃんマシーン!」だね。うぃんうぃんマシーンで何を妄想する、で皆の妄想力がわかる。普通の人はね、そこで「掃除機とか~」って思うんでしょうけど、うぃんうぃんマシーンと言ったら……(笑)
村井:コホン!
ぽぷ:ありがとう御座います(笑)律様は主人公の丈途様を除いて唯一の男の子ですが、恥ずかしい台詞などは御座いますか?
村上:どれが一番恥ずかしいかな~。
村井:小数点でしょ!
一同:小数点!
村上:あれかぁ(照)
小松:律は設定が恥ずかしいよね!
ぽぷ:周りの女の子にヤキモチを焼くとか?
合田:ヤキモチも焼くんですけど、丈途が言う一言一言に、おかしな反応をするんですよ。
合田:「キッチリ、筋を通すってことか。」
村上:「すっ!?筋…そんな…!丈途……」みたいな。
合田:律は丈途より妄想力があるんですよ!すごいんですよ!
村上:間違いないと思います。
合田:いきなり「まだ早いよ~!」とか言い出しますからね
ぽぷ:ちょっと大人なことに興味があるんですね(笑)
村上:そう、思春期なんですよ!1話だと『キス』だったんですけど、2話が『付き合う』で、付き合うの映像が『牛と突き合う』で闘牛士的突き合うになってて(笑)
積田:律は特に妄想力すごいよね。
合田:円周率を凄いドキドキ・モジモジしながら唱えるシーンがあって…そこが可愛かったです、律どうぞ。
村上:えっ…あ、丈人が振ってよ!
合田:「律、いつものヤツを唱えるんだ!!」
村上:「3.14…15!…92……」
合田:ビクン!ってモジモジしながら…。
ぽぷ:円周率を唱えて何かを感じていると(笑)
合田:それで世界数式学会の会場で皆の前にモジモジしながら出ていくんです。
ぽぷ:円周率を唱えるのは、素数と一緒で心を落ち着かせる為だったんですね。
村上:そうなんです。素数の代わりに、名前と同じ円周率を…
小松:それで数学の天才に…
ぽぷ:数学に熱中することで解消しているんですね。それぞれキャラクターの特技と相まって個性が突出しています!
小松:蘭は百合だしね~!
村井:女の子をいつも引き連れているんだよね(笑)
積田:蘭はプログラミングの天才なんですけど、アニメでは全面に百合を出していて、ハッキングとかの活躍よりは「吹音ちゃぁあん!」みたいな感じで丈途と吹音がいたらヤキモチをやいて跳び蹴りしたりとか、そういう百合要素を全面に出すお姉様です。
小松:私も陰ながら丈途が好き…。
村井:ツンデレなんだよね、来夏はすごく。
小松:来夏は独占欲の強いキャラクターなんです。
ぽぷ:よろしければ、ちょっとノートに相関図を描いて頂けますか?
村上:全員丈途が好きなんじゃないかなぁ…?
月宮:創は“解剖”“実験対象”みたいな感じで丈途を見てるんじゃないかな。
村井:勝代はアニメだと恋愛は全然。どっちらかっていうと、悩みを解決しに、困ってる人を助けなきゃ!っていう感じ。でも、全部裏目に出る。
村上:(ノートに書き加えながら)こんな感じかなぁ…。
ぽぷ:これが…「R-15♡」の複雑な相関図みたいです。(マル秘)
合田:「R-15」のキャラクター達の相関図です!私達のではない!
村上:こんなんだったら大変だー!
ぽぷ:実際はいかがでしょう?(笑)
合田:うーん。実際のところも皆、役がそのままおりてきちゃってるかも。
柏山:ごーでぃー(合田)は、ゆりにゃん(福原)とイチャイチャしてるの。
村上:イチャイチャイチャイチャしだして…たまにごーでぃー(合田)がかっしー(柏山)に浮気して、ゆりにゃんが嫉妬してっていう感じが結構多いですね。
月宮:理系は平和ですよ。数学、科学、情報の理系3人は仲良しで平和です。
村井:私とこまなちゃん(小松)は…。こまなちゃんは私にツンデレなんだよね~。
小松:私は……むらむら(村井)になんか、興味ありません。
村井:可愛い~♪
月宮:むらむらにだけ、ツンデレなんだ。
合田:良くわからないので、こまなちゃんは(笑)
小松:ごーでぃー(合田)なら私のことをわかってくれると思ったのに!
合田:ちょっとわからないな、謎です。
小松:台本読んで“何考えてるんだろう来夏は”って考えました。
合田・村井:こまなちゃん自身のことだよ、今言ってるのは。
小松:えっ?!私~?!
村上:うん、来夏じゃないから(笑)
小松:あっれ~??
村上:こまなちゃんは、来夏がおりてる時の性格と、素の性格がかけ離れてて二重人格…って感じだよ!
小松:(カメラ型のポーチを抱えて)「本当のことなんて、ファインダーを通さないと分からないんです。」
村上:そのファインダー、見えないしね…(笑)
小松:小物入れ~!
バラエティ豊かなキャラクターソング
小松:来夏は、ドSで上から目線の女の子なのでかなり挑発するようなカッコイイ楽曲になっています。
福原:キャラソンの途中で「ブタ野郎!」って叫んでますね。
小松:観客に向かって「このブタ野郎!」って言います。
ぽぷ:皆様、喜ばれるのでしょうか…?
小松:そうですね!一部の方は…(笑)
合田:結構来夏ファンが多いんです。原作でも来夏人気が高くて。
ぽぷ:いわるゆ“ドM”の方が多いのでしょうか?
合田:そう…なのかな?(笑)丈途の曲は、キャラ的にコミカルな曲になるかなーと思っていたんですけど、すごいビジュアル系ロックな曲で…、最初は「えぇ、こんなカッコイイの?」と、とまどいました。でも実は最後の最後でオチがあって、それが丈途のレッドバイブルをよく表しているんです!歌詞カードを見て頂けるといいかなと思います。
ぽぷ:レッドバイブル…?丈途様の鼻血のついた直筆原稿でしたね!かなり原作とリンクして楽しめる曲ですね。
小松:私は男の子の声で歌えるのがすごいなって思って。
ぽぷ:男の子の声と女の子の声では、声のつくり方が違いますか?
合田:もうまったく、気持ちから違います!特に男の子をやる時は、気持ちからなってないとすぐに女の子の語尾が出てきちゃうので…。まどかはリアル男の子だから大丈夫かもしれないけど(笑)
村上:違うよぉ!!
ぽぷかる:お二人の関係性が一瞬でわかる会話ですね。いじり、いじられ…ツッコミ関係(笑)ヒロイン吹音ちゃんの曲はいかがでしょうか?
福原:吹音はクラリネットの天才なので、クラリネットや色んな可愛い音がポンポンって入っているような…癒し系の曲です。
ぽぷ:優しい雰囲気ですよね。
福原:吹音は、皆の輪に入るのが苦手で自分からはあんまりいこうとしない。でも仲良くしていたいというキャラクターです。頑張って学校に行って「今日も一日頑張るぞ!」という気持ちとか、丈途とは最初に最悪の出逢いだったんですけど、これから上手く付き合っていきたい、丈途ともっと仲良くなっていきたいなぁという気持ちを込めて歌いました。
月宮:癒されるよね。寝る時に聴いてたら気持よく眠れそう。
小松:昨日の野外ライブでも、子どもさんが集まってくるんですよ。ゆりにゃん(福原)の楽曲で。
合田:その後の私が激しいロックで、おばあちゃんビックリ「はぁΣ(´∀`;)」って感じ(笑)
ぽぷ:本当にバリエーション豊富で飽きないですね。
村井:勝代はチアリーディング調の曲なんですけど、相手を応援するよりか自分を応援してる。勝代ちゃんはすごいドジっ娘で、いつも失敗ばかりなんですけど、でも「ドンマイ自分☆」みたいな。この曲を聴いてると、悩んでるのが馬鹿らしいな。ってなります。弾けてるんです。
合田:(村井さんが)自分で考えたダンスも可愛くて。ポンポン持って踊るんですけど、それもすごく元気が出る。
ぽぷ:ダンスの振り付けは、ご自身でされていらっしゃるのですか?
村井:自分で考えました。
合田:オープニングとエンディングはダンスの先生に振り付けをして頂いて、キャラクターソングは自分達で考えています。
ぽぷ:フォーメーションもバッチリでしたね!
小松:ダンスは一ヶ月以上みっちり稽古をしました。
ぽぷ:皆様、今までダンスのご経験は御座いましたか?
福原:いいえ。初めてでした…。
合田:経験者が少なくて。皆まず、ストレッチからはじまりました。よっしゃ体柔らかくするかぁ!
村上:ツーステップ頑張ろうかぁ!みたいな。
福原:でも最後にPV撮影をしたんですが、そこで1つ映像として残せて…なんだか感動しました。ここまでやったんだ、最初ストレッチしてたのに踊ってるし!って。
柏山:振り付けの先生も感動してくださって。
月宮:ここまで出来ると思わなかったって言ってくれて…。
合田:「正直無理かもと思っていたけど、凄く良かった」って。
ぽぷ:アニメと一緒に成長していらっしゃるのですね!皆で1つの物を創り上げていく一体感。ダンスも見事で御座いました♪
福原:つみちゃんのキャラクターソングのダンスも凄いですよ!
柏山:「お姉様」って感じで!
積田:キャラクターソングをはじめて聴かせて頂いた時に、歌詞が本当に凄くて…!(笑)
村井:男の子が聴いたらちょっとショックな内容だよね。
柏山:百合百合~♪
積田:「もう妹になったらいいのよ」とか「男なんか要らないのよ」っていうのがバンバン入っていて。振り付けもリクエストがあったんです。“絶対に笑顔を見せないこと”。
ぽぷ:ぽぷっ?“笑顔を見せない”というのは珍しいですね。
積田:はい。「蘭は、男嫌いなキャラなので、絶対に男性に対して睨みつける感じでいきなさい。」というリクエストがありました。それで色々考えて…笑顔を見せないように意識して歌いました。
小松:でも、普段一番笑顔を絶やさないのはつみちゃん(積田)なんです。いつも笑っていて、辛い時も笑ってます。
ぽぷ:「R-15♡」の声優として出られる時は、もう役に成りきった状態で舞台にあがっていらっしゃるんですね。
積田:でないと歌えないです。蘭モードでは、男が寄ってきたら「しっし!」みたいな感じでやってます。
ぽぷ:笑顔で酷いこと言いますね~(笑)
柏山:園声謡江は、アイドル歌謡の天才ということで…。自分も歌が好きだったので、役が決まってから歌には本当に力を入れたいなぁと思っていました。アニメでも1話と2話でキャラクターソングが流れていたのですが、曲調は80年代歌謡曲がベースにあって、これぞアイドル!って感じの、可愛い曲です。
ぽぷ:柏山さんはアイドル向きのストレートな可愛らしい声質で、ぴったりな曲ですよね!
柏山:でも最初は高いキーが全然出せなくて、かなり練習したんですけど…やっぱり皆より苦労して…。たぶん、最初のレベルだとアニメでは放送…絶対出来ないだろうなってくらい酷いって自分で思っていて。本当に、泣きながら練習したことがあったくらい苦労しました。
ぽぷ:アイドル歌謡の天才という設定にプレッシャーはあったのでしょうか?
柏山:プレッシャーもかなりありました。今、実際に出来たものを見ると、頑張って良かったなぁって思えます。すごく素敵な曲でしたし、私の声のキーに合わせて作って頂いたので、本当に歌いやすくてキャラクターにぴったりな曲で良かったなぁ。
合田:着うたサイト「アニうた」でも、ランクインしていて。
柏山:2位までいきました…!!(照)
小松:キャラクターソングがランクインするのは、異例のことらしく…。快挙でしたね!
月宮:私の演じる創は、かなりむちゃくちゃなキャラというか…すごく破天荒で、楽しいことに一直線!自分の好きなことに突っ走る可愛らしいキャラクターです。なので、キャラクターソングも元気いっぱい!聴いてるだけで、妙に元気になります。
ぽぷ:妙に…というと?
月宮:ストーリーではなくて、リズムかな。考えて良い曲だなっていうよりも、聴いた瞬間に楽しくなる曲です。
ぽぷ:気になりますね、一体どんな歌詞なのでしょうか?
月宮:『棒々鶏』とか『担々麺』とかが出てくるんです。レコーディングするときも、作詞家さんに「この『棒々鶏』はどういう意味か?とかどうしてここで出てくるのか?とか考えなくて良いです」って言われました。(笑)
ぽぷ:語感で楽しめる曲なのですね。
月宮:聴く方にも、あまり深く考えずに聴いてノリノリになって頂ければと思います。あと、円修律のキャラクターソングとリンクするところもあります。
ぽぷ:キャラクターソング同士でのリンクというと?
村上:(創と蘭は)科学と数学なので、そこが対決曲で。途中で入れ替われるようになってるんですよ。
積田:同時再生すると…だね。
村上:イベントで何度かやっているんですけど、そのうちリミックスコンテストをするかも…みたいな話があったりとか。
月宮:一緒に合わせて再生して、楽しんで頂ければと思います。
村上:律のキャラソンは、男の子っぽいのかな…なんて思っていたんですがど、すっごい可愛い曲なんです。ヒロインがこれだけいる中、全キャラクター中、唯一、丈途への愛を歌ってる(笑)
ぽぷ:BL街道まっしぐら!で御座いますね~。
村上:他のキャラクターは丈途へ歌っていないのに、律は完全に愛しか歌っていない。「気付いてよ」とか「計算通り」とかね。
ぽぷ:ヒロインは皆、自分のことを歌っているのに、律は丈途へ向かって歌っているんですね。丈途への愛が強い(笑)
村上:そうですね。一番、丈途への愛がストレートに強い。かなりヤキモチ焼きですね。丈途は吹音と一緒にいるシーンが多いんですけど、見つけると「丈途、何してたんだ!」って走っていって食って掛かるという。
積田:だいたい蘭と一緒に乱入するもんね。
村上:蘭が丈途に「吹音ちゃんに何してたのよ」って言って、律は「二人っきりで何してたんだ?!」って詰め寄る。
小松:丈途・吹音・蘭・律はある意味不思議な四角関係が成立してます。
ぽぷ:今後の恋愛関係は、一体どうなっていくのでしょうか?
一同:今後~?(悩)
村上:わからないんですけど、丈途と吹音がくっつくような気配…。律と丈途がくっつくと大変なことに…。
合田:それは何アニメだって感じですね!
ぽぷ:いわゆる思春期の少年の妄想で、ちょっとエッチなアニメ!と見せかけて実は腐女子向けだったってオチになりますね。
村上:その層のお姉様方に喜ばれるといいね
福原:(丈途と吹音は)ココが唯一の純粋な関係です。
村上:丈途は、吹音ではいやらしい妄想が出来ないんですよ。
村井:ポルノ作家なのにね。
村上:他の人ではどんどんいやらしい妄想ができるのに、吹音で妄想しようとするとユニコーンが出てきて、天使がパタパタ~っと飛んで来る。
ぽぷ:吹音ちゃんは、丈途君にとって聖域なんですね。
合田:そんな想いがあるのかな。
ぽぷ:逆に、丈途君が妄想しやすいキャラクターはある?
一同:謡江!
村上:謡江からのアプローチも結構ある。
柏山:謡江は本当に丈途のことが大好きで、でもなかなか最初は表に出せない。影で見守ってヤキモチ焼いているような女の子なのですが、これからどうなっていくのかな?三角関係に…。
積田:百合も負けませんよ~!
ぽぷ:結末はアニメを見てのお楽しみで御座いますね~。