会社でハラスメント(嫌がらせ)を受けて鬱になった。

 

嫌がらせには色々あるけど、私の場合は正論(正しさ)を背景に攻撃された。

 

正しいなら何をしてもいいのか??

 

理不尽じゃないか??

 

そんなこんなで、正しさについて考察するようになった。

 

 

そんなときにこの言葉を聞いた。

 

「この世に正解も不正解もない」

 

 

これは、この世に正しいも間違いもない、ということ。



例えば、身近な例でいうと、

 

オートバイに乗るときはヘルメット着用が正しいことです。

 

 

ですが、一昔前(~1986年)はノーヘル=合法=正しい事

 

でした。

 

これは時代によって正しいことは変わる、ということ。

 

 

 

あと、ベトナムではノーヘルOKです。

 

つまり、ノーヘル=合法=正しいこと です。

 

これは、国によって正しい事は変わる、ということ。

 

 

あと、災害時に津波から逃げるとき、ヘルメットが見当たらず緊急でノーヘルでバイクで逃げたとします。

 

法律で言えば間違いです、

 

でも、そんな事言うてる場合じゃない。

 

ヘルメットより命が大事っす。

 

逃げる人にとっては、ノーヘル=正しいこと。ですよね??

 

これはつまり

 

立場によって正しいことは変わる、ということ。

 

 

以上をまとめると

 

正しいことは、時代・国・立場によって変わる。

 

 

こう考えると、全時代で全世界共通ですべての人に当てはまる正しさなど無い。

 

となります。

 

 

これが、

 

この世に正しいも間違いもない。

 

という考え方っす。

 

 

なんでこんなめんどくさいことを言うのか・・・??

 

というと、

 

私はこの考え方でイジメのループを突破できた。


 

だって、正しいことを盾に攻撃されても、

 

正しいも間違いも関係ないので、

 

「やかましい!!このバカタレ!!」

 

と言えるから。

 

 

黙っているといつまでもイジメは続くから、これで一応ストップする。

 

まあ、この対応はゴタゴタするだけなのでよろしく無いんですが、言えないってのはしんどいし、あまり良い結果を産まないし、ループから脱出できない。。

 

なので、どんな状況であろうが、イジメに対してNO!!と言えるようになる。

 

とりあえず脱出する。

 

これがわたしにとっては、まずは必要でなことでした。


 

 

ですが、やはり行動するときは、自分を正当化したいもの。

 

間違ったことはやりたくない。

 

判断基準がほしい。

 

それは人間共通の思いだと思う。

 

 

じゃあ、何を基準に行動すれば良いのか??

 

というと、

 

感情(喜怒哀楽)

 

だと思いました。

 

 

なぜなら

 

感情とは直感だから。

 

 

感情(直感)は大きく3種類に分けられる。

 

ワクワクする感情 もやもやした感情 何も感じないフラットな感情

 

程度の差はありますが、このどれかだと思います。

 

 

うまくいく人は直感に従っている

 

という。

 

 

ならば、うまくいく行動基準は、直感です。

 

 

とするなら、イジメの対応にも当てはまる。

 

 

いじめられたらどう行動すれば良いのか??

 

それは

 

直感に従う

 

となります。

 

 

 

いじめられて腹たったら怒る。

 

悲しければ泣く。

 

嬉しければ喜ぶ。(どMに限る)

 

 

これがイジメに対しての基本的な対応だと思っています。

 

 

そして実際、私はいじめを受けたら怒りを感じるのでブチ切れまくってました。


だって、腹立つんだから仕方ないじゃないか。。。。

 

 

まあ一般的にブチ切れるのは最も愚策です。

 

ですが、あえてブチ切れる、ブチ切れる練習をすると、変な話、冷静にブチ切れることが出来る。

 

それはあらゆる怒りをコントロール出来るようになれるってことです。

 

 

怒りのコントロールは難しいです。いまだ出来ていません。。

 

だから、私は怒る練習をしている。

 

 

いじめられて怒ってばかりではおこちゃまであまりよろしく無いです。

 

腹が立っても怒りをコントロールできる、

 

これが大人の対応だと思います。

 

 

だから、私は腹が立ったら怒りまくる、を練習している。

 

子供からおとなになるために。。。


 


まあ、ブチ切れるのを練習するっておかしいかもだけど、すごくたくさんのメリットがあると気がついたんですよね。

 

それはやってみればわかるんですが、

 

仮に

 

今ここでブチ切れてみて!!!

 

と言われたら出来ますか??

 

 

意識してブチ切れるって難しいんですよ。

 

相当高等なテクニックと練習が必要だと思いました。

 

 

やってみればわかりますが、

 

仮に怒髪天を再現するとする。

 

血圧を上げる。

 

顔を赤くする。

 

声を大きくする。

 

体に力を入れる。

 

心拍数を上げる。

 

目を見開く。

 

集中力を高める。

 

戦闘の姿勢を取る

 

呼吸を止める、または早くする。

 

怒りの感情を持つ。

 

歯に力を入れる。

 

これを同時に意識的にやるんですよね。

 

ただ怒るだけでも、相当複雑な体と心のコントロールが必要なんです。。。

 

 

 

これって自分が今どういう状態なのか??

 

相当細かく意識してないと出来ないですし、練習も必要です。

 

 

釈迦もテレサも言う。

 

常に己を意識しなさい。

 

 

あえてブチ切れるってのは

 

釈迦やマザー・テレサの教えに沿ってるんですよ。( ・ิω・ิ)

 

 

と・・・、かなり強引ですが、そんな事を考えたりします。。

 

 

 

で、いじめの話。

 

いじめられたら直感を大事にする。

 

 

大体、腹たったり、モヤモヤとか、ネガティブな感覚がするはずです。

 

それはもう大事にしたほうが良い方向へ行く。

 

 

だからといって、感情に任せて怒ったり反撃したりも大事だけど、それをしてしまうとゴタゴタする。

 

じゃあどうすれば良いのか??

 

と言う話になると思います。

 

 

この場合、選択肢は2つ。

 

いじめを受けた→腹がたった→アクションを起こす(怒る・反撃する・言う・相談する・訴える。)

 

いじめを受けた→腹がたった→何もアクションしない(我慢する・スルーする。ほかで発散する)

 

何がいいのか、その時々で違うと思います。

 

 

それに合わせてどっちも出来たほうが良いですよね。

 

どっちでもできれば、いじめを受けえたとしてもどんな対応出来る。

 

それって、自信と安心につながる。

 

新しい職場にはいったとしても、イジメにそれほど怯えることはなくなるわけです。。

 

 

私はこれを目指していました。

 

だからあえてブチ切れる練習をしていた。(今も・・汗)

 

 

 

実際、今まで何度も転職してきて、必ずいじめにあっていた。

 

それで人が怖くなっていたし、面接の電話も怖くて手が震えて出来なかった。。

 

それが面接の電話もなんとか出来るようになったし、イジメも今いる職場では今のところ受けてません。。。

 

まあ、最初はそんなもんだろうし、この先何がどうなるわからんし、潜在的なイジメは人が集まる場所にはどこにでもある。無い方がおかしい。

 

でも、なったらなったでなんとかなるだろう。。

 

ならんかったらしゃーない。。

 

と、割と柔軟に考えることが出来るようになりました。

 

 

まあ、それが普通なのかもですが、私にとってはその普通が普通にできなかった。

 

それが普通に出来る・・・・。。

 

 

ここでやっと、人並みにスタートに立てた気がします。

 

って、これからかよ~~~~(;・∀・)

 

 

まあ普通って難しいし、でも、普通でないのも悪いことばかりではない、いろんな濃い経験ができる、と思えなくもないので、それが救いといえば救いだ。

 

でもやっぱ、ジジイには楽なのが良いっす。