はあ?親に会わせたの⁉
この爺さんを!?
 
 
ここからの続きです
 
驚きました
 
 
この年齢差の彼氏を親に会わせるだけで
かなりハードルが高い
 
 
プラス既婚者ってなると
私だったら会わせられない
 
 
そんなもん連れて行ったら
親が卒倒するにきまっているから
 
 
それを平気で紹介できちゃう環境って…
 
 
それも容認してくれたって
どういうこと⁉
 
 
考え方の違いなのか?
 
意思を尊重するというのと
なんでも受け入れるのと違うと思うが
 
 
どういうこと⁉
 
 
 
 
 
認めてくれたってなに⁉
 
 
 
 
人の道理を外れていることを
認めてくれたというのか
 
 
 
 
 
ママに言うずっと前に
爺さんと親のとこに挨拶行ったの
 
 
パパは最初驚いていたけど
今では酒を飲む仲だし
 
 
離婚で慰謝料とかかかるだろうから
一緒に住めばいいって
 
 
こうなったらうちに婿に入れば?って
アホ美が言ってくれたんだよ
 
 
 
 
この頃
 
アユ親は新築を建設中でした
 
 
そこに爺さんが同居することを
認めたというか促した
 
 
 
信じられない
 
 
 
気持ちが冷めていく
 
 
 
なんかもうめんどくさい
 
 
 
話が通じない相手に
どんなに一生懸命になっても
 
通じることはないんだから
 
 
 
 
もういいや
 
 
 
アユの親がそう言っているのなら…
 
 
 
もうどうでもいいや
 
 
私の知ることではない
 
 
私は他人なんだから
 
 
 
じゃあ…いいんじゃねーの
アユの好きにすれば?
 
 
 
私きっと最初から関係なかったんだ
 
 
娘のような気持ちでいたから
 
なんか勘違いをしてしまってたみたいだ
 
 
 
 
そう思うと
 
 
思考も行動も感情も
全ての動きが停止しました
 
 
アホ美が気持ちわかるよーって
言ってくれたんだよ
 
応援してくれるって
だから絶対結婚する
 
 
 
 
うん、好きにすれば?
 
ママは何も言えないから
 
これからはアホ美に相談した方がいいよ
 
よし、そろそろ帰ろっか
 
 
 
 
なんか…がっかり…
 
 
悲しくて虚しくて
バカみたい、わたし
 
 
 
 
 
 
 
アホ美にいったい
誰の気持ちがわかるというのか
 
 
自身も一回り下の男と
不倫していたらしいが
 
だから気持ちがわかるとでも言いたいのか

不倫する気持ちがわかると言いたいのか
 
 
そこに傷ついている人がいるということを
一度でも考えたことがあるのか
 
 
相手の気持ちなんてお構いなしの
ただの我欲の塊じゃねーか
 
 
不倫女は相手の配偶者を悪者にするが
相手の何を知ってそう言うのか
 
 
人のものを欲しがることだけは
いっちょ前で
 
 
責任という言葉は持ち合わせていない
 
もちろん意味も理解もしていない
 
 
先を見透す力がない
 
 
その時その瞬間を生きる
残念な生き物だ
 
 
そんな母親に育てられると
子供はこうも歪むのか
 
 
蛙の子は蛙なのか
 
 
 
 
 
 
だとしたら私も人のことは
言えないんだけどねガーン
 
 
 
 
 
 
そして驚くことに
 
この爺さんとの関係は4年になるという
 
 
そしてその4年間の間に
妊娠堕胎があったらしい
 
 
全然知らなかった
 
 
だけどここまでくると何も驚かない
 
 
ただ、妊娠って…
 
 
こんな爺さんと子作りするって
その行為が気持ち悪い
 
 
63でもタネは健康なんだと
感心はしたものの
 
 
63になっても避妊のひとつ
できないのか?
 
 
それでいて堕胎するって
意味わかんないんですけど
 
 
あーー胸糞悪い
 
 
堕胎して
2人で抱き合って泣いたとかいう話
 
反吐が出そうだった
 
 
 
泣くくらいなら避妊しろや
 
 
 
 
 
4年も前から付き合っていたなんて
ビックリした
 
と言ったら
 
 
 
ママは絶対に爺さんのこと嫌いって言うの
わかってたから言わなかった
 
と言われてしまった
 
 
 
 
やはりあの店長の時に言った言葉は
アユの心を突いていたのだ
 
 
あの薄汚い店長とは
小娘の事故の前後別れていたらしい
 
 
この爺さんは職場で出会い
優しく仕事を教わっているうちに
 
好きになったと言う
 
 
 
 
 
はあ!?
 
まずは眼科行ってこい‼
 
そう蹴り飛ばしてやりたかった
 
 
 
 
この世の中に星の数だけ男はいるのに
なぜこの人だと思えるのか
 
 
誰かの物だから手に入れたくなるのか
 
 
施設長と職員の間で
誰にもバレてはいけない
 
そんな吊り橋効果で盛り上がっているのか
 
 
 
 
 
だけどそれは錯覚だ
 
 
 
 
ただ仕事を教えてもらっていくなかで
爺さんが頼もしく見えただけだよ
 
 
ただ優しくて大きな愛情に包まれた
そう感じてしまっただけ
 
 
それは勘違いで
 
それは愛ではない
 
 
 
いっときの感情で人生を棒に振るな
 
 
 
そう言いたかったけど
言わなかった
 
 
 
 
だって
 
アユの親が認めるって
そう言うんだから
 
 
 
to be continued