朝方は雨のために気持ちが落ち込んだものの、二重の虹を見て元気が出て行きたかったレッドタワーと、そこからみた場所に向かって楽しく過ごした母ちゃん。
2023年1月23日。
4日目の朝を迎えました。
波も穏やかで朝からものすごい良いお天気でした。
ブジバに3泊した後は、セントジュリアンという繁華街に宿泊することにしていたので、ホテルをチェックアウトして移動です。
ブジバで泊まったホテルではチェックアウト前日の夜に電話でチェックアウトについて尋ねられました。
母ちゃん、食事して酔っ払って帰ってきたことに加え、顔が見えない電話での英語が聞き取れずレセプションの方に申し訳ない…。
要約すると空港への送迎は不要か？ 何時ごろにチェックアウトするのか、って内容でした。
このホテルでの最後の朝食はこんな感じ。
毎日美味しかったです。
お部屋も綺麗でしたしホテルのスタッフの皆さん、とても感じが良い方ばかりでしたので、また泊まりたい、そう思ったホテルでした。
お部屋に戻って荷造りをして、お茶を飲みながらブログを書きました😊
そして、最後に三脚を使ってバルコニーで自撮りをしました。
風が強くて三脚はこれまで使えなかったので…
チェックアウトの時間は11時、次のホテルのチェックイン時間は15時なので、ギリギリまでホテルにいるつもりでのんびり過ごしました。
チェックアウトの時間になったのでホテルを出ました。
マルタは宿泊税として18歳以上は1泊0.5€/一人（上限5€）が課税されます。
チェックインもしくはチェックアウト時に請求されるので、ご参考まで。
バスに乗ってセントジュリアンのホテルに向かいましょう。
母ちゃんはマルタのバスの1週間バスカードを持っていました。
でもこのパスでは「TD＊＊」と書いてあるバスは利用できないことを知りませんでした。
TDはTallimja Directの略らしく、停車するバス停が少ない直行便バスで母ちゃんが持っているバスカードは使えず3€払わなければないとのこと。
Tallimja（タリンヤ）はバス会社の名前です。ja,ju,joはや、ゆ、よ とマルタ語では発音されます。ポーランド語もそうなのですが、この読みのために母ちゃんは名前を正確に読んでもらえないことが多々ありました。
TDのバスの意味を知らなかったので、とっても勉強になったと思って3€払って乗りました。
ちなみに通常のバス料金はハイシーズン2€、ローシーズン1.5€（2時間有効）だったはずなのですが、今回ローシーズンでも2€でした。どこにも料金変更のお知らせがないのですが…。
バスに50分ほど揺られて、ホテルのあるセントジュリアンのスピノーラ（Sponola）に着きました。
宿泊するホテルはこんな外観です。
バス停の目の前にホテルがあることを知っていたので、ここを選んだ母ちゃんです。
到着したのは12時。
うまくいけばチェックインできるか？と思っていたのですが、15時までチェックインはできないと言われたので荷物を預けて散策に出ました。
スピノーラ湾には、マルタの伝統的な舟、ルッツが何隻か浮かんでいました。
目が描かれているのですが見えますか？
ルッツは緑＝土地（安全、安息）、青＝海（平和、男らしさ）、赤＝マルタを象徴する色（情熱、生命）、黄＝太陽（幸福、希望）の意味がある色付けがされており、先頭には目がついています。
所有者の思いによって塗り分け方が違い、思い入れが垣間見られます。
そして、先頭の目ですが、古代エジプトのオシリスの目という説とホルスの目であるという説など諸説あり、死または嵐や自然災害から漁師を保護するという考えが有力のようです。
湾に堤防があったので、行ってみました。
誰もいないし、風もないので三脚を使って自撮りで遊びました。
外国人がよくやっているポーズでも撮ってみました。
彼らはめちゃくちゃ高いところにある壁でもこうやって写真を撮っているので、見ている母ちゃんは風に煽られて落ちてしまわないか、と毎回ヒヤヒヤしています。
次にインスタ映えすると密かに話題となっていた場所にも行ってみました。
残念ながら工事中でした。
アーチの下は階段で、ここに座って写真を撮ると海とアーチとが絶妙な景色になるのです。
さて、気を取り直して歩きます。
マルタのヒルトンを見に行きました。
近くにこんなビルもあってセントジュリアンのシンボル的な存在になっているのですが、これもヒルトンの一部なのか？わからずです。
カジノもありました。
ここでどれくらいの夢が散って、どれくらいの夢が実現しているのでしょうか？
ヒルトンの横の道を降りていくと、こんな味のある建物がある海に出ました。
対岸の先端には公営のカジノが見えます。
カジノ見えるかしら？
海は史跡らしく一部人工的な跡がありました。
何もないところですが、岩場を散策して楽しみました。
ふと海をみると、虹が出ていました。
今回の旅は虹にとってもご縁があります。
雨季だからでしょうかね？
調子に乗って虹と母ちゃんのツーショット（？）を撮ってみました（笑）
虹が薄い…😅
セントジュリアンは繁華街なのですが、こんなにのんびりとした場所があるとは知りませんでした。
新しい発見でした。
ここには地域猫の餌場もありました。
黒猫ちゃんがご飯を食べていました。
次にさび猫ちゃんがやってきました。
マルタの地域猫活動、前から有名ですが、しっかりと保護されているようで嬉しかったです。
地域猫活動の卒論を書いている娘に写真を送りました。
さて、お次は夜になると賑わう若者の街、パーチャビルに行ってみましょう。
夜になるとバーなどがオープンする場所ですが、母ちゃんは行きません。
昼間は閑散としていました。
ここを通り過ぎると、砂浜がありました。
海の水がとても綺麗です。
夏になると人がたくさんいるんだろうな〜。
時間は14時。
お腹がすいたけれど今食べると夕ご飯は食べられなくなるな、と思って食べずにウロウロしました。
バス停があったので、ホテルまでバスで戻ることにしました。
首都ヴァレッタ行きのバスだったので、バスに乗っている間に気が変わって、ホテルには戻らずヴァレッタにこのままバスで向かうことにしました。
でもね、途中でスリーマという街から『これぞ、マルタ！！』という景色が見えたら、バスから降りてました（笑）
もう好き放題です😅
これぞマルタの景色ですが、手前の教会が改装中で残念ながら一部工事中のヴァレッタの景色でした。
7年前に撮った写真
当時のスマホの性能は
これがアップの限界でした
でも、左のドームの教会をみるとテンションが上がります。
ヴァレッタは街自体が世界遺産なのですが、要塞だった頃の城壁がところどころに見えます。
この作りは西洋での代表的な築城技術だそうで、函館の五稜郭はこの築城技術を参考にして作られたものです。
スリーマは6年前の2回目のマルタ訪問の時に滞在した街です。
前回泊まったアパートホテル
なんか色々と変わっていて、都会になっていました。
都会といってもマルタの中で、の話です…。
なんかちょっと寂しいって思った母ちゃんです。
さて、今度こそホテルに戻りましょう。
ホテル前のバス停でバスを降りたらこんな黄色いバスが見えました。
このバスは以前走っていたマルタの公共バスです。
可愛いと評判だったのですが、普通のバスに切り替わっています。
観光用で走らせている会社があると聞いていましたが、出会うことができました。
ホテルにチェックインしました。
お部屋は少し狭いですが、スピノーラ湾が一望できる絶景ホテルです。
荷解きをして少しゆっくりして過ごしました。
夕食はホテルの並びにあったイタリアンに入りました。
トリップアドバイザーで高評価だったので…。
お店の外観
頼んだのはカプレーゼサラダとゴルゴンゾーラのニョッキと赤ワイン。
お盆くらいの大きさの皿に
ど〜んとカプレーゼでした
カプレーゼより大きなお皿に
ど〜んとニョッキでした
写真ではわからないと思いますが、これもまた多かったんです…。
ニョッキなんて餅みたいなもんじゃないですか。
この量のニョッキなんて食べきれず、また残してしまいました。
ゴメンナサイ😞
夕食のあと、少しだけ夜のスピノーラ湾、を散策しました。
綺麗です。
まだ夜8時くらいですが夜中の気分でした。
LOVEモニュメントも見てきました。（影がLOVEなのですが写真を撮った向きがよろしくなかった…）
翌日からまた気持ちも新たに色々なところに行ってきます。