函館ワーケーション 7日目 立待岬と碧血碑 | アラフィフからのひとり旅&ネコとの日常

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旅行が好き。
家族と一緒に行く旅行とは違う気ままなノープランのひとり旅の楽しさを
アラフィフになって知ってしまい、休みさえあれば家族そっちのけでひとり旅に
行っちゃってます…。(^.^;)

加えて我が家のネコ達のことも書いちゃってます。

人力車でレトロな函館を堪能し、赤レンガ倉庫のビヤホールでビールを楽しんで観光三昧初日を終えた母ちゃん。

 

 

7/24の朝を迎えました。

 

朝、温泉に入った後、部屋で10時まで過ごしました。

 

とにかくゆっくりしたかったので、朝ご飯は食べていません。

 

10時になってやっと始動開始しました。

 

ホテルを出てレンタサイクルの店に向かい、電動アシスト自転車を借りました。

 

この日は、1日電動アシスト自転車で函館を回ります。

 

 

前日に色々調べていて立待岬に行くことにしました。

 

でも、立待岬に行くとしたら市電の終点の矢地頭からさらに徒歩15〜20分とありました。

 

そして、その時結構な坂道を登るようです。

 

ちょっと大変だなぁ、車を借りると小回りが利かなくなるけどレンタカーを借りるか?

 

他にも色々と回ってみたいので車はな〜と思っていたところで、電動アシスト自転車を借りるという案が思い浮かびました。

 

調べたら函館駅前のビルで電動アシスト自転車を1日1600円で貸し出していました。

 

良い運動になる&小回りが効くということで、電動アシスト自転車に決めました。

 

 

前置きが長くなりましたが、自転車を借りていざ立待岬へ!!

 

立待岬は津軽海峡側なのでそちらに向かいました。

 

海沿いの道を選んで自転車を走らせます。

 

薄曇りでしたが、風がとても気持ち良いです。

 

 

途中、海が見えるところにちょっとオシャレなカフェ?レストラン?を見つけました。

 

 

今日のお昼ご飯はここで食べよう指差し そう思いながら、自転車を漕ぎ続けました。

 

坂道もつらくないし適度な運動になるし、電動アシスト自転車、最強!!キラキラ

 

立待岬に向かう途中に石川啄木一族の墓がありました。

 

 

坂道の途中で自転車を止めて写真を撮ったのですが、この時、左(後輪)のブレーキが全く効かないことに気づきました。

 

これから気をつけなければ…。

 

 

 

自転車を漕いでさらに進んで、立待岬につきました!!

 

立待岬は左下の赤いところです

 

 

とにかく絶景です。それしか言いようがありません。

 

 

自転車を止めて、立待岬を散歩しました。

 

柵に可愛いイカがラブラブ

 

 

 

 

薄曇りでしたが、時々日が差して海と岬の崖が、とても美しかったです。

 

海風も汗をかいた体に心地よく、来てよかった〜〜〜飛び出すハート

 

 

 

小さな売店があり、そこで名物としてつぶ貝が売られていたので買いました。

 

そういや朝から何も食べていなかったっけ・・・泣き笑い

 

 

磯のかおりと弾力のあるつぶ貝は、この景色もあってか、とっても美味しゅうございました飛び出すハート

 

 

さて、そろそろお次に向かいましょうか。

 

次は特に決めておらず、気の向くままに自転車を漕いで回るつもりです。

 

 

来た時とは違う道を進むと、木々の間からこんな景色が…。

 

 

癒されます。

 

自転車だからこそ、味わえるこの景色と風。

 

自転車を選択して正解でした。

 

 

 

さらに進むと、道の脇に『碧血碑』の案内を見つけました。

 

碧血碑(へっけつひ)とは、土方歳三さん他、箱館での旧幕府脱走軍戦死者の霊が祀られている碑です。

 

前日の五稜郭タワーで幕末と明治初期の歴史に触れた母ちゃんは迷わずそちらに行くことにしました。

 

車では行けない細い道に自転車を乗り入れて進めました。

 

でも、道がぬかるんでいて自転車も難しい感じでした。


 

ぬかるみがひどい箇所には木の板が敷かれていたのですが、自転車では難しかったので、途中で自転車を置いてその後は徒歩で進みました。

 

所々に咲いている紫陽花が綺麗でした。

 

本当にこの道で大丈夫なのか?と思いながら進むと、山の中にひっそりと碧血碑がありました。

 

 

碧血碑の隣には、箱館戦争で戦死した旧幕府脱走軍の慰霊を行ってはならない、という新政府の処置に逆らって遺体を寺に葬った柳川熊吉さんの碑もありました。

 

 

明治2年に“箱館“が“函館“ になったのも、箱館戦争が原因だったとも言われているとのことです。

人力車の俥夫さんから聞きました。

 

 

幕末の英雄も時代が変わった途端に罪人扱い…。

 

勝てば官軍負ければ賊軍。

 

複雑ですが今の日本になるためには避けて通れない歴史ですよね。

この戦争がなかったら、きっと違う未来が待っていたかもです。

最近、母ちゃんはこれまで経験した全てのことが今に繋がっている、と実感しています。

だからこそ、このように思えてなりません。

 

 

 

現代では自由に海外に行くことができるようになり、世界的にも緊張と激動の時代は終わったと思っていました。

 

でも、現在、世界的に不穏な空気になっています。

 

また同じような歴史が繰り返されることのないと良いのですが…。

 

血を流した後の幸せよりも、血を流さない幸せの方が、より幸せなのでないでしょうか…。

 

 

そんなことを思いながら碧血碑を後にしました。

 

 

 

続きます。