ブログへのご訪問、「いいね!」等々、ありがとうございます。
初めてご訪問の方はコチラもぜひご覧ください。
我が家の息子は発達障害で、生まれてからあらゆる感覚が過敏で、ものすごく偏食です。
物を食べる時、人間は食感だの味だの匂いだのを感じます。そういう色々な感覚に一気に襲われるのが苦手な息子にとって、長い間、食べることは苦痛でしかありませんでした。食卓に並んだ食べ物を見て、息子はいつも「は~っ」と大きなため息をつきます。食べ物を目の前にすると、目をキラキラさせるよその子とは大違い。
そんな息子も中学生になって、ようやく少しずつ偏食を克服しつつあります。息子が中1から食べ始めた食べ物の1つがオムライス。
小学6年生ごろまでは息子にとってオムライスといえば、白いご飯に薄焼き卵を乗せた物でした。 もはやオムライスと呼べるかどうかも微妙です。
それが、この1~2年で下記のように進化してきました。
レベル1:
白いご飯に薄焼き卵を乗せた物
↓
レベル2:
ケッチャプライスに薄焼き卵を乗せた物(具なし)
↓
レベル3:
ウインナー入りケッチャプライスに薄焼き卵を乗せた物(具はウインナーのみ)
(↑この頃は玉ねぎのみじん切りなどを入れると食べなかった)
↓
レベル4:
玉ねぎのみじん切りとウインナー入りケッチャプライスに薄焼き卵を乗せた物
↓
レベル5:
すりおろしたにんじんを混ぜてもOKに
↓
レベル6:
極小に刻んだキノコやネギやキャベツを入れても食べることも
(↑これは今でも機嫌が悪いと食べません)
「すりおろしたにんじんを混ぜる」なんて、幼児に使うワザですよね。 中学2年生にもなってお恥ずかしい。
でも、これが発達障害の子供の現実です。難しい数学の問題が解けるのに、給食は食べられないし、身の回りのことも全然できません。
それでも、工夫して作っても具が入っているだけで食べてくれなかった頃のことを思えば、最近の息子は別人のようだと、プア子はうれしく思っています。
・・・ところがですね、先日、かぜをひいていた息子に「レベル5」のオムライスを出したところ・・・
「ママッ!このオムライス具が入っている!!」
と怒り出しました・・・
具が入っているだけで怒られたの久しぶり・・・
で、思い出したのですが、体調が悪いと、息子の感覚は通常より過敏になるんでした。
すっかり忘れてた。
でも、息子、「こんなマズイ物、食えるか~っ」と、すっごく怒りながらも食べてくれました。 以前の息子だったら食べなかったはずです。少しずつ、成長しているんだね~。
よろしかったら↓こちら↓も読んでみてください