2024年8月29日(木)。天気雨。台風10号(アジア名:サンサン)の接近の中での松本日帰りの続きです。長野県は、雨の影響が少ないのではと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。「旧開智学校」や「松本神社」に行った後、再び「松本城」へ。本丸に入りました。本丸庭園の緑と、天守閣の黒色とが美しいコントラストになっています。

天守閣の中に入りました。「武者走り」と呼ばれる壁に沿った廊下です。

鯱瓦が飾ってありました。

武者窓から外の様子を伺います。突上戸という上部に蝶番のついた戸が、ものものしいです。

天守閣の上から埋橋とお堀を見下ろします(西)。

本丸庭園(東)。

松本市中心街方面(南)。

花頭窓という禅宗様式の窓。

お城を出てから近くの喫茶店「紫陽花」で休憩しました。

自家製ジェラート。

「松本城」から続く「大名町通り」沿いにある「旧日本勧業銀行(旧第一勧業銀行)松本支店」の建物。1937(昭和12)年築。現在は「アルモニービアン」という結婚式場になっています。

同じく「大名町通り」にある「松本市立博物館」。元々は「松本城」の二の丸にあったのですが、昨年、現位置に移りました。「旧開智学校」も「旧松本司祭館」も、「松本市立博物館」の分館です。

そして、「松本市立博物館」の向かいにある「四柱神社」。「四柱」とは、「天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)」、「高御産巣日神(タカミムスビノカミ)」、「神産巣日神(カミムスヒノカミ)」そして「天照大御神(アマテラスオオミカミ」のことだそうです。明治になってから、神道普及のためにできた神社です。

「四柱神社」の拝殿。1924(大正13)年再建。

「四柱神社」の側を流れる「女鳥羽川」。

「女鳥羽川」に沿った「繩手通り」。

「手づくり郷土賞」が授与されている街並み整備です。

いろいろな店が並んでいます。雨が降っていなければ、もっと良かったのですが。

「繩手通り」のシンボルは、カエルなのだそうです。声の美しいことで有名なカジカガエルなんですね。

「女鳥羽川」を挟んだ「繩手通り」の反対側には、「中町通り」があります。

こちらも無電柱化されて、いわゆる「なまこ壁」風の街並みが整備されています。

和菓子屋さんの「竹風堂」。

元々はこんな感じの家並みが続いていたんだろうなと思いました。

「中町通り」にある「中町蔵の会館(蔵シック館)」です。明治時代から大正時代に建造された造り酒屋の建物を移築・改修して公開しています。

建物の中を自由に見ることができました。

母屋・離れ・蔵に囲まれた中庭。

離れの座敷から庭を眺めます。「府中郷土の森博物館」の「旧田中家住宅」を思い出しました。

松本駅に向かって歩いて戻ります。

駅ビルの「ミドリ松本」内の、「だしの極み・SIN」にて。

東京に帰る「あずさ」に乗り込みます。もう少し遅い電車でもと思ったのですが、結果、途中で大雨の影響により2時間近くの遅れになりましたので、遅い電車にしなくて正解でした。

お土産は「竹風堂」のどら焼きなどです。