2024年7月7日(日)。天気晴れ。猛暑でした。

小田急ロマンスカーに乗って、小田原に向かいました。

小田原駅に到着です。小田原には、昨年の藤の季節に来て以来です。

今日は七夕。「笹の葉、さらさら」。実際には旧暦でのお祭りですから、今年は8月10日です。そんな偏屈なことばかり言っていてもダメですね。昨年は平塚に寄ってみたけれど、すごい人出で早々に引き上げたことを思い出しました。 

いつも見上げるJR改札口の小田原提灯。

「伊豆箱根バス」と「箱根登山バス」とが、仲良く並んでいます。

小田原駅隣接のショッピングモール「ミナカ小田原」のフードコートにある「与一」で、昼ご飯をとりました。ここも昨年に来た店です。

そして14階にある足湯へ。同じルートをたどっています。

足湯に入りながら眺めた小田原市街地と相模湾。

こちらは小田原城と真鶴半島を望みます。

地下のショッピングモール「ハルネ小田原」にある「菜の花ムーンカフェ」へ。

あまりの暑さで、外を歩く気力がわきません。コーヒーとあんみつでゆっくりしました。

それでも、意を決して外に出ました。「ミナカ小田原」の「小田原新城下町」。奥は足湯のあるタワー棟です。

「お堀端通り」の七夕飾り。

緑の樹の下を通っても、暑い。

お堀を見ても暑い。

お城の中にある「小田原NINJA館」に逃げ込みましたが、お土産コーナーで涼ませてもらった後、

とても本丸・天守閣までは登れないと思い、

「小田原市郷土文化館」へ。こちらも涼を求めてだったのですが、結果としてたいへん勉強になりました。

「かなべえ」は、1998(平成10)年に神奈川県で開催された「第53回国民体育大会」のマスコットだったそうです。ということは、「ゆりーと」の親戚じゃないですか。冷蔵庫と白黒テレビと一緒に展示されていました。

民具なども展示されているのですが、実は2階はエアコンがなく、原則的には室温が32度を超えているため立入禁止、但し自分の判断で大丈夫と思う場合は、事務室に声をかけて見てくださいという、たいへん素晴らしい運営でした。

貴重な生物のはく製がありましたが、しかしながら、暑くて長く見ていられませんでした。

「小田原市郷土文化館」の玄関前には、本当に立派なクスノキが。

東京の築地川に架かっていた「小田原橋」の親柱が、ひっそりと置かれていました。「小田原橋」の名前は、かつての旧町名「南小田原町」からとられていて、元は小田原出身の石切棟梁・石工善左衛門に由来しているそうです。

お城の南堀は、びっしりと蓮の葉で埋まっていました。左端は藤棚です。

蓮の花が咲いていました。

小田原城の正面、「銅(くろがね)門」。

依然として厳しい暑さが続いているため、小田原駅に戻ることにしました。