２０２４年４月２８日（日）。天気晴れ。
今日は所用があって、日本橋室町に出かけました。
「中央通り」。
「COREDO室町テラス」。天気の良い中で気持ち良さそうですね。
円安に揺れる？「日本銀行」。
本日の京都競馬場メイン１１Ｒは、「第１６９回天皇賞（春）（ＧⅠ）」（芝・右・３２００ｍ）。１８頭が登録されていましたが、「②ヒンドゥタイムズ」（せん・８、団野大成騎手）が出走取消で１７頭のレースになりました。
１番人気は２頭重なっています。１頭は「⑭テーオーロイヤル」（牡・６、菱田裕二騎手）。今の長距離を代表する馬で、昨年末「ステイヤーズステークス（ＧⅡ）」は「アイアンバローズ」の２着、前々走の今年の「ダイヤモンドステークス（ＧⅢ）」は昨年に続き連覇、前走「阪神大章典（ＧⅡ）」は「④ワープスピード」に５馬身差をつけての優勝でした。菱田騎手は、３戦連続の騎乗です。
同じく１番人気は、「⑫ドゥレッツァ」（牡・４、戸崎圭太騎手）。昨年の「菊花賞（ＧⅠ）」馬。前走「金鯱賞（ＧⅡ）」は２着。「菊花賞」で実績を出しましたが、基本的には中距離の馬です。戸崎騎手は、３戦ぶりの騎乗です。
３番人気は、「①サリエラ」（牝・５、武豊騎手）。これまでの８戦中、６戦が複勝圏内という手堅い成績です。前走「ダイヤモンドステークス」は、「⑭テーオーロイヤル」のクビ差２着でした。武豊騎手は初騎乗です。前日の「青葉賞（ＧⅡ）」を「シュガークン」で優勝した武豊騎手の勢いで、重賞初制覇を目指します。
４番人気は、「⑦タスティエーラ」（牡・４、Ｊ．モレイラ騎手）。昨年の「ダービー（ＧⅠ）」馬。他のクラシックは、「皐月賞（ＧⅠ）」は「ソールオリエンス」の２着、「菊花賞」は「⑫ドゥレッツァ」の２着でした。前々走「有馬記念（ＧⅠ）」は６着、前走「大阪杯（ＧⅠ）」は１１着と、近走がふるわずに人気を落としています。モレイラ騎手は、３戦ぶり（「菊花賞」以来）の騎乗です。
５番人気は、「⑤ブローザホーン」（牡・５、菅原明良騎手）。今年初めの前々走「日経新春杯（ＧⅡ）」を優勝、前走「阪神大章典」は「⑭テーオーロイヤル」の３着でした。菅原明良騎手は、競争中止となった「京都大賞典（ＧⅡ）」を含めて、３戦連続の騎乗です。
６番人気は、「⑥ディープボンド」（牡・７、幸英明騎手）。「天皇賞（春）」は４年連続の出走となり、３年連続２着の大得意のレースです。最後の勝利は、２年前の「阪神大章典」。前々走「有馬記念」１５着、前走「阪神大章典」７着と、やや低迷しています。幸騎手は初騎乗です。
７番人気は、「⑨シルヴァーソニック」（牡・８、Ｍ．デムーロ騎手）。「天皇賞（春）」は３年連続の出走ですが、一昨年（川田将雅騎手）はスタート直後に落馬、昨年（Ｄ．レーン騎手）は３着でした。前走「阪神大章典」（武豊騎手）は、約１年ぶりの出走になりましたが１１着。Ｍ．デムーロ騎手は初騎乗です。
８番人気は、「④ワープスピード」（牡・５、三浦皇成騎手）。三走前「ステイヤーズステークス」は「アイアンバローズ」の４着、前々走「ダイヤモンドステークス」は「⑭テーオーロイヤル」の３着、前走「阪神大章典」は同じく「⑭テーオーロイヤル」の２着（但し５馬身差）でした。三浦騎手は、６戦ぶりの騎乗です。
８番人気ももう一頭、「⑯チャックネイト」（せん・６、鮫島克駿騎手）。前々走「アルゼンチン共和国杯（ＧⅡ）」は、重賞初挑戦で３着、前走「アメリカジョッキークラブカップ（ＧⅡ）」で重賞初制覇と、上り調子の成績です。ハーツクライ産駒が長距離向きではないということで、この人気なのでしょうか。鮫島克駿騎手は初騎乗です。
１０番人気は、「⑩サヴォーナ」（牡・４、池添謙一騎手）。三走前「菊花賞」は「⑫ドゥレッツァ」の５着、前々走「日経新春杯」は「⑤ブローザホーン」の２着、前走「阪神大章典」は「⑭テーオーロイヤル」の６着。池添騎手は、５戦連続の騎乗です。
１１番人気は、「⑪マテンロウレオ」（牡・５、横山典弘騎手）。昨年の「天皇賞（春）」は５着。今年は、三走前「中山金杯（ＧⅢ）」７着から始まり、前々走「京都記念（ＧⅡ）」９着、前走「日経賞（ＧⅡ）」４着。横山典弘騎手は、１０戦連続の騎乗です。この馬もハーツクライ産駒です。
レースは、「⑪マテンロウレオ」が先頭をとって始まりました。これを「⑫ドゥレッツァ」、「⑥ディープボンド」が追います。「⑩サヴォーナ」と「⑭テーオーロイヤル」はその後ろ。「①サリエラ」と「⑯チャックネイト」は中段の前方。「⑦タスティエーラ」と「⑨シルヴァーソニック」は中段。「④ワープスピード」と「⑤ブローザホーン」は中段後ろ。一周目、正面スタンドに入ったところで、1000ｍ５９秒７。「⑪マテンロウレオ」が５馬身差で逃げの態勢です。最後方は「⑮メイショウブレゲ」（牡・５、酒井学騎手）＜16番人気＞。ダートを主戦場にしてきた「⑱ハピ」（牡・５、浜中俊騎手）＜１５番人気＞は、途中で競争中止になりました。２週目の３角で、「⑪マテンロウレオ」に「⑥ディープボンド」が追いつき、これに「⑩サヴォーナ」と「⑭テーオーロイヤル」が続きます。「⑫ドゥレッツァ」は次第に後ろに下がってしまいます。４角を周って直線を向いたところで、外から「⑭テーオーロイヤル」が先頭に出ます。みるみる「⑥ディープボンド」を突き放し、上り３Ｆがメンバー３位でしたが、好位からの勝負が効いて２週目正面スタンド前で既に勝負あったという勢いです。上りメンバー最速は、中段後ろから発進した「⑤ブローザホーン」で、ゴール手前で「⑥ディープボンド」をかわして、２馬身差の２着。「⑥ディープボンド」は半馬身差の３着。本当にこのレースは強いです。更に半馬身差の４着は、上りメンバー２位の勢いで飛んできた「⑰スマートファントム」（牡・４、岩田望来騎手）＜１４番人気＞が大健闘。１馬身１／４差の５着に「④ワープスピード」。ここから一段でクビ差６着「⑩サヴォーナ」、そのクビ差７着「⑦タスティエーラ」。２馬身差の８着には最後方にいた「⑮メイショウブゲレ」が入りました。「①サリエラ」は１２着、レースを引っ張った「⑪マテンロウレオ」は１３着、「⑯チャックネイト」は１４着、「⑫ドゥレッツァ」は１５着、「⑨シルヴァーソニック」は１６着。なかなか難しいレースでした。「⑭テーオーロイヤル」は、重賞３連勝でＧⅠ初制覇。菱田騎手もＧＩ初勝利です。「⑱ハピ」は無事だったようで何よりでした。