2024年4月20日(土)。天気曇り。蒸し暑い一日でした。西武多摩川線「白糸台駅」。

新101系電車の運転台。

「武蔵境駅」に到着しました。多摩川線は自転車を車内に持ち込むことができます。

「武蔵境駅」北口。ここから西武バス「境04ひばりヶ丘駅行き」に乗ります。

「ひばりヶ丘団地」です。レッツゴーヒバリーヒルズ。元は1959(昭和34)年造成の公団団地でしたが、建物はすっかり新しくなっています。1999(平成11)年から2012(平成24)年にかけて更新工事が行われました。

緑豊かな街区で、たいへん住みやすそうな感じです。

「南沢通り」が「立野川」に向けて下って行く「笠松坂」。

荒川水系「黒目川」支流の「立野川」に架かる「笠松橋」を渡ります。

いったん「立野川」の川岸まで下りた後、再び坂を上がって「向山緑地公園」の入口に来ました。

私は、もう少し整備されている公園をイメージしていたのですが、かなりワイルドな状況でした。公園の入口から再び斜面を下って行くと、ハケ沿いの湧き水のある一帯に出ました。

このような橋は、近来見たことがありませんでした。

「立野川」の源流にあたるようです。滅多に人が近付かないのかも知れませんが、ここで休んでいた鴨が2羽、驚いて飛び立ってしまいました。申し訳ないことをしました。つげ義春の「沼」を思い出しました。

かつては、多摩地区の住宅街のそこここに、このような景観が拡がっていたのでしょう。今では貴重な空間です。

「立野川源流の湧水点」と表示してあるはずですが、一番上の「立」が切れてしまっていて、「野川」と読めます。

「向山緑地公園」を出て、再び「南沢通り」を進んで行くと、今度は「落合川」に架かる「毘沙門橋」を渡ります。

「毘沙門橋」の袂に、真言宗智山派の寺院「宝塔山吉祥院多聞寺」があります。奥のヒバの木の横に、ここに1885(明治18)年に新築された「共立学校」の説明板がありました。「共立学校」は、南沢村・小山村・落合村・門前村・神山村・柳窪新田・栗原新田の学校で、「小学校令」の公布された翌1886(明治19)年に「共立尋常小学校」となり、1906(明治39)年に「久留米村尋常高等小学校東分教場」となりました。

「多聞寺」の山門。嘉永5(1852)年築。

「多聞寺」の本堂。1975(昭和50)年築。

「落合川」の河畔には、「南沢水辺公園」が整備されています。

「南沢湧水」に架かる「宮前橋」から。とうとうと水が流れています。

その前に(名前のとおり)、南沢の鎮守「南沢氷川神社」があります。

「南沢氷川神社」の拝殿。

拝殿から鳥居の方向を振り返ります。

「南沢湧水群」に沿って歩きました。ここは、毎日1万トンの流量があり、東京で一番の湧き水ということです。「平成の名水百選」にも、東京都で唯一選ばれています。

「南沢緑地保全地域」の中の竹林。

「都立六仙公園」に出ました。

広々とした公園です。縄文時代中期の「六仙遺跡」に由来した名前が付けられています。

藤棚には見事な藤の花が咲いていました。

この辺りは、自然を感じることのできる景観が多く、気分が落ち着いてきますね。

「イオンモール東久留米」。

「サイゼリヤ」で休憩です。前菜はゆで青豆、玉ねぎのスープとペペロンチーノのパスタ。

メインも食べようと思いましたが、もうすっかりお腹いっぱいになり、コーヒーとティラミスのデザート。

西武バス「田44田無駅行き」で西武新宿線「田無駅」へ。

西武新宿線から多摩湖線に乗り換えて「国分寺駅」へ。行先が「玉川上水」になっているのは、方向幕の表示が回転中のためです。